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2017年8月24日 (木)

ショーズ・コーナー

まつこです。

ロンドンからの帰り道、ハートフォードシャーのエイオット・セント・ローレンス(
Ayot St Lawrence)という小さな村にあるジョージ・バーナード・ショーの家(Shaw's Corner)に立ち寄りました。

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[ナショナル・トラストが管理するShaw's Corner]

バスもない不便な村なので、ウェリィン・ガーデン・シティ(Welwyn Garden City)からタクシーです。23ポンド。

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[ショーの書斎]

ロンドンで劇作家・評論家として成功しセレブリティになったあと、人々の注目から逃れるために、ロンドンの住居とは別にこの田舎の家を手に入れ、ここで過ごすようになったのだそうです。

博物館として公開されているのは家の一部だけですが、ダイニング・ルーム、寝室、書斎などの生活空間がそのまま残されているのを観れるほか、映画『ピグマリオン』で採ったアカデミー賞のトロフィーやノーベル賞、数々のアートのコレクション、ロダンが作ったショーの胸像など、見どころはたくさんあります。

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[庭の一角にある小さな執筆用の小屋]

女優のパトリック・キャンベルとの熱烈な文通を出版するにあたり、奥さんのシャーロットを気遣ってマズイ部分を大幅に削除して発表したのに、それでも奥さんがヘソを曲げてしまった、というような微笑ましい(?)エピソードも知ることができました。

庭にある3畳くらいの大きさの執筆用の小屋は、机と簡易ベッドがギリギリ入る程度の大きさです。女の生命力の強さに辟易し、高邁なる精神的世界に逃げ込みたいときに、ここに篭ったんだろうなあと想像しました。(うめぞうも、こういうの欲しいだろうなあ。)

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[『聖女ジョウン』の第2部をやっていました]

果樹園の一角ではプレイ・リーディングもやっていました。広々とした庭は気持ち良く、ピクニックを楽しんでいる家族連れもいます。のんびり読書をしている人もいます。タクシーに2時間後に迎えに来て欲しいと頼んでおきましたが、もう少し時間があってもよかったかも、と思うような気持ちの良い午後でした。

ちょっとタクシー代はかかるけれど、ロンドンからすぐに行けるオススメの場所です。

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