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2018年5月

2018年5月31日 (木)

緑の中で

まつこです。

新潟にきています。
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[青々と広がる水田が美しい]

先週末、母の納骨をしました。里山のひっそりとした木々の間にお墓はあります。

命という自然の営みを終えて、母は土に還っていったのだと考えると、死も大きな自然の一部として受け入れられる気持ちになりました。

初夏の緑を例年よりいっそう鮮やかに感じています。

2018年5月26日 (土)

克己心に勝つ

まつこです。

週に一度ぐらいは自分に甘く。

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[今週の組み合わせはチョコミントとグラナダ(ザクロとストリベリー)]

こういうのを我が家では「克己心に勝つ!」と表現します。

2018年5月19日 (土)

体重問題

まつこです。

都内で最もインスタ映えするといわれるドーナツは麻布十番のDumbo

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[私が選んだのはぜんぜんインスタ映えしないプレインなドーナツ。もっちもっちしているのでナイフとフォークじゃないと食べられません]

いつも若い女の子たちが行列しているのに、先日、店の前を通りかかったら空っぽだったので、思わず入ってしまった・・・

最近、じわ〜っと体重が増加しているのに・・・

おいしかったけど、まずいわ・・・

デニムがきつい・・・

2018年5月14日 (月)

日比谷パワースポット

まつこです。

できたばかりの日比谷ミッドタウン。まだまだ人が多くて入る気になりませんが、そのそばにこんな「パワースポット」が!

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[二つの巨石は支え合っているのではなく、よく見ると少し離れています]

この巨石のオブジェを見たとたん、思い出したのはギリシア神話に出てくるアルゴー船の話。

英雄イアソンと50人の勇者が乗ったアルゴー船は、ぶつかり合う二つの浮き岩の間を通過しなければなりません。イアソンらは預言者ピーネウスの助言に従い、一羽の鳩を放ち、その鳩が岩に尾を挟まれながらもなんとかすり抜けて、岩が離れかけたところを、全速力で船を漕ぎ切って通過するというお話です。

なーんとなく、この巨石の隙間を通過するといいことありそうです。「うめぞう、ここパワースポットだよ。先に通ってみて」とうめぞうを鳩代わりにしてから、私も通り抜けてみました。

みなさんも日比谷界隈においでになったら通過してみてください。そのうち本当にパワースポットとして神話化されるかもしれません。

2018年5月12日 (土)

ギンレイ・シネマ・パスポート(7):『否定と肯定』

まつこです。

しばらく使っていなかったギンレイ・シネマ・パスポートを使って『否定と肯定』を見てきました。原題はDenial、脚本はイギリスの社会派劇作家デイヴィッド・ヘアー。

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[主人公デボラ・リップシュタットを演じるのはレイチェル・ワイズ]

ホロコーストの真実をめぐって激しく対立するホロコーストを否定する歴史修正主義者デイヴィッド・アーヴィングとアメリカの歴史学者デボラ・リップシュタット。この二人の間で1996年に争われた名誉毀損裁判を描く歴史映画です。

法廷での知的戦略、事実を追い求める学問的正義、反ユダヤ主義者の狂信・・・とテーマは硬派なのですが、私の気持ちを引いたのは主人公演じるレイチェル・ワイズのスカーフ使い。

ひょっとして・・・

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[アメリカの名門エモリー大学の教授デボラ・リップシュタット]

と、調べてみたら、やっぱり実際のデボラ・リップシュタット教授もスカーフやマフラーをうまく使う人のようです。

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[レイチェル・ワイズとデボラ・リップシュタット]

この映画でのレイチェル・ワイズの衣装は事実にかなり忠実です。

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[これはエルメスかしら?]

アーヴィンを「危険なホロコースト否定論者」と呼んだことでリップシュタットは版元ペンギン出版とともに名誉棄損で訴えられます。

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[やはりエルメス?]

ケンブリッジ大の歴史学者リチャード・エヴァンズ、ダイアナの離婚訴訟も担当した弁護士アンソニー・ジュリアスといった大物たちがチームを組み、リップシュタットの主張を認める判決が出ます。

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[堂々たる勝利をおさめたリップシュタット]

裁判での勝利が決まった時の記者会見でのスーツ姿も本物そっくり。

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[正義感が強く知性ある女性はレイチェル・ワイズの得意とする役どころ]

ダイアナ皇太子妃とかジャクリーヌ・ケネディを登場させる歴史物の衣装は話題になりますが、歴史学者なんていう地味な職業の衣装が忠実に再現されたのは意外。でもこれはリップシュタットのファッション・センスが認められたということでもあります。大学教師だってやっぱりおしゃれしないといけません!秘訣のひとつはやはりスカーフ使い、と確信しました。

2018年5月11日 (金)

