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2018年8月16日 (木)

アンジェ城

まつこです。

せっかくのフランス滞在なので初めてのところも訪れてみようと、アンジェの街まで足を伸ばしてみました。モンソローからはバスと電車を乗り継いで来れます。

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[メーヌ川沿にそびえるサン・モーリス大聖堂]

プランタジネット朝の発祥の地ですから、アンジェ城見学ははずせません。

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[外観は要塞そのもののアンジェ城]

ピレネー山脈からアイルランドまでを支配したアンジュ帝国をめぐって、フランスとイングランドの支配権が交錯しています。複雑な中世の歴史絵巻です。

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[城門の中に入るとルネサンス様式の優雅な城です]

オーディオガイドを借りて説明を聞きながら見学しました。私は英語でうめぞうはドイツ語のを借りましたが、困るのは王様の名前です。日本語だとヘンリーとアンリと表記を分けていますが、英語だと全部Henryになります。ドイツ語だと全部Heinrichになってしまいます。プランタジネット朝の始まりがハインリッヒ二世で、ナントの勅令がハインリッヒ四世。ややこしや、ややこしや・・・。

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[代々紋章も複雑になるアンジュ家]

このアンジェ城には中世ヨーロッパ最大のタペストリーも残されています。「ヨハネの黙示録」を題材にした100メートル以上の長さの織物です。

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[現在はきちんと管理された状態で見学できるタペストリー]

14世紀に作られたものですが、18世紀にはただのボロ切れとして粗末に扱われていたそうです。19世紀に評価が高まってあわてて修復し、今日では日光を避け、温度も湿度も管理された状態で保管されています。

歴史は複雑です。その細部の複雑さとダイナミックな大きな構図のが両方見えてきたときに、歴史は生き生きとした面白さが感じられるようになります。それにはやっぱりちょっと勉強が必要だと改めて思いました。

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コメント

出だしでややつまづいた、とのことでしたが、ご無事が何より。素敵な写真を見せてくれてありがとう!大陸の歴史は民族と国が交錯していて本当に複雑ですが、それを紐解く「現物」が残っていて羨ましいことです。長袖を着ておられるようす、こちらとの温度差を感じます・・・。今朝はようやく気温が下がり、別天地かと思いました。気を付けて旅を楽しんでくださいね。

Mochaさん、コメントありがとうございます。

アンジェの街を観光用のミニ・トレインで一周してみました。中世、近世、近代、現代、それぞれの時代の建物が混在していて、歴史が地層のように重なっているのがわかりました。ナポレオンの大改革と第二次世界大戦の激変を経てもなお、「現物」が残っているおかげですね。こちらも今年は猛暑だったそうで、ロワール川の水量も少なくなっていますが、それでも曇れば長袖が必要です。初秋の気分を味わっています。

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