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2019年11月

2019年11月30日 (土)

神楽坂でスコットランド

まつこです。

11月30日は聖アンデレの記念日、Saint Andrew's Dayです。Saint Andrewはスコットランドの守護聖人なので、この日にスコットランドでは郷土料理を食べたり、伝統的な音楽を楽しんだりするようです。5年前にはトムとジュディの家に呼ばれて、ハギスを食べました。

ハギスを食べられるところが東京でもあるのか調べてみたら神楽坂にスコットランド料理店があるとのこと。さっそく出かけてみました。

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[とりあえず今のところは連合王国なのでユニオン・ジャックのバッグでもいいでしょう]

The Royal Scotsmanというガストロ・パブです。外観はイギリスでよく見かけるパブですが、なんでも真似しながらより洗練させるところが日本流。こちらのパブでは、6種類のビールを温度やガスの圧力などを徹底管理し、一番おいしい状態で出すよう心がけているそうです。

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[スコティッシュ・パブらしく青地に白の斜め十字のSt Adnrewの旗がかかっています]

日頃、私はあまりビールを飲まないのですが、この日飲んだBrew Dogというドラフト・ビールはフルーツっぽい香りでとても美味しかったです。

ハギスも頼んでみました。

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[たっぷりのマッシュ・ポテトと一緒に出てきました]

丁寧に作られているようで内臓の臭みはありません。添えられたウィスキーをかけて食べてみたのですが、このウィスキーはピートの匂いらしいくすんだ独特の香りがします。

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[この日は日曜日だったのでサンデー・ローストがありました]

この日のサンデー・ローストはビーフで、ヨークシャー・プディングもついていました。なかなか美味しかったです。

もともとフランスのビストロで働いていたのに、バグパイプの音色に魅せられて、スコットランド通になった料理人の方が始めたお店だそうですです。ぬるいビール飲みながらハギスをつつけば、北国スコットランドにいる気分になってきます。寒く長い夜が続く冬の季節にこそ、行きたくなるお店です。

 

 

2019年11月23日 (土)

映画『真実』

まつこです。

学園祭で授業が休講になった日、祝日気分で映画を観に行きました。是枝監督の『真実』です。派手さはないけれど、洗練された大人のための家庭劇でした。

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[カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークの揃い踏み]

是枝作品は飛行機の中で観た『万引き家族』が面白かったので、今回も期待して観に行きました。『万引き家族』が偽物の家族が心を通わせる物語だったのに対し、こちらは血の繋がっていても秘密や嘘が隠れている家族を描いています。しかも俳優や脚本家が集まっている芸能一家なので、どこまでが演技や作り物のセリフなのかわからないという複雑さを抱え込んでいます。心理的緊張、エスプリの効いた会話、美しい晩秋のパリの風景、いかにもフランス映画です。

貫禄たっぷりのカトリーヌ・ドヌーヴは、横顔を見せてタバコを吸ったり、ヒョウ柄のロング・コートで並木道を歩くだけで、女優オーラ全開。スター女優として自己演出を貫き通した一生を、老女優が振り返るという設定は、まるでドヌーヴへのオマージュとして作られた映画のようでした。

ドヌーヴは今月、脳卒中を起こして入院したそうですが、現在、76歳。また元気になって、いかにも女優然とした雰囲気をまといながら、パリの街をまた歩いてほしいものです。

2019年11月20日 (水)

サン・ニコラのパン

まつこです。

ちょっと早いのですが、朝食にサン・ニコラ登場。

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[パン屋Paulのサン・ニコラ]

6世紀に小アジアの都市ミラの大主教だったニコラウスは子供たちの守護聖人です。この聖人の日は12月6日。ベルギーやフランスのアルザス地方では、このサン・ニコラの日に「マナラ」と呼ばれる小さな人型のパンを食べるのだそうです。3年前のクリスマスにストラスブールを訪れたときには、クリスマスまでこの人型のパンが売っていました。

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[ストラスブールで食べたマナラ]

このマナラをパン屋のPaulではサン・ニコラと呼んで、毎年、この時期になると売り出します。これを見ると、そろそろ冬だなあと思います。今年はうめぞうが見つけて買ってきてくれました。

