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2024年4月

2024年4月22日 (月)

ともに生きる

まつこです。

桜の季節はあっという間に終わってしまいましたが、その桜の時期を挟んで、我が家は春の嵐を経験していました。

少し前からうめぞうの体調が悪く、3月末に検査してもらったところ、膵臓がんが見つかりました。膵臓がんは転移や再発の可能性も高く、手強い病気ですが、幸いにして初期での発見で、医療機関でも迅速な対応をしていただき、今週から抗がん剤療法が始まり、2ヶ月ほどしたところで手術の予定です。

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[病気にしっかり向き合うためには食事も大切]

もちろんショックではありましたが、うめぞうは自分のこととして比較的冷静に受け止めていました。覚悟を決めて急速に身辺整理を始めたうめぞうを見ながら、私は食事も喉を通らず、夜は眠れない日がしばらく続きましたが、確定診断がくだされ、治療の計画がはっきりした時点で、心の中の暗雲が消え、前向きに対処していくぞ、という気持ちに切り替わったように感じています。

私たちは以前、医療系の大学に勤務していた経験もあり、医師の友人が多いのですが、比較的あっさりとした口調で「5年生存率50%」というようなことを伝えてくれます。感傷をこめない事実を冷静に語ってもらうと、立ち向かう現実がはっきりと見えて、むしろ励みになりました。

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[近所の根津神社ではつつじ祭りの季節を迎えています]

その間、うめぞうとはいろんな話をしながら、週末は二人でよく散歩をしています。おやつやおにぎりを持って小石川植物園へ行き、新緑の木陰のベンチでゆっくり読書をしていると、穏やかな時間が心地よく過ぎていきます。このような時間がいかに幸福かを、強く実感しています。ともに生きることの幸せを、あらためて切実に思い返している毎日です。願わくば、この日々が一日でも長く続くようにと祈りながら。

今回、病気が判明しなかったとしても、いずれ終わりがくる命を、最後まで大切に生き切る。それに尽きます。現代の医療の最先端で懸命に治療にあたってくださる医師たちに感謝しながら、患者とその家族として、しっかりと前向きに病気と向き合っていこうと思います。

久々の投稿で重い話題になってしまいましたが、私たちの人生の一つの節目の記録として残しておきます。

 

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