生活・その他

2024年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

ウメマツです。

あけましておめでとうございます。

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[2024年1月1日の朝焼け]

東京は青空が広がっていますが、風の強い元旦です。国内も国際情勢も波乱の続く年になりそうです。近代的な政治経済の仕組みが崩れかけ、新しい時代に向かおうとしているのかもしれません。大きく人類史を眺める視点と、一人ひとりのささやかな生活を守る努力と、その両方を併せ持田なければならないと思う年の初めです。

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[昨年10月に国会議事堂見学に行きました。(恥ずかしながら)二人とも初めてでした]

私たちも健康に気をつけながら、それぞれの仕事を楽しみながらやっていきたいと思っています。細々ですが、このブログも書き続けていきます。今年もどうぞよろしくお願いします。

2023年12月25日 (月)

クリスマス

まつこです。

クリスマス、おめでとうございます。

11月から12月にかけて、職場でいろいろあって、週末出勤もずっと続いていて、あっ!と気づいたら、クリスマス・イブでした。

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[10年以上、ずっと同じオーナメントのツリー]

クリスマスのお祝いに趣向を凝らす余裕はなく、いつもと同じツリー、いつもと同じロースト・チキン、いつもと同じセーター・・・。うめぞうと二人きりで、静かなホリデーです。

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[10年以上、ずっと同じクリスマス用のセーター]

昨年との違いは、手にしたグラスの中身がノン・アルコール・ワインということぐらいでした。でも、まあ、こうして例年どおりのお祝いができるのは、大禍なく1年が過ごせた証です。若い頃はレストランのクリスマス・メニューとか、プレゼントとか、年によってはヨーロッパへ旅行とか、あれこれ欲望にまみれたクリスマスを大いに楽しみましたが、60歳を超えて、ここから先は去年や今年と変わらない、穏やかなクリスマスを来年も迎えられれば、それだけでありがたいことです。

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[いつもどおりのロースト・チキン]

去年と唯一違うのは、パン屋のPaulでサン・ニコラが買えたことくらい。去年、店員さんから「サン・ニコラ、もうやめたんです」と言われてがっかりし、私はPaulのHPから本社(レアールパスコベーカリーズ)あて、「ぜひ、来年はサン・ニコラを作って売ってください」と投書したのです。私の投書で再版が決まったわけではないと思いますが、今年はサン・ニコラが復活していました。

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[朝ごはんにサン・ニコラ]

年を取ると、出来ていたことが出来なくなる寂しさもありますが、平穏でささやかな生活を、しみじみと喜べるるようになります。来年も同じようなクリスマスを迎えられますように!

 

 

2023年12月 3日 (日)

いよいよ師走

まつこです。

あれこれ予定が立て込む師走。そのさなかにペア碁大会に参加しました。

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[飯田橋のホテルが会場でした]

男性はネクタイ、ジャケット着用というドレス・コードがあり、おしゃれをして来るようにという趣向の大会です。うめぞうは10年ほど前に作って一度しか着ていないタキシードを着て参加しました。私はなんと40代の頃に来ていたエミリオ・プッチのワンピース。もはやヴィンテージ。他の参加者さんたちも、和服あり、ドレスありで、華やかでした。

結果は2勝2敗。惜しい負けもありましたが、どの相手ペアも強かったので、そこそこの結果です。

人気の大会なので、参加希望者が多く抽選になってしまうのですが、タキシードをタンスのこやしにしないために、来年も出場できればいいなあと思っています。

 

閑話休題

先月、洗濯機が壊れて、新しいのに買い換えました。洗剤は自動投入してくれるし、乾燥も早いし、(ちょっと高かったけど)満足しています。

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[すっきりデザインも気に入っています]

ボタンが液晶パネルになっているのですが、電源を入れると「おはようございます」という挨拶が表示されます。

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[午後であれば「こんにちは」というメッセージが出ます]

苦笑してしまったのが、洗濯や乾燥の終了時に取りに行くと出ているメッセージ。

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[すぐに行かないと、違うメッセージが表示されます]

「すぐに取りに来てくれてありがとうございます」と、洗濯機にお礼言われてもねえ・・・と、最初は違和感があったのですが、最近はこのメッセージを見るために終わるやいなや取りに行くようになりました。

他にもスマホで遠隔操作できるとか、ナノイーなんとかとか、いろんな機能満載です。エンジニアたちがあれこれ知恵をしぼって多機能にしているのでしょうが、ちょっと凝り過ぎかなという印象です。機能はシンプルに、その分、もうちょっとお安くしてください、パナ○ニックさん!

