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2016年1月26日 (火)

うめぞうの百万石自慢

まつこです。

「いらっし見まっし寄るまっし・・・」と、調子の良いお囃子をうめぞうが歌い始めました。小学校で習った「百万石節」だそうです。昔はこういうご当地音頭を、小学校の運動会で踊らされました。

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[後ろに見えるのは石川門]

小学校での郷土愛教育というのは、深層心理に刻みこまれるもののようです。「僕は親の仕事の都合で金沢にいただけだから、「ふるさと」っていうような特別な思い入れはないなあ・・・」と、クールを装っていたうめぞうですが、「加賀百万石」には、まるで自分がお殿様であるかのような誇りを感じている気配があります。「白山より立山が高い?でも富山は分家やがねぇ」と、富山県に対してかすかな優越感を抱いているようです。おそるべし初等教育の効果!

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[夏になると蛍が出る小道、白鳥路というそうです]

うめぞうは日頃はひどい方向音痴です。旅先では私の後ろをついてくるだけ。ところがさすがに金沢では、久しぶりにも関わらず、スタスタ間違えずに歩いて行きます。「あー、大通りじゃなくても、こっちの道から行けるよ。この道には蛍がいたんだよ」と言いながら細い遊歩道を懐かしそうに歩いていました。

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[金沢出身の文人といえば、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星・・・うめぞう]

「ふるさと」というのは年取ってからだんだんと懐かしくなるものなのかもしれません。日頃、標準語で話している人も、年とともにお国言葉のイントネーションが次第に強く出てきたりします。金沢弁では、「もらえる」という意味で「あたる」という言葉を使うようです。朝、出勤前に、「今日は家で夕飯あたるの?」とうめぞうは聞きます。このように我が家ではうめぞうが金沢弁を使う頻度が次第に上がってきています。

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[浅野川はよそ者にはイントネーションがむずかしく、母語話者はアサノガワの「サ」の部分に強勢をおいて発音します]

お天気に恵まれた土曜日の午前中、雪がキラキラと輝くまぶしい街を、ときおり金沢弁を話しながら、うめぞうは楽しそうに散策していました。

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