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2018年8月

2018年8月31日 (金)

ドイツ料理

まつこです。

ドイツ料理はおいしくないという人が多いようですが、伝統的なお料理にはおいしいものもあります。私たちはフランクフルトのKlosterhofというお店が気に入っていて、今回も旅の最後の食事はここでいただきました。

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[木の内装が素朴ないい雰囲気です]

日本ではドイツのワインはあまり飲まれませんが、白ワインのリースリンクはおいしいです。

この店でも私は好物のシュニッツェルをいただきました。

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[今回のシュニッツェルはちょっとこんがりした色でした]

日本のとんかつよりパン粉がきめ細かくて、私はこちらの方が好きです。

うめぞうが注文したのは「ピエフェリング入りのシュペッツレ」。ピフェリングは夏の後半から秋にかけて出回る風味の良いきのこです。シュペッツレは卵入りのもちっとした食感の短い麺です。

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[チーズ入りのクリームソース味]

一人一品ずつ注文して、二人で分け合って食べるのがちょうど良いです。(一人で一皿全部食べると量が多いのでちょっと飽きちゃいます。)

ドイツでおいしく食事をするには・・・

  • おしゃれな凝った料理は避ける(ヘンテコなものが出てくることがあります)
  • 魚より肉料理を選ぶ(スーパーの魚と肉の売り場を比べれば、肉文化であることは一目瞭然。ただしニシンの酢漬けとかスモークサーモンはおいしい)
  • サラダとスープには期待しない(サラダはドロっとしたドレッシングがたくさんかかりすぎていることが多い。スープは塩がきついことが多い)
  • 腹ペコで食べる(高級な店でも量はかなり多い。安い店だとものすごーく多い)
  • 気取らずにガツガツ食べる(ドイツで気取ってどうする?)

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[さあ食うぞ!]

Klosterhofで食事をしたのは今回で3回目です。今回も質実剛健でおいしいドイツ料理を楽しみました。   

2018年8月30日 (木)

Wiedersehen

まつこです。

セーヌ川、ロワール川、ケム川、テムズ川、マイン川、ネッカー川、そしてライン川。今回の旅で目にした川です。最後はライン川を背景に記念撮影して今回の旅を終えました。

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[マインツにて]

B&Bを閉じて南仏に移ることを決めたフランソワーズ、視力を残すための手術を控えているトム、うめぞうの旧友のK、それぞれに会うため、フランス、イギリス、ドイツの3カ国を巡るちょっと欲張りな旅程でした。うめぞうの膝痛・腰痛を気にしながらの旅でしたが、なんとか無事にすべての日程を終えることができ安堵しています。

友人・知人たちも年をとってきていますし、私たち自身も以前のような若さはありません。"Au revoir", "See you again", "Wiedersehen"はいずれも再会を期する別れの言葉です。しかし遠く離れた異国の友に「またね」と言って去るときには、次はいつ会えるのかな・・・という寂しさを感じざるをえません。

人も風景もその出会いが貴重な一瞬であることを実感する旅でもありました。豊かに流れ続けるライン川の風景を眺めながら、一期一会の感をかみしめた旅の終わりでした。

2018年8月27日 (月)

フラインスハイム

まつこです。

ケンブリッジでの滞在を終え、日本に帰国する前にドイツのフラインスハイム(Freinsheim)という小さな町にやってきました。うめぞうの40年来の古い友人を訪ねるためです。

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[さりげない街角も可愛らしい小さな市です]

フラインスハイムはプファルツ地方で、人口5000人ほどの小さな市です。城壁に囲まれた中に、木組みの家々が並ぶ中世の面影をそのまま残しています。

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[ワインを飲む酒場が無数にあります]

ドイツのワイン街道と呼ばれる地域にあり、この小さな町の周辺はどこまでも葡萄畑が広がっています。町の中はワイン酒場が軒を並べていて、ワイン好きな人々がおいしいワインを楽しみにこの町までやってきます。

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[ここは町の中にあるワインの量を正確に測る場所だったらしです]

道が入り組んでいますが、小さな小さな町なので迷子になりようがありません。友人夫婦と写真を撮ろうとしたら、「撮ってあげるよ」と親切に声をかけてくれた男性がいました。なんとフラインスハイム市の市長さんでした。

