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2017年8月17日 (木)

ユニバーシティ・チャレンジ

まつこです。

今回は体調がもうひとつということもあり、あまりどこにも出かけずに過ごしています。図書館で本を読んだり、犬のフランクと散歩に出かけたり。

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[リードを外してもらってうれしそうなフランク]

夜はジュディとトムと三人で夕食をとり、一緒にテレビを見て過ごすというのんびりした生活です。

ただあまりのんびりしていられないのが、クイズ番組University Challengeのとき。大学やカレッジの代表チーム同士が競いあいます。もう50年以上続いている長寿番組です。

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[司会のジェレミー・パックスマン]

競われるのは「知識の広さ・正確さ」とともに「反応の速さ」です。司会のジェレミー・パックスマンがよどみない早口で読み上げる質問を聞き取り、いちはやくボタンを押して答えなければなりません。

トムとジュディは聞き逃してしまうと、「まつこ、今の質問聞き取れた?」と聞いてきますが、イギリス人二人に聞き取れないものを、私が聞き取れるわけないでしょう。

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[1チーム4人の回答者。この写真ではケンブリッジ大学の二つのカレッジが対戦しています]

そもそも聞き取れたところで、「二つの鏡像異性体が等モルで混じりあい光学的な反応を示さない状態をなんと呼ぶか?」などという問いに答えられるはずもなく。ギリシア神話から宇宙物理学まで、どんな問題が出ても即座に4人のうちの誰かが答えられる様子を見て、視聴者がその俊英ぶりに舌を巻くというのが、このクイズ番組の狙いどころです。

ただ3人で一緒に見ていてまずいのが、シェイクスピアに関する出題があったとき。「"sleep"という言葉が最も多く出てくる喜劇は『夏の夜の夢』。では悲劇は?「悩みでほつれてしまった心を繕ってくれるもの」というフレーズは何の作品?」

いっせいにトムとジュディがこちらを見ます。「うっ・・・『マクベス』!」と一瞬つまりながらも正解を言えて安堵。一問だけでも学生より早く答えられれば視聴者としては上出来です。トムも「19世紀半ばに使われた5文字のビリヤード用語で、現在は「扁虫」、「錨の一部」、「不測の事態」という意味になっているのはなに?」に"fluke"と正解。ジュディは「綿の糸や布を水酸化ナトリウム水溶液の中で引っ張ってツヤを出す作業を何と呼ぶ?」に"mercerisation"と答えて正解。

これほど出題範囲が広範です。日本にもこういうクイズ番組はあるのでしょうか?文弱でモテない秀才くんたちがヒーローになれる機会がたまにはあってもいいんじゃないでしょうか。

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コメント

日本人も好きですが、イギリス人もクイズ好きですよね~。たしか、パブにもクイズナイトなるものがあって、夫の友人がハマっていました。毎週おっさんがパブに集まり、チームを組んでクイズで競い合うという、想像するだに微笑ましい光景(笑)。盤ゲームのTrivial Pursuitもたしかイギリス発祥だったような。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

クイズとかビンゴで盛り上がるおじ(い)さん、おば(あ)さんは、イギリスに特に多そうですね。トムやジュディや彼らの友人たちを見ていると、退職者たちが、まあ、よく遊ぶこと!ホリデーだ、誕生日だ、ティーだ、サパーだ、ピクニックだ…。ホリデー以外はあまりお金もかけずうまく楽しんでいるようで、参考にしたいものです。

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