ちなみに我が家は、朝食は毎日うめぞうの担当です。定番の朝食メニューは、スムージー、ホットケーキ、ヨーグルト、紅茶です。なかなか充実していて食べ応えがあります。これが我が家の朝のウメ定食です。

今年の6月頃だったと思いますが、うめぞうが「ねえ、ボク、毎朝、がんばって朝ごはん作っているんだけど、食器がいまいちなんだよね。もっと食器が良ければ、もっと美味しく食べられると思うんだ」と言い出しました。そこで7月のうめぞうの誕生日にプレゼントしたのが、朝食用の食器。ここは朝食マイスターうめぞうの努力に報いて、ぐっとゴージャスにロイヤル・コペンハーゲンにしました。

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[我が家の朝食用食器]

「プリンセス」というシリーズです。白と青のごくシンプルなデザインなので飽きがこなくて良いだろうと思って選びました。確かに食器が良くなったら、いつもの朝ごはんにぐっと高級感がでました。おまけに食洗機もOKなので、忙しい朝でも大丈夫です。

このロイヤル・コペンハーゲンの上で大の字になっているサン・ニコラ、ありがたくガブリと食べさせていただきました。

今年も残すところあと40日ほど。明日あたりからいよいよ寒くなるようですが、クリスマスやお正月を楽しみにがんばりましょう。

2019年11月17日 (日)

ペア碁大会

まつこです。

鍋料理のおいしい季節になってきました。

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[鳥茶屋でうどんすき]

先週の日曜日、飯田橋にある囲碁ファーストでペア碁大会がありました。ウメマツは夫婦ペアで参戦しました。

ペア碁は男女のペアが交互に石を打つのですが、言葉で意思疎通をすることは許されていません。パートナーの意図を想像しながらゲームを進めていきます。私たちがこの日、対戦したのは、大きなダイヤの指輪がまばゆいゴージャスなマダムと穏やかな手を打つ紳士のペアや、結婚したばかりの若いカップルなど。みなさん和気藹々で楽しかったです。

うめぞうと私の間には棋力に差があるため、うめぞうはハラハラしていたようです。心の中で「あそこに打て!」と念力を送っていたそうです。その念力がきいたのか、ウメマツ・ペアは3局打って、めでたく3連勝!

そのあとは、神楽坂の鳥茶屋で祝杯をあげました。楽しい日曜日でした。

 

2019年11月 9日 (土)

フランス組曲

まつこです。

2019年に始めた趣味のうち、囲碁は順調ですが、悪戦苦闘が続いているのがピアノ。先生に言われてバッハの「フランス組曲」に挑戦することになったのですが、これが実力をかなり上回る難易度で、1曲の譜読みにたっぷり1ヶ月かかってしまいました。

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[譜読みで大苦戦]

自分で好きな曲を選んで良いと言われたので、まずは早い曲を選択肢から排除し、おだやかな第4番のアルマンドを選びました。平明でゆったりとした曲だと思ったのですが、意外な音の変化や不協和音がたくさん出てきてます。「こんなの私にはムリ!」と諦めかけながらも、なんとか譜読みしていきました。

美しくて深みのある曲ですが、レッスンで先生からこの曲の宗教的側面について教えてもらいました。変ホ長調の曲ですが、バッハにとってこの「フラット3つ」は三位一体の意味があるのだそうです。また低音のゆっくりとしたリズムは、磔の刑に向けてゴルゴダの丘を登るキリストの歩みを表現しているのだそうです。

そのように言われると、この曲の穏やかさが死を前にしたキリストの澄み切った心を表現しているように聞こえてきます。おお、そんなに深い曲だったのかと、あらためて感動しました。しかしこの感動をそのまま演奏に反映できないのがはがゆいところです。

ピアノは反射神経や運動神経が必要なので、やはり年取ってからだとなかなかうまくなりません。もっと若いときにやっておけばよかったなあ、と後悔するものの、まあ、細々と続けていれば、若干の老化抑制にはなるでしょう。