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[市長さんに撮ってもらった記念写真]

このプファルツ地方の名物料理はザウマーゲン(Saumagen)というものだそうです。「豚の胃袋」という意味らしいです。名物料理なら食べてみたいという好奇心で注文してみました。いろんな香料の入った詰め物が胃袋に入って料理されているもので、ソーセージみたいな感じでした。ぜんぜん食べにくくはありません。

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[これがこの地方の名物料理ザウマーゲン]

前菜のザウマーゲンだけでもかなりな量でしたが、そのあとのメインはシュニッツェルです。カロリーが気になるけれど、味の濃いソースがかかったお料理よりも、私はこちらの方が好きなので、ドイツに来ると必ず注文します。

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[ザウマーゲンは前菜で、メインはこちらのシュニッツェル]

ドイツのレストランで前菜とメインを食べると、相当な量です。うめぞうの友人Kの若いフィリピン人の奥さんは、数年前まではほっそりした体でしたが、今回会ったらかなりふっくらしていてびっくりしました。この体型の変化は彼女がドイツ社会になじんできた証しのように思います。

私たちは今回は3日間だけのドイツ滞在です。それでも体重がちょっと心配です。

2018年8月23日 (木)

グランチェスター

まつこです。

「がっつりステーキを食べたい」とうめぞうが言うので、グランチェスターのパブ、Red Lionで夕食をとることにしました。

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[牛に向かって呼びかけているうめぞう]

グランチェスター・メドウズでのんびり草を食む牛たちを眺めながら、トコトコと30分ほど歩くと隣村のグランチェスターです。

1950年代のグランチェスター村を舞台にしたドラマGrantchesterは、2014年からITVで放送されている人気番組です。(日本でも『グランチェスター牧師探偵シドニー・チェンバース』という題名でミステリーチャンネルで放送されているようです。)

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[この教会の若き牧師シドニーが次々と謎を解く]

若い牧師シドニーが、素人探偵ながらも鋭い直感で次々と事件の謎を解くというミステリー・シリーズです。第二次世界大戦で心に傷を負い、過去の屈折した女性関係をひきずり、酒に溺れながらも、牧師としては良心的に務めを果たす。その心の陰りがジェイムズ・ノートン演じる主人公の魅力を高めています。

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[牧師館の屋根や壁を飾るウィステリアの花は撮影用の模造品]

4年目のシーズンの撮影がこの夏行われているそうで、牧師館の建物の壁や屋根にはウィステリアの造花が撮影用につけられていました。

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[グランチェスター・メドウズを歩く若き牧師シドニー]

牧師シドニーを演じるノートン自身もケンブリッジで神学を修めています。ジェイムズ・ノートンが主人公を演じるのは2018年のシリーズが最後になるそうです。私は1年目のシーズンしか見ていないので、時間があるときに残りをDVDで見たいと思っています。

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[ローカル・エールとステーキで喜色満面のうめぞう]

ステーキ(と大量のチップス)でお腹いっぱいになったところで、またトコトコとグランチェスター・メドウズを30分歩いて帰宅しました。夜9時近くまで明るいイギリスの夏をたっぷり楽しみました。

2018年8月22日 (水)

ハウス・シッター

まつこです。

トムとジュディがスコットランドに旅行に行き、私たちが5日間、留守番をすることになりました。いわゆるハウス・シッターです。

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[はじめてのお留守番でうめぞうはちょっぴり不安げ]

「好きなようにしていいわよ。友達呼んでパーティしてもいいわよ。でも毎晩はダメよ」とジュディは笑って出ていきました。

トムとジュディがいなくなった家はシーンと静かです。

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[畑で洗濯物を干すうめぞう]

お天気が良くなったので、お洗濯をしたり、リンゴの木から取り放題の実をとったり、自由に過ごしているのですが、大きな家で二人きりだと妙に静かで落ち着きません。

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[静まりかえった庭で朝ごはん]

建ってから100年以上経ている家です。蜘蛛の巣や歪んだガラスを通して屈折して差し込む陽光が絵本に出てくる魔法の家みたいな雰囲気をかもし出します。うめぞうは「この家にボクはぜったい一人ではいられない」と心細そうです。私は収集日に合わせて巨大なゴミのケースを門の前に出すのに、ちょっと手こずりました。

