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2018年12月 8日 (土)

メイ首相のスーツ

まつこです。

EU離脱をめぐって、「バックストップ」がどうした、「リーガル・アドバイス」がなんだ、離脱延期だ、いや国民投票やりなおしだ、いやいや断固離脱だ・・・と、混迷の度合いが深まるばかりの英国議会。

その泥沼化した議論のただ中で、開き直った感さえ感じさせるきっぱりした服装をしているのがメイ首相。

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[首相官邸を出発して泥沼の議会へ向かう首相]

クリスマス・シーズンらしい鮮やかに赤いコートの下は、ビシッとしたスーツです。

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[右も左も勝手なこと言ってまったくもう・・・と内心思っているに違いありません]

スーツに大ぶりなアクセサリーを合わせるのが、テリーザ・メイの定番です。

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[これは上の写真の前日。よく見ると違うスーツです。ストライプの織り柄のスーツにシャープなデザインのネックレスを合わせています]

イギリスでは内務大臣を経験した人が首相になるのは、ごく珍しいことだそうです。調子にのって国民投票して、結果が出たところで、あわてて逃げ出したキャメロンのあとを継ぎ、急遽、内務大臣から首相になったメイ。棚からぼた餅、というよりもババ抜きのババが回ってきたようなものです。

以前はイギリス政界の「おしゃれ番長」と呼ばれ、時にギョッとするほど大胆に派手なコーディネートもしていました。しかし、EU離脱をめぐる迷走の果てに収拾がつかない状況になったイギリスを率いる今、勝負服はやはり堅実なスーツのようです。

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[こちらは11月25日、ブリュッセルで離脱案にEU首脳が合意したとき]

ハード・ブレグジット派や残留派が、それぞれの思惑から、メイ首相がEU側とまとめた離脱案をボロクソにけなすなか、メイ首相は少なくとも表面は冷静沈着に対応しているように見えます。

やっぱりこういうときはダーク・スーツに限るようです。日本のワーキング・ウーマンのみなさんも揉めそうな会議の日には仕立ての良いスーツに身をつつみ、お腹の中はどんなに煮えくりかえっていようとも、クールな落ち着きぶりを見せつけて、うまくのりきっていきましょう。

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