生活・その他

2019年12月10日 (火)

クリスマスまであと15日

まつこです。

西片町教会で開かれた「クリスマス・オルガンコンサート&セミナー」に行ってみました。在宅医療に特化した根津クリニックの主催です。

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[ご近所の小さな教会です]

こちらのクリニックで音楽療法士をしておられるオルガニストの井上紗和子さんの演奏を聴き、その間に院長の任博先生の「ナチュラルにアンチエイジング」という講演を聞くというおもしろい企画でした。

任先生のお話によると、エイジングには個人差があって、心身の健康度は実年齢プラスマイナス20%の範囲で幅があるのだそうです。つまり実年齢50歳で同じでも、若々しい人だとマイナス20%で40歳、老けこんじゃっている人は60歳の心身になるということです。個人差はあるけれど生き物としての自然な老化にあわせて、うまく歳を重ねていくことが大切だというお話でした。

その秘訣は「色気」、「食い気」、「歩け」の3つだそうです。いろんなものに興味を持ち社会的生活を維持する「色気」と、バランスの良い食事をしっかりとる「食い気」と、毎日、しっかり歩いて運動機能を保つことが大切。ごく当たり前のことのようですが、説得力のあるお話でした。オルガンの演奏も楽しめました。

その二日後もクリスマス・コンサート。今度は大久保の淀橋教会で開かれた「べー・チェチョル クリスマスコンサート」です。

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[メソジスト派だそうです。とても大きくて立派な教会でした]

ベー・チェチョルさんはオペラ歌手としてドイツで活躍している最中に、甲状腺ガンの手術をし、そのために声を失ってしまいました。日本の医師の手術によって声帯の機能を取り戻したのですが、その復活は「奇跡」とされ、NHKのドキュメンタリーにもなりました。

もとのような華やかなオペラ歌手としての活躍はできなくなりましたが、本人の厚い信仰心に支えられた誠実な歌声は、たとえときにかすれても、聞く者の心に深く響いてきます。またベーさんをずっと支援している日本人プロデューサーとの、日韓の国境を超えた友情の物語も心うつものです。

ベーさんの声帯の調子は万全ではなく、この日のコンサートではたくさんの歌は歌えず、ピアノの演奏や聖書や詩の朗読が多かったのですが、心温まる時間を過ごすことができました。

大久保にはにぎやかなコリアン・タウンがあります。韓国人歌手ベーさんの歌を聞いたあとは、韓国料理店にぜひ行きたい!

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[マッコリとサムゲタン]

サムゲタンの専門店に行き、一人一羽ずついただきました。おいしかったです。

冷たい雨が降っていた日だったのですが、心も体も暖かくなった日曜日でした。

 

 

2019年12月 7日 (土)

クリスマスまであと18日

まつこです。

今朝の散歩のときに見つけたクリスマス風景はこれ。

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[東大農学部の動物医療センター前に立つ彫像]

明治期のお抱え外国人教師のひとりヨハネス・ルートヴィヒ・ヤンソン(1849-1914)は、近代的な獣医学を日本にもたらした人だそうです。

そのヤンソン先生を記念する胸像がクリスマス仕様になっていました。はるばるプロシアから日本にやってきて、まさか死後100年以上たってからこのような姿になるとは、想像だにできなかったでしょう。

でも冬枯れたキャンパスに鮮やかな赤い色が映えて、微笑ましい風景でした。

2019年12月 5日 (木)

クリスマスまであと20日

まつこです。

寒くなってきました。でもこの時期はクリスマスが近づいているワクワク感があって、1年でいちばん楽しい季節です。

我が家もクリスマスの準備を始めました。

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[今年新しくしたリース]

玄関のリースは、昨年まで使っていたのが傷んだので、新しいのを買い求めました。ちょっと渋めの色合いのリースです。

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[窓辺は例年通りの飾り付け]

ダイニング・テーブル横の窓辺は、毎年どおりドイツで買った「もみの木村」を飾ります。

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[クリスマス・ツリーも例年通り]