そんな心もとない留守番の私たちを横目に、リスは悠々と庭を横切っていきました。

2018年8月21日 (火)

リーマン・トリロジー

まつこです。

サム・メンデスの洗練されたミニマリズムの舞台演出と、サイモン・ラッセル・ビールのしなやかで繊細な演技の組み合わせは、ぜひとも見たい!昨晩、ロンドンのナショナル・シアターで見たThe Lehman Trilogyはその期待どおりの完成度の高い舞台でした。

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[3人の役者だけで160年以上にわたるアメリカ史を描きます]

何も持たないユダヤ人移民としてアメリカにわたってきたリーマン3兄弟が、小さな商店を始め、綿花の取引、鉄道敷設への投資、銀行業へとビジネスを拡大させて、やがては巨大な金融機関リーマン・ブラザーズへと変貌していく。南北戦争、二つの対戦や大恐慌という大波がやってくるたびにそれを乗り切り、巨大化していくリーマン・ブラザーズの歩んだ軌跡から、アメリカ史が浮かび上がってくるという趣向です。

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[すべてはこのガラスのボックスの中だけで演じられます]

その拡大の先には、2008年のリーマン・ショックがあるわけですが、綿花や鉄などの「物」だけではなく、「金」や「数字」を取引することによってリーマン・ブラザーズが成功していくプロセスが、まるで空中の綱渡りのように危ういものであることが劇中で示唆されます。

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[綱渡りが金融取引の危うさの象徴です]

2008年、破綻したリーマン・ブラザーズのピカピカのガラス張りのオフィスの中ですべてが演じられるのですが、回転する四角いガラスの空間はお金という危うい魔法が支配する空間です。やがてその魔法の力の限界がきたときに、無一文から巨大金融機関へというアメリカン・ドリームは消え去り、無機質なガラスの空間だけが残されます。

こうした壮大な物語を3人の役者が、三人称の語りと一人称のセリフと軽妙なマイムとを組み合わせながら紡ぎ出していきます。3人のぴったり息のあった演技と舞台装置の転換が一瞬の隙もなく、3時間半の長さを感じさせない舞台でした。

2018年8月20日 (月)

トムとジュディ

まつこです。

ケンブリッジではいつものようにトムとジュディの家に泊めてもらっています。

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[いつもと変わらぬこの景色]

タクシーが門の前についたとたん、家の中から犬の鳴き声が聞こえてきました。一年ぶりに再会した犬のフランクは私のことを覚えていてくれました。

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[朝ごはんがすんだら犬と一緒に散歩に出かけます]

実は今回の渡英はちょっと懸念がありました。数ヶ月前からトムの目が悪くなってしまったのです。もともと片目が見えなかったのに、もう片方の目も網膜に穴が開き、視界の中心が歪んでしまうという疾患になってしまいました。NHSの病院で手術をしてもらうのに10月まで待たないといけないのだそうです。

そんなときに訪ねて行ったら迷惑かと思いその旨を伝えたら、「こんな時だからこそぜひ来てほしい」と言われました。いろんなイベントを入れて気を紛らわした方が良いというのです。

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[散歩の途中でひとやすみ]

人の表情が見えにくくなり、新聞も読めず、運転もできない。そんな状態で落ち込んでいるんじゃないかと心配しながらやってきたのですが、いつものように温かな笑顔で迎えてくれました。心臓疾患でペースメーカーを入れ、腰痛の手術もし、膝痛もあって・・・と満身創痍ですが、トムはできるだけ今まで通りの生活を送ろうとしています。

ジュディも「年をとればいろんなところが悪くなるのは当たり前。だけどできることがまだまだあるわ」とおおらかに笑っています。二人の前向きなたくましさをぜひとも見習いたいと思っています。

2018年8月19日 (日)

イギリスの空

まつこです。

真っ青な空とロワール川の夏の景色から・・・

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[今年は日照り続きで水量が少ないとはいえ、滔々と流れるロワール川]

灰色の雲の下を静かに流れるケム川の秋めいた景色に・・・

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[いかにもイギリスらしい空]

