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2016年12月28日 (水)

ユーロトラム

まつこです。

ストラスブールは環境都市としての政策がとてもうまくいっているのだそうです。町の景観が美しいのは古い建物だけではなく、市街地を走る車がとても少ないからです。車の代わりにトラムと自転車が活躍しています。

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[快晴!景色もひときわきれい。こちらはドイツ人が作ったプロテスタントの教会]

今日は快晴だったので、トラムに乗っていろいろ出かけてみることにしました。

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[トラムにもクリスマスの飾りつけがしてありました]

窓が大きな電車はきれいだし、床が低いのでお年寄りも乗りやすいし、揺れないし、静かだし、切符も安くて文句なしの乗り物です。

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[大学の植物園のそばで]

まずはこのトラムに乗って、ストラスブール大学に行ってみたのですが、冬休み中で門が閉まっていてキャンパスには入れませんでした。植物園も閉館中。残念。

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[ヨーロッパ議会の現代的な建物]

次は違う路線のトラムに乗って北へ向かいます。ヨーロッパ議会は開会中なら予約すれば見学できるのだそうですが、今は閉会中なので外から見るだけ。

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[EUの未来を懸念するうめぞう]

この界隈は欧州人権裁判所や欧州評議会など、EUの大きな施設が集まっています。ストラスブールは中世からの歴史を色濃く残す古い街である一方で、未来に向けたヨーロッパの大きな実験場でもあります。

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[蛇行するイル川の地形をうまく使った建物]

巨大な建物の斬新さを見ると、EUとは野心的で壮大な構想だったのだなと改めて感じられます。イギリスは離脱してしまったし、移民問題や通貨問題で追い詰められているEUですが、せっかく始めたプロジェクトなので、うまくいってほしいと素朴な感慨がわいてきました。

ストラスブールの路面電車はEUの本拠地にちなんで「ユーロトラム」と呼ばれているそうです。EUもこのユーロトラムと同じように成功すると良いのですが。

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コメント

なるほど、なるほど、ストラスブールは宗教改革がいち早く始まった街なのですね。この教会、プロテスタントにしてはなかなか美しいではないですか。すっきりと清潔な街並みもトラムも何だかベルギーかドイツのようですね。うめぞうさん&まつこさんらしい旅先で、感心します。どうかよい年末年始をお過ごしくださいませ。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

ストラスブールは地政学的に難しいところにあるので、ブルボン王朝、ナポレオン、プロイセン、第一次世界大戦、ヒトラーと、歴史の波にもまれ宗教的には複雑なところのようです。市内にはプロテスタントの教会もたくさんありますが様式がそれぞれバラバラ。写真の教会は19世紀末にドイツ人が建て、折衷式のネオゴシック様式らしいです。ヨーロッパ議会がここにあるのも仏独の和解の象徴なのでしょう。

観光客の目で見ると、清潔な都市に美味しいお菓子のある「独仏良いとこ取り」の街に思えました。「また来たいな〜」とうめぞうも言っています。

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