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2018年8月15日 (水)

フォントブロー修道院再訪

まつこです。

モンソローの村から4キロほど離れたところに、12世紀に作られたフォントブロー修道院があります。5年前にも訪れていますが、歴史の復習のために再度、訪れてみました。

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[裏からの全景が特に美しいフォントブロー修道院]

12世紀の初頭、世を捨て、禁欲を説く改革者ロベール・タルブリッセルが多くの女性たちを率いて始めた修道院です・・・

というような背景は5年前に初めてここを訪れたとき知ったことですが、その間に読んでおもしろかった少女漫画が『花巡礼』。このフォントブロー修道院に眠る美貌の王妃アリエノール・ダキテーヌに仕えた母娘3代を描くフィクションです。

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[波乱の生涯の最後をこの修道院で過ごしたアリエノール]

第二次と第三次の十字軍やプランタジネット朝とこのフォントブロー修道院のつながりという大歴史パノラマを背景に、三代にわたる美貌のヒロインの愛と冒険を描く少女漫画です。日頃、漫画はほとんど読まないので、歴史的記述が細かいことに驚きました。

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[修道院の中庭は天国の風景をイメージして作られているそうです]

ここには男性用修道院と女性用修道院が並存していましたが、代々、身分の高貴な女性が修道院長として管理してきたそうです。

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[気分は修道院長]

青い空に映える白い修道院を眺めながら、ここで労働と祈りの日々を送った多くの女性たちがいたのだなあ、と歴史のかなたに思いをはせました。

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コメント

何度もブログを見ています。いつもながら文章も写真も素晴らしいです。夏草や、兵どもが夢の跡といった風情がたまりません。アリエノール・ダキテーヌは修道院に眠っているのですか。中世フランスのヒロインの栄華が偲ばれます。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

フォントブロー修道院の後ろには小高い丘があってそこから見下ろすと、ゆるやかな起伏を描きながら広がるロワールの地に白い建物群がどっしりと建っています。その風景だけで十分に歴史のロマンが感じられますが、子供が楽しみながら学べるようなアトラクション・コーナーが建物内に何箇所か設置されていました。あまり観光地っぽくなってほしくないのですが・・・。

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