モンソロー村の最寄りのトゥールからロンドンのスタンステッド空港までたった1時間です。でも気温も空も色もまるで違います。今回はうめぞうも一緒に10日ほどのケンブリッジに滞在です。

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[図書館に行くうめぞう]

夏休みは遊んでいるだけじゃなく、宿題もやらなければなりません。

2018年8月18日 (土)

モンソローの思い出

まつこです。

モンソロー村で過ごした最終日は8月15日。フランスでは聖母被昇天祭で祝日です。 その日の夕刻、近所の青年ニコラに声をかけられました。「夜、モンソロー城の中庭でピクニックをするんだよ。そのあと川べりで中国ランタンやるからおいでよ。すごくきれいだよ」

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[モンソロー城は川辺の小さな城です]

ピクニックは参加できませんでしたが、「中国ランタン」のイベントは心に残るとても良い思い出になりました。

白いふわふわした紙でできたランタンに火をともすと、空気があたたまってふくらみ、やがて夜空に舞い上がっていきます。ランタンのひとつひとつに祈りがこめられています。無数のランタンが空にのぼり、やがて小さくなって星のようになります。

[夜空に舞い上がっていくランタン]

日本通のクリスティーヌから「ランタン、日本のお盆みたいでしょう」と言われました。そういえば8月15日は日本でも亡くなった人たちを追悼する日です。私の母は4月に、うめぞうの母は6月に亡くなりました。静かにこの世を去っていった母たちのことを、遠く離れた異国で思い出す夜ともなりました。

[夜空の星と一緒に輝くランタン]

ランタンが消えていったあとには、満天の星々が夜空を埋め尽くしていました。

2018年8月17日 (金)

サイクリング

まつこです。

5年前、モンソロー村で知り合った日本通のフランス人夫妻と再会しました。この夫妻が「ぜひ使ってくれ」と自転車を2台貸してくれました。シマノのスポーツタイプの自転車です。

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[こんなところで日本製の自転車に乗るとは思わなかった]

日本では電動アシスト付きのママチャリしか乗っていないし、私にはちょっとサドルが高くて私はおっかなびっくりです。車の通らない葡萄畑まで行って練習して、少し慣れたところで少し先まで足を伸ばしてみました。

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[サイクリングに出かけるぞとはりきるうめぞう]

ぶどう畑のうねうねした道はけっこう起伏があって良い運動になりました。でもシマノの自転車は乗り心地が良くて、坂道も軽やかに走ります。

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[見渡すかぎり続くぶどう畑。眼下にはロワール川が見えます]

ロワール川沿いの森にはサイクリング用の道路が整備されていました。キャンピング・カーで休暇を楽しむ人たちがたくさんいました。

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[ロワール川沿いの森の中]

「この自転車、大きすぎて足が届かないし、ちょっと怖い〜」と言っていたら、宿の女将フランソワーズから「Bon courage!」(がんばりなさい)と励まされました。最初はこわごわでも、気持ちよく汗をかいて楽しいサイクリングでした。

ぶどう畑で練習する動画です。背中に緊張感が漂っています。

2018年8月16日 (木)

アンジェ城

まつこです。

せっかくのフランス滞在なので初めてのところも訪れてみようと、アンジェの街まで足を伸ばしてみました。モンソローからはバスと電車を乗り継いで来れます。

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[メーヌ川沿にそびえるサン・モーリス大聖堂]

プランタジネット朝の発祥の地ですから、アンジェ城見学ははずせません。

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[外観は要塞そのもののアンジェ城]

ピレネー山脈からアイルランドまでを支配したアンジュ帝国をめぐって、フランスとイングランドの支配権が交錯しています。複雑な中世の歴史絵巻です。

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[城門の中に入るとルネサンス様式の優雅な城です]

オーディオガイドを借りて説明を聞きながら見学しました。私は英語でうめぞうはドイツ語のを借りましたが、困るのは王様の名前です。日本語だとヘンリーとアンリと表記を分けていますが、英語だと全部Henryになります。ドイツ語だと全部Heinrichになってしまいます。プランタジネット朝の始まりがハインリッヒ二世で、ナントの勅令がハインリッヒ四世。ややこしや、ややこしや・・・。

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[代々紋章も複雑になるアンジュ家]

