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2016年5月 3日 (火)

サマンサが60歳!(その2)

まつこです。

「眠り」で悩んでいる中高年はたくさんいます。若い時は寝坊でも、年をとると眠りが浅くなったり、うまく寝付けなくなったり。

あのSex and the Cityのサマンサも不眠症と戦っているそうです。数日前のBBCのラジオ番組で、眠れなくなったことが原因でロンドンでの舞台出演を断念し、自らの人生を見直すことになった経緯を語っていました。

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[華やかなスターにも人生の苦しみはある]

イケイケ女のサマンサを演じたキム・キャトラルはもうじき60歳(参照「サマンサが60歳!」)。昨年、ロイヤル・コート劇場での主演を初日直前にキャンセルしたときには、ガンではないかと噂されていたそうです。今回、ラジオのWoman's Hourに特別出演し、不眠症との苦闘を率直に語っていました(Kim Cattrall on Insomnia)。

「大学にも行っていない。子供もいない。夫もいない。私は孤独な女。才能なんかないのに、運だけでスターになれたのかもしれない。セクシーだからという理由だけで地位を与えられたのかもしれない・・・」

しのびよる老いを感じ始めたとき、自己評価がグラグラと揺れ始める。そこに愛する父の死。親の死に接することで、自分もやがて死ぬのだという切実な思いにとらわれたそうです。

仕事も恋愛も全力疾走だった女性が、老いや死という現実を見つめて立ちすくむ。現代社会にはこのキム・キャトラルような女性がたくさんいるのではないでしょうか。

ラジオを聞いていたら、キムには自分の戸惑いや弱さをまっすぐに見つめる潔い知性が感じられました。

仕事中毒から脱却しする決意をし、何もしない時間も大切だと気がついたそうです。「無駄な時間を過ごすのは時間の無駄じゃないわ」「ベッドに電子機器を持ち込んじゃダメ。ベッドではセックスするか眠るだけにしないと」「眠れなかったら夢もみれない」。そんなふうにキレの良い言葉で語る口調は、あの若き日のサマンサのまま。

ロイヤル・コートの舞台に立てなかったのは残念だろうけれど、自分の人生を一つのドラマとして語ってみせたキム・キャトラルの女優根性はあっぱれです。またいつかスクリーンかステージで姿を見せてくれることでしょう。

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