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2019年11月 9日 (土)

フランス組曲

まつこです。

2019年に始めた趣味のうち、囲碁は順調ですが、悪戦苦闘が続いているのがピアノ。先生に言われてバッハの「フランス組曲」に挑戦することになったのですが、これが実力をかなり上回る難易度で、1曲の譜読みにたっぷり1ヶ月かかってしまいました。

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[譜読みで大苦戦]

自分で好きな曲を選んで良いと言われたので、まずは早い曲を選択肢から排除し、おだやかな第4番のアルマンドを選びました。平明でゆったりとした曲だと思ったのですが、意外な音の変化や不協和音がたくさん出てきてます。「こんなの私にはムリ!」と諦めかけながらも、なんとか譜読みしていきました。

美しくて深みのある曲ですが、レッスンで先生からこの曲の宗教的側面について教えてもらいました。変ホ長調の曲ですが、バッハにとってこの「フラット3つ」は三位一体の意味があるのだそうです。また低音のゆっくりとしたリズムは、磔の刑に向けてゴルゴダの丘を登るキリストの歩みを表現しているのだそうです。

そのように言われると、この曲の穏やかさが死を前にしたキリストの澄み切った心を表現しているように聞こえてきます。おお、そんなに深い曲だったのかと、あらためて感動しました。しかしこの感動をそのまま演奏に反映できないのがはがゆいところです。

ピアノは反射神経や運動神経が必要なので、やはり年取ってからだとなかなかうまくなりません。もっと若いときにやっておけばよかったなあ、と後悔するものの、まあ、細々と続けていれば、若干の老化抑制にはなるでしょう。

マレイ・ペライアとかタチアナ・ニコラーエワの「フランス組曲」の演奏を聴きながら、抜きん出た才能を与えられた芸術家たちへの畏敬の念をあらためて感じています。訥々とぎこちないピアノを弾いたり、達人たちの名演奏を聴いたりしながら、どっぷりとバッハの音楽に浸っている今年の秋です。

 

[タチアナ・ニコラーエワのフランス組曲第4番]

 

 

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コメント

美しい曲ですねー。私もえっちらおっちらとまだ(!)ブルクミュラーを練習していますが、これが終わったら、バッハを弾いてみたくなりました。それにしても、若い頃よりはコツコツ練習しているにもかかわらず、全然上達しないのは、やはり反射神経が落ちているからなのですね。子供の頃は、ろくに練習せずにほぼ初見の状態でもはったりをきかせることができたのに、今や拍や指遣いのちょっとした間違いを指摘されても、臨機応変に修正できず、「わかりました!次回までに練習しておきます」となります。「大人のピアノ」、面白うて哀しいところがあります。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

最近、老眼が進んだのもハンディキャップになっています。仕事用のリーディング・グラスだと譜面との距離にぴったり合わないようで、これはボーナスでピアノ用の老眼鏡を買わなくちゃいけないかも・・・と思っているところです。

ブルグミュラー、私もやってますよ。大昔にやったはずの曲なのに、なかなか完璧には弾けなくて、「私、もしかして子供の頃よりヘタになってる?」と、あらためて落ち込んでいます。それでもやめる気にならず、細々とでも続けようとする辛抱強さが年の功かと。「大人のピアノ」は健気でもあります。

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