2023年8月26日 (土)

香りの記憶力

まつこです。

友人からエルメスのオードトワレ「ナイルの庭」のミニ・ボトルをもらいました。夏にぴったりな爽やかな香りです。

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[シトラス系の香り。スーッと涼しい気分になれます]

3年以上に及ぶマスク生活の間に、香水やコロンを楽しむこともなくなっていました。久しぶりに新しい香水が欲しくなり、まずは情報収集のためデパートへ出かけました。

これまでの私の香水遍歴は・・・

30代「カルヴァン・クライン・エタニティ」→「シャネル19番」

40代「クロエ」→「ジュール ドゥ エルメス」

50代「カルヴェン・ル・パルファン」→「ジョゼフ・パルファム・ドゥ・ジュール」

おおよそこんなところでした。30代、40代はそれぞれ日本で流行していた王道の香り、50代には日本であまり使っている人が多くない香りを海外で手に入れていましたが、こうして見ると基本的にフローラル系ですね。今回もあまり重くなり過ぎない、しかし子供っぽくならないフローラル系の香りを探してみることにしました。

デパートではゲラン、シャネル、トム・フォード、クロエ、キリアンなどの香りを、それぞれいくつかムエットにつけてもらいました。取捨選択して全部で15種類くらいのムエットを家に持ち帰りました。

ここで役に立つのがうめぞうです。うめぞうは嗅覚が比較的鋭く、香りの好みもはっきりしています。一方でうめぞうはブランドの知名度や人気について何の知識も持たないので、偏見を持たずに香りだけで選ぶことができます。ここは、最終的な選択はうめぞうに任せましょう。

うめぞうが「この匂い、なんか懐かしい気がする・・・」と言ったのは、「クロエ」。10年以上前に私が使っていたのを覚えていたようです。さらに「これも君っぽい香りがする・・・」と言ったのは、シャネルの「19番」。30年前とは少し変わっているはずですが、基本的には同じラインの香りです。うめぞうの嗅覚と香りについての記憶力は、やはりなかなかのものです。

このうめぞうが、最終的に選んだ香りはこちらです。

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[ガブリエル・エッセンス]

なめらかなフローラル系の香りで、けっこう存在感があります。こういう香りをまとう時には、やっぱり少しだけちゃんとおしゃれしないといけません。デニムとTシャツという組み合わせには合わないように思います。さりげなく洗練されている、そんなファッションを秋冬は楽しみたいものです。

というわけで、うめぞうはコロナ感染による嗅覚障害がないことが証明されました。

 

2023年8月16日 (水)

自家製メロン・ソーダ

まつこです。

我が家のコロナ騒動は、とりあえず収束しました。その間、コメントあるいはメールなどでご心配いただきありがとうございました。

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[1952年に開業した喫茶ルオー。1980年ごろ、赤門前から正門前に移転]

病み上がりのうめぞうを待ち受けていたのは、編集者からのゲラの催促でした。かなり長いものなのですが、だいぶ前に届いていて、締め切りは8月初旬でした。しかし、そもそもコロナウイルスに感染する前から、校正作業は決定的に遅滞していました(要はサボっていた)。編集者からの督促に、うめぞうは「いやー、実はコロナにかかっちゃって・・・」と、コロナ感染を締め切り延長の口実とし、編集者から同情と猶予をいただきました。

締め切りを延ばしてもらったところで、待ったなし!2週の一度、お願いしている家事代行のミッシェルさんがお掃除にやってきたときも、うめぞうは近所の喫茶店に移動して、せっせと校正をしています。

私は私で次の仕事に着手しなければならないのですが、イギリス行きの予定がなくなったので、若干、時間に余裕のある夏です。外の夏空を眺めながら、のんびりティー・タイムなど楽しんでいます。

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[自家製メロン・ソーダ。炭酸水を入れると、モクモクと泡がたちます]

今日はお茶の時間にメロン・ソーダを作ってみました。頂き物のメロンに生産者さんからのメッセージが入っていたのですが、そこにメロン・ソーダの作り方が書いてありました。メロンを半分に切ると、真ん中にタネとドロリとした果汁が入っていますが、その部分を濾してジュースだけ取り出し、炭酸水で割るのです。甘くて、爽やかで、おいしい! 今までタネごと捨てていたの、もったいなかったなあ・・・。今が旬のメロン、どうぞお試しあれ。

 

2023年8月 9日 (水)

うめぞう、水!