クリスマス・ツリーも昨年と全く同じです。

今年の冬休みはどこにも出かける予定はないので、あれこれ行事を入れて、東京のホリデー・シーズンを楽しもうと思っています。

2019年11月30日 (土)

神楽坂でスコットランド

まつこです。

11月30日は聖アンデレの記念日、Saint Andrew's Dayです。Saint Andrewはスコットランドの守護聖人なので、この日にスコットランドでは郷土料理を食べたり、伝統的な音楽を楽しんだりするようです。5年前にはトムとジュディの家に呼ばれて、ハギスを食べました。

ハギスを食べられるところが東京でもあるのか調べてみたら神楽坂にスコットランド料理店があるとのこと。さっそく出かけてみました。

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[とりあえず今のところは連合王国なのでユニオン・ジャックのバッグでもいいでしょう]

The Royal Scotsmanというガストロ・パブです。外観はイギリスでよく見かけるパブですが、なんでも真似しながらより洗練させるところが日本流。こちらのパブでは、6種類のビールを温度やガスの圧力などを徹底管理し、一番おいしい状態で出すよう心がけているそうです。

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[スコティッシュ・パブらしく青地に白の斜め十字のSt Adnrewの旗がかかっています]

日頃、私はあまりビールを飲まないのですが、この日飲んだBrew Dogというドラフト・ビールはフルーツっぽい香りでとても美味しかったです。

ハギスも頼んでみました。

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[たっぷりのマッシュ・ポテトと一緒に出てきました]

丁寧に作られているようで内臓の臭みはありません。添えられたウィスキーをかけて食べてみたのですが、このウィスキーはピートの匂いらしいくすんだ独特の香りがします。

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[この日は日曜日だったのでサンデー・ローストがありました]

この日のサンデー・ローストはビーフで、ヨークシャー・プディングもついていました。なかなか美味しかったです。

もともとフランスのビストロで働いていたのに、バグパイプの音色に魅せられて、スコットランド通になった料理人の方が始めたお店だそうですです。ぬるいビール飲みながらハギスをつつけば、北国スコットランドにいる気分になってきます。寒く長い夜が続く冬の季節にこそ、行きたくなるお店です。

 

 

2019年11月20日 (水)

サン・ニコラのパン

まつこです。

ちょっと早いのですが、朝食にサン・ニコラ登場。

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[パン屋Paulのサン・ニコラ]

6世紀に小アジアの都市ミラの大主教だったニコラウスは子供たちの守護聖人です。この聖人の日は12月6日。ベルギーやフランスのアルザス地方では、このサン・ニコラの日に「マナラ」と呼ばれる小さな人型のパンを食べるのだそうです。3年前のクリスマスにストラスブールを訪れたときには、クリスマスまでこの人型のパンが売っていました。

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[ストラスブールで食べたマナラ]

このマナラをパン屋のPaulではサン・ニコラと呼んで、毎年、この時期になると売り出します。これを見ると、そろそろ冬だなあと思います。今年はうめぞうが見つけて買ってきてくれました。

ちなみに我が家は、朝食は毎日うめぞうの担当です。定番の朝食メニューは、スムージー、ホットケーキ、ヨーグルト、紅茶です。なかなか充実していて食べ応えがあります。これが我が家の朝のウメ定食です。

今年の6月頃だったと思いますが、うめぞうが「ねえ、ボク、毎朝、がんばって朝ごはん作っているんだけど、食器がいまいちなんだよね。もっと食器が良ければ、もっと美味しく食べられると思うんだ」と言い出しました。そこで7月のうめぞうの誕生日にプレゼントしたのが、朝食用の食器。ここは朝食マイスターうめぞうの努力に報いて、ぐっとゴージャスにロイヤル・コペンハーゲンにしました。

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[我が家の朝食用食器]

