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2016年8月 2日 (火)

大人のおしゃれ

まつこです。

「オバサンでおしゃれに見える人、見えない人」という帯の惹句につられて買ってしまった、『大人のおしゃれDo!&Don't』。スタイリスト地曵いく子と漫画家の槙村さとるの対談です。「ババア上等!余計なルールの捨て方」という、辛口の副題が示すように、60歳を迎えた二人が堂々の開き直りっぷりで、ズバズバとオバサンのおしゃれについて語っています。

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[マニュアル世代。読んだらすぐ実践。この本ですすめられていたJames PerseのTシャツ、さっそく買ってきてしまった]

確かに50歳を超えると何を着たらよいのかわからない。ファッション雑誌をパラパラとめくってみると、元JJモデル賀来千香子や黒田千永子が活躍していますが(二人とも私と同い年)、そのまま参考にはならない。黒田千永子は鎌倉あたりのギャラリーでアート観賞していそうな服装だし、賀来千香子はカルティエとかエルメスのお得意様向け展示会にで微笑んでいそう。二人とも労働している気配がないのです。

こちとら重いバッグに本やらPCやら詰め込み出勤し、会議だ、書類だ、講義だ、セミナーだ、なんだかんだ・・・で化粧直しの余裕すらないまま矢のように過ぎる日々。50代用ファッション雑誌といっても、HERSもeclatも心(と財布と時間)にゆとりのあるマダム向けで参考にならない気がします。かといって、無難なスーツを着れば地味にくすみ、ちょっとエッジの効いた服を着れば若作りで浮き、ああ、私何を着たらよいのと、途方にくれるのが50代半ばの働く女。

そんな迷えるオバサンの心にストンとくるアドバイスが、この『大人のおしゃれDo & Don't』にはいくつもありました。そのひとつが「お金の使い方を変えろ」というもの。

ブランド物やここぞという時のためのドレスなんて、人生の残った時間を考えれば着る機会なんてそれほどない。それだったら毎日着るTシャツやストッキングを上質なものにすべし。肌触りが良いものを着ていると、自尊心が上がる。この年になると誰もほめてくれないんだから、自分で気分をあげよう。下着もいいものを身につけよう。すっかり大人の女性にとって、男性に見せるための勝負下着ではなく、救急隊員に見られて恥ずかしくないものを身につけるのが、「いざというとき」のための心得。

フムフム・・・と納得しながら一気に読んだ私は、「これだわ!今はやっぱり洗練されたカジュアルよね!上質なTシャツ一枚でぐっと気分があがるんだわ!」と、さっそく丸の内のジェームズ・パースに行ってTシャツをまとめ買いしてきました。ついでにゆったりしたイージーパンツも合わせて購入。気分はすっかりサンタモニカあたりのマダムです。

しかし・・・

Photo

[やっぱりアジア人のおばさんが着るとイージーパンツはモンペ風になる・・・]

「余計なものはもりこまない」というアドバイスに従ってあっさりコーディネートしてみたところ、うめぞうに「ベトコンか?帝国主義粉砕って感じだな」と言われてしまいました。確かにそっけないTシャツにモンペ風イージーパンツにペタンコ靴だと、モンスーン亜熱帯で農耕するおばちゃんに見える。

うーん、大人のおしゃれは難しい。

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コメント

久々のファッションネタ、しかも着画付。ジェームズ・パースはまつこさんにぴったりのお店ですね。相変わらずうめぞうさんの辛口コメントに笑ってしまいました。新潟で休養して、調子出てきたみたいですね(笑)。有り難きは、家族のコメント。私も、デニムのマキシ丈のスカートを履いて悦に入っていたら、farmerみたいとバッサリやられましたわ。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

Pukiちゃん、背が高くてスタイルいいから、マキシ丈のスカート似合うでしょうね。デニムの長いスカートにエプロン+スカーフだと、確かにMerry Englandの雰囲気になっちゃうかもしれないけど。

『大人のおしゃれDo & Don't』によると、年齢層の高い店員はウソがないそうです。確かに若い店員さんが、年上の女性客に気遣って、「よくお似合いです」とか言ってくれますが、おばちゃんの店員さんは「うーん、あちらの色の方がいいんじゃないですか」とか「ちょっとサイズが合いませんね」とか冷静ですね。さらに正直なのが夫。「その格好、ダサいんじゃない」と玄関で言われ、あわてて着替えてから出勤すること度々です。

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