まつこです。

Day 10: 「そろそろ帰っていいころな」という、しょーもない駄洒落を発するくらいに、うめぞうは元気になりました。

私が帰宅してまずやったのは、お布団、枕、ベッドパッドなどのお洗濯。最近、近所にコインランドリーができて、羽毛布団も洗濯できると書かれていたので、試してみることにしました。

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[近所にできたBaluko Laundry Place]

コインランドリーを使うのは、もう何年ぶりでしょうか。いやー、その間のコインランドリーの進化ぶりに驚きました。使用前に洗濯機の洗浄はしてくれるし、洗剤は持っていかなくても自動投入してくれるし、そもそも店内が清潔感があって安心です。大型の洗濯乾燥機なので、スピーディ。薄手の羽毛布団2枚の洗濯が、乾燥まで含めて1時間ほどで完了しました。仕上がりもフカフカ。我が家のドラム式の洗濯乾燥機も浴室乾燥も、ものすごく長く時間がかかってしまうので、これからはこのコインランドリーを頻繁に使うことになりそうです。

うめぞうのコロナも重症化せずに済んでよかったねえ、私も感染しなくてよかったねえ・・・と二人で胸を撫で下ろしていたところに、うめぞうの友人の医師から強い警告の言葉をもらいました。高齢者のコロナ感染は、呼吸器系の症状が治ったあとでも、血栓ができて脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすいのだそうです。「一人暮らしはやめたほうがいいです。梗塞を起こして動けずそのまま脱水で死に至り、腐乱死体で発見されるという最悪のシナリオの確率は0ではない事を肝に銘じてください」とのこと。

この警告メッセージの強烈さに反応し、私は8月後半に延期していた渡英のフライトを即刻キャンセルしました。4年ぶりのイギリス行きを楽しみにしていたのですが、気がかりなまま出かけるのは、かえってストレスになります。回復から1ヶ月くらい、ひたすら水分補給(1日に1.5リットル)をすることがリスク軽減のために肝要だそうです。

「うめぞう、水、飲んだ?」、「うめぞう、お水、飲んでね」、「うめぞう、水!」と、1日に20回くらい念仏のように唱えながら過ごす夏休みになりそうです。

2023年8月 5日 (土)

我が家のコロナ体験(続き)

まつこです。

我が家のコロナ体験、続編です。

7日目にはうめぞうもほぼ回復し、自分で作った朝ご飯や掃除した部屋の様子の写真を自慢げに送ってきました。

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[うめぞうの朝ご飯。「正調目玉焼き」だそうです]

お医者さんから10日目まではウイルスが出て感染リスクが消えないと言われたので、私は引き続きホテルで過ごすことに。投宿していたフォーレスト本郷が満室とのことで、湯島ガーデンパレスに移動しました。私学共済の宿です。こちらも我が家から徒歩圏。

いろいろ仕事関係の本や趣味で読みたい本を持ち込んで、ワーケーション気分・・・と言いたいところですが、いつもの生活圏内なのでどこを見てもお馴染みの風景で、旅行気分はゼロです。運動不足にならないように、早朝に散歩に出たら、神田明神でラジオ体操していたので、一緒に参加してみました。

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[神田明神のラジオ体操。お参りしてから体操する人たちが何人かいました]

何人かの職場の同僚からも感染したという知らせが届きました。「第9波」を実感します。あまり神経質に不安がってもいけませんが、油断してもいけませんね。みなさんも、どうか気をつけてお過ごしください。

2023年8月 2日 (水)

7月のうめぞう

まつこです。

たいへんご無沙汰しました。その間、お立ち寄りくださった方たち、申し訳ございません!その間、私はあれこれ引き受けた仕事が重なり、猛然と忙しく、うめぞうはせっせと主夫業に勤しんでいました。

7月4日はうめぞうん誕生日でした。すっかり料理の腕をあげたうめぞうに、日頃の感謝の思いを込めてカードとプレゼントを進呈。今年のプレゼントの箱は大きい!

