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2016年12月16日 (金)

メイ首相のレザー・パンツ

まつこです。

たかがファッション、されどファッション。今、イギリスのメディアを騒がせているのは首相テリーザ・メイがはいていたレザー・パンツ。

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[新聞『サンデー・タイムズ』のインタビューを受けた際の写真]

このレザー・パンツはイギリスのデザイナー・ブランド、アマンダ・ウェイクリーのもの。オシャレ好きなメイ首相の着るものはいつも注目の的です。イギリスのデザイナー・ブランドを身につけることで、イギリス製品の販売促進をする意図もあっての選択でしょう。(ちなみに黒のスニーカーはバーバリーのものだそう。)

ところがこのレザー・パンツがウォーター・ゲートをもじった「トラウザー・ゲイト」(trouser-gate)とまで呼ばれる騒ぎを引き起こしてしまいました。発端はメイ首相と同僚の保守党の女性議員ニッキー・モーガンの発言。このレザー・パンツのお値段に噛み付いたのです。

「995ポンド(14万円)なんてウェディング・ドレスにしか使わない金額だわ。そんな高価なものを身につけるなんて、選挙区の普通の人たちに対し説明のしようがないわ!」

これだけなら辛口コメントというだけのことですが、ニッキー・モーガンはキャメロン政権では教育担当大臣だったのに、メイ首相から解任されたこともあり、二人の間の政治的な対立が背景にあるようです。

保守党のおじさん議員からは「ニッキーの発言は生意気だ」という声も上がりました。タブロイド紙は「ニッキー・モーガンの持っているマルベリーのバッグだって950ポンドもする高級品だ」と囃し立てています。

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[前教育大臣のニッキー・モーガンのバッグも高級ブランド品と指摘され、「これは12年も使っているし、もともとプレゼントでもらったもの」と言い訳しているそうです]

キャメロンが3500ポンドのオーダーメイドのスーツを着ていたり、トランプがブリオーニの高級スーツでもぜんぜん話題にならないのに、女性政治家が着るものだけに注目が集まるのはやはり女性差別だ、という硬派の意見も出ています。

そんなこんなの意見百出で「トラウザー・ゲイト」とまで呼ばれているわけです。

ちなみにこの995ポンドのレザー・パンツは、膝から下がややフレアーになっていてちょっと着こなしが難しそうですが、この騒ぎのせいで全部売り切れちゃったそうです。ブランドの知名度もしっかり上がり、笑いが止まらないのはアマンダ・ウェイクリーでしょうね。

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