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2020年7月

2020年7月15日 (水)

ご無沙汰しました

うめぞうです。

 

すっかりブログの更新が途絶え、このままだと、ただでさえ少ない読者がついに愛想を尽かしてしまう。うめまつもコロナ危機と共に去りぬ、となりかねない。そこでとりあえず、その間のお詫びとご報告を一言。

まつこは、来る日も来る日も遠隔授業。コンピュータの前に座りきりの毎日だ。おかげさまで(皮肉じゃないよ)うめぞうは、すっかり専業主夫としてのアイデンティティを確立できた。気がつけば、朝食が終わると昼食の、昼食が終わると夕食とデザートの献立を頭の中で考えている。なかなか上達はしないが、料理の面白さは徐々にわかってきたようだ。

それにしても、日本の大学でこれほど教師が授業準備に時間をかけ、学生が聴講と課題に時間をかけたことは、かつてなかったのではないか。コロナ第二波の到来が現実となりつつある今、後期どころか来年度までこれが続くと、学生教員双方に相当なコロナ疲れが出てくるだろう。

ただ、どんなことにも思わぬ副産物がある。この経験を通じて勉学の面白さを実感した学生もいれば、講義内容を自分なりに深め、体系化できた教師もいたはずだ。部活やサークルは実際に人が集まらないとダメだが、大学で勉強したいという学生にとっては、この形でもいいじゃん、的な思いもあったはずだ。となると、今までの大学の講義はなんだったの?ということにもなる。

会社のことはあまりよく知らないが、それでもテレワークによって業務が効率化され、生産性が向上したという話はよく耳にする。もちろん需要の急激な落ち込みを吸収することまではできないだろうが、やがて需要が回復した時には、かなり経営の贅肉が落ちたことが実感されるだろう。満員電車での往復3時間がなければ、その分、仕事に時間と体力を振り向けられる。ホウレンソウなどと呼ばれた報告、連絡、相談の部類は、メールやズームに置き換えれば格段に短縮できる。個人への仕事の割り振りが明確され、誰が実質的な仕事をしているかが一目瞭然となる。もちろん「あの部長さん、要らなくない?」てなことにもなる。ばか高い賃貸料、光熱費を払って都心にビルを構えるよりも、会議は時間貸しの事務所を利用し、その浮いた予算で業務のデジタル化とネット環境の強化を進める。要するに建物や人の集まりとしてイメージしていた実体としての会社を、そっくりクラウド上に移し、会社を業務処理のためのアルゴリズムの束として見直す。

コロナ危機の中でこうした発想転換が進めば、おそらく多くの会社はもう元には戻れなくなるだろう。その時には、今以上の雇用喪失と格差拡大が予想される。これを前提として、今後の社会構想を今から練っておく必要があるだろう。ただ、この危機を通じて、人間にとって最も必要なものは何かという本質的な問いにも気付かされた面がある。それについてはまた次回。そのうち、まつこが、その間に食わされたうめぞうメシの写真をアップする予定だ。

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