「プリンセス」というシリーズです。白と青のごくシンプルなデザインなので飽きがこなくて良いだろうと思って選びました。確かに食器が良くなったら、いつもの朝ごはんにぐっと高級感がでました。おまけに食洗機もOKなので、忙しい朝でも大丈夫です。

このロイヤル・コペンハーゲンの上で大の字になっているサン・ニコラ、ありがたくガブリと食べさせていただきました。

今年も残すところあと40日ほど。明日あたりからいよいよ寒くなるようですが、クリスマスやお正月を楽しみにがんばりましょう。

2019年11月17日 (日)

ペア碁大会

まつこです。

鍋料理のおいしい季節になってきました。

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[鳥茶屋でうどんすき]

先週の日曜日、飯田橋にある囲碁ファーストでペア碁大会がありました。ウメマツは夫婦ペアで参戦しました。

ペア碁は男女のペアが交互に石を打つのですが、言葉で意思疎通をすることは許されていません。パートナーの意図を想像しながらゲームを進めていきます。私たちがこの日、対戦したのは、大きなダイヤの指輪がまばゆいゴージャスなマダムと穏やかな手を打つ紳士のペアや、結婚したばかりの若いカップルなど。みなさん和気藹々で楽しかったです。

うめぞうと私の間には棋力に差があるため、うめぞうはハラハラしていたようです。心の中で「あそこに打て!」と念力を送っていたそうです。その念力がきいたのか、ウメマツ・ペアは3局打って、めでたく3連勝!

そのあとは、神楽坂の鳥茶屋で祝杯をあげました。楽しい日曜日でした。

 

2019年11月 9日 (土)

フランス組曲

まつこです。

2019年に始めた趣味のうち、囲碁は順調ですが、悪戦苦闘が続いているのがピアノ。先生に言われてバッハの「フランス組曲」に挑戦することになったのですが、これが実力をかなり上回る難易度で、1曲の譜読みにたっぷり1ヶ月かかってしまいました。

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[譜読みで大苦戦]

自分で好きな曲を選んで良いと言われたので、まずは早い曲を選択肢から排除し、おだやかな第4番のアルマンドを選びました。平明でゆったりとした曲だと思ったのですが、意外な音の変化や不協和音がたくさん出てきてます。「こんなの私にはムリ!」と諦めかけながらも、なんとか譜読みしていきました。

美しくて深みのある曲ですが、レッスンで先生からこの曲の宗教的側面について教えてもらいました。変ホ長調の曲ですが、バッハにとってこの「フラット3つ」は三位一体の意味があるのだそうです。また低音のゆっくりとしたリズムは、磔の刑に向けてゴルゴダの丘を登るキリストの歩みを表現しているのだそうです。

そのように言われると、この曲の穏やかさが死を前にしたキリストの澄み切った心を表現しているように聞こえてきます。おお、そんなに深い曲だったのかと、あらためて感動しました。しかしこの感動をそのまま演奏に反映できないのがはがゆいところです。

ピアノは反射神経や運動神経が必要なので、やはり年取ってからだとなかなかうまくなりません。もっと若いときにやっておけばよかったなあ、と後悔するものの、まあ、細々と続けていれば、若干の老化抑制にはなるでしょう。

マレイ・ペライアとかタチアナ・ニコラーエワの「フランス組曲」の演奏を聴きながら、抜きん出た才能を与えられた芸術家たちへの畏敬の念をあらためて感じています。訥々とぎこちないピアノを弾いたり、達人たちの名演奏を聴いたりしながら、どっぷりとバッハの音楽に浸っている今年の秋です。

 

[タチアナ・ニコラーエワのフランス組曲第4番]

 

 

2019年11月 3日 (日)

囲碁大会

まつこです。

文化の日の今日、ウメマツはそろって囲碁大会に出場しました。

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[休憩時間中に上から写真を撮ってみました。壮観です]