妄想

まつこです。
日比谷で見つけたマロニエの花。

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[ペニンシュラ・ホテルの横の並木]
ああ・・・パリ、行きたいなあ。
数日後、
麻布十番で食べたジェラートは本場ミラノの味そのまま。
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[ジェラテリア・マルゲラ]
ああ・・・イタリア、行きたいなあ。
仕事の合間にしばし妄想中です。

2018年5月 5日 (土)

『ペンタゴン・ペーパーズ』と『ウィンストン・チャーチル』

まつこです。

この連休中、うめぞうと見に行った映画2本は『ペンタゴン・ペーパーズ』(原題The Post)と『ウィンストン・チャーチル』(原題Darkest Hour)。どちらも権力の中枢をとりまく駆け引きがスリリングに描かれる映画です。

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[トム・ハンクスとメリル・ストリープ。実力派同士がっぷりに組んだ映画]

新聞社を相続した奥様が最初は男性社会の中でおどおどと戸惑いながら、やがては権力と対抗して報道の自由を守る社主へと変貌していきます。そのあたりの演技の細やかさは、さすがストリープ。

緊張感とスピード感を併せ持つ展開、権力と報道の関係をめぐる力強いメッセージ性など、スピルバーグらしくしっかりと仕上げた映画でした。

でも「あれ・・・?」と思ったのは、エンド・クレジットの最後がノーラ・エフロンへの献辞で締めくくられたとき。ノーラ・エフロンといえば『恋人たちの予感』や『ユー・ガット・メール』などで知られる脚本家。このロマンティック・コメディの女王ノーラに、なんで『ペンタゴン・ペーパーズ』が捧げられているのかしら???

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[ノーラ・エフロンとメリル・ストリープ。ハリウッドの大物リベラル派]

 帰宅して調べたらわかりました。『ペンタゴン・ペーパーズ』は民主党本部のウォーターゲート・ビルへの侵入の場面を描いて終わります。ペンタゴン・ペーパーズをめぐる『ワシントン・ポスト』とニクソン政権の戦いは、やがてもっと大きな第2戦へとつながることを示唆しています。そのウォーター・ゲート事件を暴いたワシントンポスト紙の記者カール・バーンスタインと、ノーラ・エフロンは一時、結婚していました。

スピルバーグ、ハンクス、ストリープといったハリウッドの大物リベラル派たちの輪の中にノーラ・エフロンもいたわけですから、この『ペンタゴン・ペーパーズ』の献辞にも納得です。

で、ゴールデンウィーク2本目の映画は『ウィンストン・チャーチル』。

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[クリスティーン・スコット・トーマスとゲアリー・オールドマン。こちらも実力者同士]

1940年5月、チェンバレンの内閣不信任案が出されたために首相の役が廻ってきてしまったチャーチル。ドイツとの戦争も政権基盤も危機的な状況を切り開いたのは、人々を鼓舞するチャーチルの言葉の力。"He mobilized the English language and sent it into battle"(チャーチルの武器は言葉だった)というのが、この映画の決めのセリフです。

その変わり者で嫌われ者のチャーチルの不安定な精神状態を支えたのが、妻クレメンタイン。夫を時に叱咤し、鼓舞し、おだて、慰撫する。その彼女の時に辛辣な言葉もまた、イギリスを危機から救う力強さを持っています。

しかし、ここで「あら・・・・!」と驚いたのは、クリスティーン・スコット・トーマスの老け具合。

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[スコット・トーマス現在57歳・・・(私と同じ年)]

イギリスの上流階級にありがちなエキセントリックな夫婦像を描いている映画とはいえ、堂々のしわくちゃ婆さんぶりです。これは特殊メイクか、それとも本物のシワか?

帰宅してこちらもさっそく調べてみました。映画の公開直前に掲載されたVanity Fairのインタビューです(Kristin Scott Thomas: "If I can do it standing on my head: don't do it")

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[イギリス女優はシワをかくさない?]

スコット・トーマスは当初、この役を断ったのだそうです。それどころか数年前には映画界からの引退を発表していたそう。しかしクレメンタインがただの夫の支えというだけでなく、その複雑な生い立ちや戦時下でも独特のファッション・スタイルを持っていたことを知り、役を引き受けることにしたとか。

スコット・トーマス、確かに昔の色香はあせ、気難しそうな眉間のシワが目立つようになっています。しかし変わり者でガンコなおばあちゃんを演じさせたら、ハリウッド女優にはない個性の強さをイギリス女優たちは発揮します。スコット・トーマスもそういうイギリスおばあちゃん俳優の一人になってきたようです。

『ウィンストン・チャーチル』にはサミュエル・ウェストもアンソニー・イーデンの役で出演していて、こちらもしっかり年取っていました。メリル・ストリープ、トム・ハンクス、ゲリー・オールドマン、クリスティーン・スコット・トーマス、サム・ウェスト・・・50代、60代の俳優たちが円熟した演技で、言論の力を表現した映画2本でした。

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