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[芝野虎丸ファンのうめぞうには、虎の絵のカードをあげました]

うめぞう、74歳です。キャラクター的になかなか老成しないタイプなので、もうちょっと若いと思われがちですが、後期高齢者目前です。これからも健康に気をつけて、元気で過ごしてもらいたいものです。

と、誕生日を祝ってから、数週間後・・・

うめぞうが、とうとうコロナウイルスに感染してしまいました。手洗いやうがい、人混みのマスクなど、それなりに気を使っていたつもりだったのですが・・・。私の職場でも感染者が多く、気が付かないうちに、私がウイルスを持ち込んだ可能性もあります。デパートに買い物に行ったときかもしれません。地下鉄の中かもしれません。もはや感染ルートなど探りようがありません。

Day 0: 夜、喉が痛いと言い出す。やや疑念はわくものの、まだ発熱はなく、毎夜、就寝中にエアコンを使い続けていたからかもと、希望的観測。

Day 1: 喉は少し痛いと言いながらも、夕食の焼肉はモリモリ食べる。大丈夫かなと安心しかけたところで、夜になって発熱。38度くらい。時刻は夜9時半。あわてて抗原検査キットを買いにドラッグストアへ。とりあえず陰性で安堵し、総合感冒薬を服用させる。念のため、私は寝室ではなくリビングのソファで就寝。

Day 2: 朝は少し下がっていた熱が昼には再度、38度以上に。今回は抗原検査もばっちり陽性。在宅医療専門のクリニックから往診してもらい、ラゲブリオを処方してもらう。Amazonであわててパルスオキシメータを購入。うめぞうは寝室で隔離。食事に出てくる際は、私は書斎に。家の至るところにアルコール・ティッシュを配置し、やたらとあちこちワイプしながらの生活。しかし食欲はあり、3食しっかり食べる。

Day 3: 熱は37度くらいに下がったものの、喉の痛みはまだ強い。しかし食欲はあり、3食しっかり食べる。

Day 4: 熱は36度台。喉はまだかなり痛そう。しかし食欲はあり、3食しっかり食べる。

Day 5: 熱はほぼ平熱。喉の痛みもやや軽減。やはり食欲はあり、3食しっかり食べる。私の感染リスクを下げるため、家庭内隔離を続けていたけれど、「君にうつすことが心配だ。頼むから出て行ってくれ。本郷会館に行ってくれ」と言われ、夜の10時過ぎに、着の身着のまま近所のホテルにチェックイン。(ちなみに本郷会館とは昔の呼び名で、今はフォーレスト本郷。学会参加の研究者や受験生が泊まる文科省共済の宿です。)

Day 6: 我が家の冷蔵庫には、スープ、うなぎ、桃、メロン、甘酒などなど、うめぞうの好物がたくさん。一方の私は本郷会館の一室でコンビニのサンドイッチ ← 今、ここ。

まだ油断はできませんが、とりあえず危機は回避できたようです。74歳の老人うめぞうは「重症化リスクのある高齢者」なので、慎重を期さなければいけないなあと、あらためて思った7月でした。

ちなみに私は、予定通りであれば、今晩の飛行機でイギリスに向かっていたはずでした。行く気まんまんだったので、キャンセル不可の格安レートでホテルを予約してしまっていました(号泣)。これからは旅行の計画をするときはケチらず、飛行機もホテルもフレキシブルに変更可能なプランを選ぼうと、本郷会館の一室でため息をついています。

 

 

2023年5月 7日 (日)

To Celia

まつこです。

仕事の締め切りがふたつ、ほぼ同時に重なり、新学期の慌ただしさもあり、文字通り髪振り乱して働く間に、4月があっという間に過ぎていきました・・・。

連休を迎え、ちょっとホッとしたところで、デパートに出かけたところ、店内に流れていたギター・ソロの優しいメロディーが耳に入ってきました。「お、この曲は・・・」と思った瞬間、頭の中で歌い始めた歌詞は "O, Alma Mater, mother dear, with songs thy name we greet..."。母校のカレッジ・ソングです。

しかし高島屋が特定の大学のカレッジ・ソングを店内で流すはずもなく、このギター・ソロはイギリス民謡の演奏です。母校のカレッジ・ソングは古いイギリス民謡"Drink to me Only with Thine Eyes"のメロディに、アメリカ人の先生が歌詞をつけたものなのです。

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[古い絵葉書のデザインにもなっているようです]

このイギリス民謡の歌詞を見て、ベン・ジョンソンの"To Celia"とすぐにわかった人は、かなりな英文学通。1616年出版の詩集The Forestの中の一編の詩に、18世紀にメロディが付けられ、以来、長く愛されている曲です。

恋人への想いを綴ったわかりやすくロマンティックな恋愛詩ですが、学問好きなジョンソンらしく、紀元2世紀、古代ローマにいたギリシア人知識人ピロストラトスの詩の英語への翻案だそうです。

Drink to me only with thine eyes,
And I will pledge with mine;
Or leave a kiss but in the cup,
And I’ll not look for wine.
The thirst that from the soul doth rise
Doth ask a drink divine;
But might I of Jove’s nectar sup,
I would not change for thine.

