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2019年8月14日 (水)

映画『イエスタデイ』

まつこです。

監督がダニー・ボイルで、脚本がリチャード・カーティス、題材はビートルズの音楽となれば、楽しめることはほぼ確実。日本でも秋には公開されるようですが、一足先に見に行ってきました。映画『イエスタデイ』です。

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[主演はヒメーシュ・パテル。相手役はリリー・ジェイムズ]

全世界いっせいに12秒間の停電。売れないミュージシャンの主人公ジャックはその暗闇の中で交通事故にあってしまう。電気が回復すると、世界の歴史が少しだけ書き換えられていて、ビートルズもコカコーラもハリー・ポッターも存在していない!昏睡状態から目が覚めたジャックだけが、あのビートルズの数々の名曲を覚えている・・・

というような奇想天外な設定でも、最後はお定まりのハッピー・エンディング、これぞロマンティック・コメディの王道です。エド・シーランが「エド・シーラン役」で登場し、主人公とソング・ライティングのコンテストを行うエピソードがあったり、ジョン・レノンのそっくりさんが登場したりして、サービス精神満載の娯楽作品。主人公がインド系の移民家庭の息子だったり、さえないサフォークの海岸の田舎町が舞台だったりというあたりが、イギリスのリアルを鮮やかに切り取るダニー・ボイルらしさが感じられるところですが、でも言われなければダニー・ボイルの作品だとは気がつかないほどの甘口映画です。

いいじゃない、ロマンティック・コメディなんだから甘口で。いいじゃない、ビートルズへのオマージュなんだからセンチメンタルで。しちめんどくさいことは言わず、エンターテインメントと割り切って、存分に楽しめばそれでいいのよ・・・と、思いながらも、「どうした、ダニー・ボイル? もうとんがった映画は撮れないのか?」と、少しだけ物足りなさも感じた映画でした。

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コメント

美味しいものを食べて飲んで、美術館に図書館に映画と、これぞ極上の夏の過ごし方です。この映画も面白そうですが、シュテーデル美術館の充実ぶりに、へー、これはここにあるのか!と感心しました。イギリスはもうそろそろ秋風が吹いている頃でしょうか。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

こんな夏休みの過ごし方では、バチがあたるんじゃないかとビクビクし始めています(笑)。でも、まだまだ続きます、極上の夏休み!

イギリスはもうすっかり秋です。最高気温が20度前後で雨が多く、タートルネックのセーターが大活躍です。

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