このアンジェ城には中世ヨーロッパ最大のタペストリーも残されています。「ヨハネの黙示録」を題材にした100メートル以上の長さの織物です。

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[現在はきちんと管理された状態で見学できるタペストリー]

14世紀に作られたものですが、18世紀にはただのボロ切れとして粗末に扱われていたそうです。19世紀に評価が高まってあわてて修復し、今日では日光を避け、温度も湿度も管理された状態で保管されています。

歴史は複雑です。その細部の複雑さとダイナミックな大きな構図のが両方見えてきたときに、歴史は生き生きとした面白さが感じられるようになります。それにはやっぱりちょっと勉強が必要だと改めて思いました。

2018年8月15日 (水)

フォントブロー修道院再訪

まつこです。

モンソローの村から4キロほど離れたところに、12世紀に作られたフォントブロー修道院があります。5年前にも訪れていますが、歴史の復習のために再度、訪れてみました。

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[裏からの全景が特に美しいフォントブロー修道院]

12世紀の初頭、世を捨て、禁欲を説く改革者ロベール・タルブリッセルが多くの女性たちを率いて始めた修道院です・・・

というような背景は5年前に初めてここを訪れたとき知ったことですが、その間に読んでおもしろかった少女漫画が『花巡礼』。このフォントブロー修道院に眠る美貌の王妃アリエノール・ダキテーヌに仕えた母娘3代を描くフィクションです。

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[波乱の生涯の最後をこの修道院で過ごしたアリエノール]

第二次と第三次の十字軍やプランタジネット朝とこのフォントブロー修道院のつながりという大歴史パノラマを背景に、三代にわたる美貌のヒロインの愛と冒険を描く少女漫画です。日頃、漫画はほとんど読まないので、歴史的記述が細かいことに驚きました。

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[修道院の中庭は天国の風景をイメージして作られているそうです]

ここには男性用修道院と女性用修道院が並存していましたが、代々、身分の高貴な女性が修道院長として管理してきたそうです。

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[気分は修道院長]

青い空に映える白い修道院を眺めながら、ここで労働と祈りの日々を送った多くの女性たちがいたのだなあ、と歴史のかなたに思いをはせました。

2018年8月14日 (火)

モンソロー再訪

まつこです。

2013年の夏に来たロワールの小さな村モンソローに再び来ています。

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[5年前と全く変わっていない風景]

2014年の春にも来ているので、3度目です。B&Bの女主人フランソワーズとはメールやカードのやりとりはしていたのですが「8月いっぱいでB&Bを閉めて故郷の南仏に引っ越すことに決めた。もう一度、来てもらったらうれしい」と4月頃連絡がありました。

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[到着した日にはたまたま村でプロカントをやっていました]

医師だった夫を早くに亡くし、米資本の会社で働いていたフランソワーズは、退職後、この村でたった一人でB&Bを始めました。モンソローは比較的イギリス人観光客の多い村なので英語が使えるからと、この地を選んだそうです。でも高齢になって、冬の寒さが厳しく、医者も薬局もないこの村で一人暮らしはそろそろ限界と判断し、家を売ることにしたとのこと。

フランソワーズに会えるのもこれが最後かも、モンソローに行くのもこれが最後かも・・・というわけで、急遽、夏の旅行先はモンソローと決めました。

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[テラスで翻訳の仕事をしているうめぞう]

今回はテラス付きの部屋にしてもらいました。ロワール川とモンソロー城を眺めるテラスで仕事をしたり、読書をしたりしています。ふと見上げると気球が浮かんでいました。

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[快晴の朝の空]

たまたまできた縁で訪ねて来た美しい小さな村モンソローです。5年間とほとんど何も変わっていない村でのんびり過ごしています。

旅の始まり

まつこです。

今回の旅行の出だしはつまづきがちでした。

1日目: 台風が成田空港方面を直撃。なんとか出発はできたものの、着陸時がまた嵐。フランクフルト到着前に1時間ほど上空旋回して待機となりました。その間にかなりタービュランスがあって、もともと体調が悪かったうめぞうが、ひどい乗り物酔いになってしまいました。

2日目:フランクフルトからパリへ列車で移動。その4時間弱の間、同じ車両に乗り合わせた数名の子供たちが騒ぎっぱなし。親はおとなしくさせる努力はいっさいせず放置状態。車両いっぱいに響わたる子供たちの阿鼻叫喚をじっと我慢する間に、うめぞうがまたも乗り物酔い。さらにパリの東駅に到着してタクシーに乗ろうとしたら石畳にひっかかって私のスーツケースの車輪がちぎれてしまいました。

3日目:8月のパリのレストランは期待ができないとわかってはいましたが、レストランがはずれつづき。あー、もう二度と8月のパリなんか来るものかっ!