I sent thee late a rosy wreath,
Not so much honouring thee
As giving it a hope, that there
It could not withered be.
But thou thereon didst only breathe,
And sent’st it back to me;
Since when it grows, and smells, I swear,
Not of itself, but thee.

君が瞳にて酒を汲め/ 我も君を見つめ返す/ 盃に残る口づけさえあれば/ 酒はいらぬ/ 魂より湧き上がる渇望は/ 聖なる酒を求めるとも/ 神の美酒さえ/ 君には及ばぬ

君に送りし薔薇の花輪/ 君への賛美と/ それ以上に薔薇への願い/ 枯れることなかれと/ その薔薇に君の息吹を/ 我が手元に戻りしとき/ 花開きし薔薇の匂いは/ まさに君の香気 

ワインの味とバラの香りの甘さが官能性と結びつきながら、愛に死を乗り越える神聖さを見出すという、ルネサンス期の恋愛抒情詩の代表作の一つです。

しかしカレッジ・ソングの歌詞にはワインもバラも出てこなくて、偉大なる先人の歩んだ学問の道を、たとえ険しく長くとも懸命に歩んで成長し、やがて母校を誇りとせよという内容です。甘いギターのメロディを聴きながら、高島屋の婦人服売り場で、"gate of knowledge"とか"wise and true"とかいう言葉が蘇ってきて、思わず苦笑してしまいました。ご関心のある方、あるいは懐かしい方、読んでみてください。

O, Alma Mater, Mother dear
With songs thy name we greet,
Who dost the Gate of Knowledge here
Set open for our feet.
Thou turn'st our faces to the light
Thou pointest us the way,
The great of old, the wise and true
Have trodden in their day.

What though the hills be steep and high
The path the rough and long
From toilsome days comes rest more sweet,
And heart and hand more strong
Then, Alma Mater, Mother dear,
Though parted far we be,
Thy name shall still our bosoms thrill
With pride and loyalty.

いやー、あまり勉強しろ、勉強しろとうるさく言われるよりは、甘いメロディに酔いたい・・・という方は、下記のYouTubeをどうぞ。




 

 

 

2023年3月10日 (金)

サザエさん

まつこです。

本日、うめぞうの友人たちを招いてのささやかなホームパーティということで、張り切って買いに出かけました。成城石井でカートを押して、てきぱきと食材を選びました。「久しぶりのホームパーティだし、ちょっとくらい贅沢したって構わないわ〜・・・」という気分で、ローストビーフ用の塊肉1キロまでカートに入れて、お会計へ。

バッグの中からお財布を出したところ・・・

がーーーーーん

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[左が名刺入れ、右がお財布]

名刺入れでした・・・。名刺入れの中身は名刺と教職員証とコピーカードだけ。若い女性の店員さんは親切で、荷物はそのままお店の冷蔵庫で保管してくれるとのこと。あわててお財布を取りに家に帰りました。頭の中に流れるのは「財布を忘れて、愉快なサザーエさん・・・」というおなじみの歌。

「ぜんぜん、愉快じゃないよ・・・」と思いながらも、春の暖かな陽気に包まれ、急いで歩いていると、「みんなが笑ってる〜、おひさまも笑ってる〜、るーるる るるるー 今日もいい天気〜」という続きが頭の中で、エンドレスに繰り返されます。

こうなったのも、スマイソンズの同じシリーズで、お財布や名刺入れを揃えてしまっているせいです。おまけにキャッシュレス化の流れを受けて、しばらく使っていた長財布からミニ財布に変えたら、名刺入れと区別がつきにくくなってしまいました。

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[前から使っているコインケースと長財布]

ボンド・ストリートに本店を構えるスマイソンズは、ほかの有名ブランドに比べると、日本での知名度は低いのですが、このきれいな水色が気に入っています。スマイソンズでは「ナイルブルー」と呼ばれている色です。色違いもあり、「パナマ」と呼ばれるシリーズです。19世紀、ヴィクトリア女王の時代に始まる老舗が「ナイルブルー」とか「パナマ」とかいう名称をつけるのは、いかにも植民地主義の名残・・・と、思いながらも使っています。

なんにせよ、出かけるときには、「財布、鍵、スマホ」の3点セットは必ず確認しよう、と改めて思った春の日でした。

 

 

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