マレイ・ペライアとかタチアナ・ニコラーエワの「フランス組曲」の演奏を聴きながら、抜きん出た才能を与えられた芸術家たちへの畏敬の念をあらためて感じています。訥々とぎこちないピアノを弾いたり、達人たちの名演奏を聴いたりしながら、どっぷりとバッハの音楽に浸っている今年の秋です。

 

[タチアナ・ニコラーエワのフランス組曲第4番]

 

 

2019年11月 3日 (日)

囲碁大会

まつこです。

文化の日の今日、ウメマツはそろって囲碁大会に出場しました。

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[休憩時間中に上から写真を撮ってみました。壮観です]

有楽町の東京国際フォーラムが会場です。参加者数は一千数百人とのことで、広大な会場に延々と碁盤が並べられています。

私はプロ棋士の吉原由香里先生の教室に通っているのですが、今日の審判委員長はその吉原先生。同じ教室に通う他の生徒さんたちもたくさん参加していましたが、吉原先生が自分の生徒をすぐに見つけられるように、「教室の生徒は、できれば黄色い服を着てほしい」と指示されていました。

で、私の今日の服装はこれーー

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[カナリア色のセーター]

なんと33年前に買ったセーターです。1986年のことです。まだ学生だった私はあまり金がなかったのですが、リージェント・ストリートにその頃あったScotch Houseで「えいっ!」と思い切って買ったカシミアのセーターです。もうずっと着ていなかったのですが、初めてイギリスで買ったカシミアのセーターなので、記念にとってありました。まさかこの年齢になって、囲碁大会参加のために着ることになるとは思ってもみませんでした。

で、戦績ですが、私は大会参加を申し込んだ時点ではまだ2級だったので、今日も2級で参加して4勝1敗。まずまずです。

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[苦戦するうめぞう]

うめぞうは新しいAI定石にチャレンジしているのですが、それが功を奏さず。ちょっと風邪気味だったこともあり、逆転負けや時間切れ負けが続いてしまい、1勝にとどまってしまいました。

本日の戦果はこのとおり。

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[大吟醸「白壁蔵」は4勝の賞品!]

終了後は国際フォーラムのすぐそばのブラッスリー・オザミで夕食と反省会をしてから帰ってきました。

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[うめぞうも、黄色いシャツを着て行きました]

朝から夕方までで5局も打ち、けっこうくたびれましたが、なかなか充実した文化の日でした。

 

 

 

2019年11月 1日 (金)

デンハムのデニム

まつこです。

今日から11月、汗ばむこともなくなり、おしゃれが楽しい季節です。

同世代の友人が「デニムが似合わなくなったような気がする。良いブランド教えて」と言ってきました。最近、私が気に入っているのはデンハム(Denham)です。オランダ発のデニム・ブランドです。

この秋買ったのはこの一本。

 

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[ちょっとワイドなストレート]

色の落ち方やポケットのデザインなど細部まで計算され尽くしています。おまけに生地がしなやかなので履きやすいです。

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[ヴィンテージ風の色の落ち方がなかなか良い雰囲気]

ただしこういうラフなデザインのデニムをアラカン世代が着るときには、コーディネートに気を使う必要があります。Tシャツとデニムという古典的組み合わせでは、あまりにもナチュラル過ぎて、「身なりにかまわないおばちゃん」風になってしまいます。カシミアのニットやきれいめのカットソーなどと組み合わせて、「さりげなくおしゃれなマダム」を目指したいものです。

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[こちらは同じくデンハムのスキニー]

春先にはスキニーを買って、こちらもよく履いています。生地がやわらかいので、かなりピタピタのスキニーでもラクチンです。前のポケットはシルエットをきれいに保つために、縫い閉じてあります。このあたりの細かく気を使ったデザインがデンハムらしいところです。

ゆったりめのシルエットでラクなデニムばかり履いていると、ついつい体型もゆったりしてくるのがアラカン世代。ときどきスキニーなデニムを履いて緊張感を保つことも必要かと。

デニムが似合うためには、あきらめずに履き続けることが肝心。70代でもカッコよくデニムがはけるおばあちゃんを目指したいものです。

 

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