と思っていてもこの景色を眺めると、やっぱりパリはいいなあ、と思ってしまう・・・

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[夕暮れのセーヌ川]

人の少なくなった夕暮れのセーヌ川。誰もいない静かな朝のセーヌ川。抗いがたい魅力がこの風景にはあります。

ナポレオン三世よ、この街を作ってくれてありがとう。ヒトラーよ、よく破壊せずにいてくれた・・・と、変わらぬ景色を眺めながら、歴史の中の小さな小さな点になった気分を味わいました。

2018年8月13日 (月)

コメントありがとうございます

今いるところからはコメントが書き込めないので、こちらからお返事申し上げます。

Pukiさん、コメントありがとうございました。
今回は友人・知人を訪ねてヨーロッパをあっちこっち移動します。それなのに二日目にしてRIMOWAのケースの車輪がひとつ壊れてしまいました(涙)。20年目なのでプラスチック部分が劣化しているのかもしれません。人間の方は安全第一で慎重に過ごしています。
Mochaさん、コメントありがとうございます。
白ワインも良さそうですね。安いメロンでもおいしくいただけそうです。たまにはメロン半分堂々と食べて贅沢気分を味わいましょうよ!・・・と、景気の良いことを書きましたが、最近、ブランド物のスイカが高いことに仰天しました。とても、とても手が出ませんでした。

2018年8月 8日 (水)

Travel Light

まつこです。

明日から旅行の予定なのですが、台風が成田空港方面を直撃しそうです。飛行機がちゃんと飛ぶかちょっと不安。

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[似たような服ばっかり]

うめぞうも同行しますが、膝痛・腰痛を抱えています。私がスーツケースを2個運ぶこともありうるので、荷物は最小限におさえました。チノパン、デニム(ワイド)、デニム(スリム)、あとは似たようなトップスをあれこれ組み合わせて、なんとか着まわす予定です。

中高年の旅は身軽を心がけないといけません。Travel Lightです。

2018年8月 7日 (火)

大人のデザート

まつこです。

最近、従兄から教えてもらったメロンの食べ方です。

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[今晩の夕食のあとにいただきました]

タネを取り除いたあとの凹みにブランデーを入れて食べます。ブランデーの苦味と香りに、メロンの甘さが混じります。

大人のぜいたくデザートです。

2018年8月 6日 (月)

ミンミンゼミ

まつこです。

「あれ、あれ、写真とって!」とうめぞう大興奮。

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[近所のマンションの外壁にへばりついていたセミ]

なにかと思えば、ただのセミでした。ミーンミンミンミンミン〜と鳴いているミンミンゼミです。

うめぞうに言わせると、子供の頃、ぜんぜん捕まえられなかったのが、このミンミンゼミなのだそうです。「図鑑で見るだけで、憧れのセミだった」そうな。

「動画も撮って!ブログに載せて!みんな喜ぶよ」とうめぞうに頼まれたので・・・。

この声聞くだけで、暑さが増します。

2018年8月 4日 (土)

微妙な違い

まつこです。

この微妙な違い、わかりますか?

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[上から162番、434番、174番]

いずれもシャネルです。一番上だと目立たなすぎて顔色悪くみえがち。真ん中は秋冬には気に入っていたけれど、暑い夏にはもう少しやわらかい色にしたい。

一番上と真ん中を合わせて使うのが、ちょうど良い気がしていたのだけれど、いつも2本持ち歩くのもめんどくさい。中間の色はないかと探して手に入れたのが、一番下のやつ。

こんな微細な違いに気がつくのは自分だけ。わかっちゃいるけど、ちょっとでもいいから自己満足を大きくしたいお年頃です。

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