有楽町の東京国際フォーラムが会場です。参加者数は一千数百人とのことで、広大な会場に延々と碁盤が並べられています。

私はプロ棋士の吉原由香里先生の教室に通っているのですが、今日の審判委員長はその吉原先生。同じ教室に通う他の生徒さんたちもたくさん参加していましたが、吉原先生が自分の生徒をすぐに見つけられるように、「教室の生徒は、できれば黄色い服を着てほしい」と指示されていました。

で、私の今日の服装はこれーー

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[カナリア色のセーター]

なんと33年前に買ったセーターです。1986年のことです。まだ学生だった私はあまり金がなかったのですが、リージェント・ストリートにその頃あったScotch Houseで「えいっ!」と思い切って買ったカシミアのセーターです。もうずっと着ていなかったのですが、初めてイギリスで買ったカシミアのセーターなので、記念にとってありました。まさかこの年齢になって、囲碁大会参加のために着ることになるとは思ってもみませんでした。

で、戦績ですが、私は大会参加を申し込んだ時点ではまだ2級だったので、今日も2級で参加して4勝1敗。まずまずです。

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[苦戦するうめぞう]

うめぞうは新しいAI定石にチャレンジしているのですが、それが功を奏さず。ちょっと風邪気味だったこともあり、逆転負けや時間切れ負けが続いてしまい、1勝にとどまってしまいました。

本日の戦果はこのとおり。

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[大吟醸「白壁蔵」は4勝の賞品!]

終了後は国際フォーラムのすぐそばのブラッスリー・オザミで夕食と反省会をしてから帰ってきました。

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[うめぞうも、黄色いシャツを着て行きました]

朝から夕方までで5局も打ち、けっこうくたびれましたが、なかなか充実した文化の日でした。

 

 

 

2019年10月30日 (水)

霧の朝

まつこです。

今朝、窓の外はこんな景色ーー

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[東京の都心とは思えない風景]

霧がかかってなんとも幻想的な景色でした。

いつもの通勤路もちょっとロマンチックな雰囲気になっていました。

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[勤務先の大学近くの風景]

もうじき11月、木々の葉の色も変わり始めています。これからが東京がいちばん美しくなる季節ですね。

2019年10月24日 (木)

金木犀の香り

まつこです。

お天気に恵まれない今年の秋ですが、雨の合間の曇った空の下に金木犀の香りが漂っています。

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[マンションのエントランスを出たところにある金木犀]

朝、慌ただしく出勤するときにも、この香りに気づくと思わず足を止めてしまいます。秋には金木犀、早春には沈丁花、初夏にはクチナシ・・・いずれも季節を感じさせる香りです。

この秋、ちょっとだけショックだったのは区役所から届いた書類。「福祉部、介護保険課」とあるので、当然ながら70歳のうめぞう宛の書類だと思いこんだのですが、よく見たら私宛でした。「ミドル、シニア」を対象とした「老後の不安」についてのアンケート調査でした。認知症、一人暮らし、後見人、終末医療・・・など、人生の最終段階に起こりうる様々な事態に対し、どのような不安があるか、それに対する支援として行政に何を期待するかといった内容のアンケートでした。

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[区役所に返送するアンケート]

確かに老後はやってきて、遅かれ早かれ、公的な支援を受ける日が来ます。もちろん今までも、頭であれこれ思い描くことはありましたが、区役所からのアンケートに答えていると、老後がずっとリアルに感じられます。なにしろ「どこで死を迎えたいか」を、「自宅、病院、公的介護施設、老人ホーム」から選ぶのですから。現在、58歳。確かに、自分の死について考えても良い年齢です。健康でいる努力をするとともに、いつか必ず来るその日のために、あれこれ備えておくことも必要です。

そんな秋の日、柔らかく香る金木犀の匂いに、あといくたび、私は秋を迎えるのだろうかと足を止め考えてしまいました。あと何度、この香りをかぐのだろうか・・・。限りがあるからこそ尊い時間です。深まる秋の中で、ほのかに漂う金木犀の香りと過ぎ行く時間を、ちょっと切なく、いとおしむ気分になっています。

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