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2018年12月20日 (木)

プレゼント以上の贈り物

まつこです。

毎年、この季節になるとイギリスのテレビではクリスマス用のコマーシャルがたくさん流れます。デパートやスーパーのコマーシャルは、心温まるストーリーでありながら、購買意欲もかきたてるような工夫がなされています。

今年のクリスマス用コマーシャルをいくつか見てみましたが、私が一番気に入ったのはこちら・・・

古いピアノの前にたたずみ感慨にふける老人はエルトン・ジョン。『僕の歌は君の歌』(Your Song)にのせて、画面は彼の人生をさかのぼっていきます。

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[古いピアノを弾きながら記憶をさかのぼる老人]

2000年、ラスベガスでのレッド・ピアノのツアー。1980年代〜70年代の絶頂期、1960年代にパブで演奏する青春時代、学校の演奏会で緊張ぎみの少年時代、そして1950年代のクリスマスの朝、幼い男の子がもらったプレゼントはピアノ。

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[エネルギーにあふれていた若かりし日]

このクリスマス・プレゼントが彼の人生を変え、世界中の無数の人々が彼の音楽を楽しむことができたのね・・・と感慨にふけったところでメッセージが流れます。

"Some gifts are more than just a gift."

「ただのプレゼント以上の贈り物」-そんなプレゼントを探しに、さあ、デパートのジョン・ルイスへどうぞいらしてください、というわけです。

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[幼い日のクリスマスの思い出は人生の宝物]

そんな商魂が透けて見えはするものの、幼い日にもらったクリスマス・プレゼントの嬉しさを思い出させてくれるコマーシャルです。子供の成長を願い、子供の喜ぶ顔を想像し、親が選んでくれたプレゼント。その思い出は誰にとっても「ただのプレゼント以上の贈り物」です。今年もそんな思い出を残せる子供たちが一人でもたくさんいるように祈りましょう。

クリスマスまであと5日です。

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コメント

よくできているCMですね・・・。ぐっときます。それにしても、日本のCMはなぜ慌ただしい感じのものばかりなのでしょうか??このようにストーリー性があるCMが見たいです。

Mochaさん、コメントありがとうございます。

このCMを見ているとElton Johnのコスチューム(?)がどんどん奇妙奇天烈になっていった頃のこと、思い出しますよね〜。

CMってその国の文化・社会をよく反映しますよね。来週の月曜日は祝日(でクリスマス・イブ)なのに授業です。イギリス文化論の講義なので、いっそクリスマス広告特集にしちゃおう、と思っています。

うわぁ、楽しそうな授業ですね。学生が喜びそう。私も受けたい・・・。

いや、もう学期末なので、ネタが尽きていていて・・・。

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