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2016年1月 4日 (月)

ビスケットの缶

まつこです。

悪い天気に慣れきっているはずのイギリス人が、「ミゼラブル!」と嘆くほど雨が続いています。12月は記録破りの降水量、新年になってからも毎日雨が降り続いています。

雨のロンドン、どこを見ても灰色です。モンクレールの黒のダウンコートがちょうど良いです。日曜日の朝も散歩する気にもならないので、ご近所のV & Aへ。

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[ウェッジウッドかしら?]

工芸品がたくさんある博物館で、ふと目をひいたのがこちらの棚。ウェッジウッドの陶器製の宝石箱のように見えますが、じつはこれビスケットの缶。

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[こんな中国製の陶器のように見えるものも、ブリキ製のビスケットの缶]

19世紀の終盤、こうした凝った形のビスケット缶が作られるようになり、ミドルクラスの家庭で、ビスケットを食べ終えた後、飾り物として使ったのだそうです。

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[子供のためのかわいいビスケット缶]

第一次世界大戦でいったんは中断したものの、やがて子供たちが喜ぶデザインの缶が増えたのだそうです。こうして見ると、ビスケットの缶も歴史を反映した工芸品であることがよくわかります。

今もスーパーやデパートで売られているビスケットの缶はかわいいデザインのものが多く、ビスケットよりも缶の方が欲しくなることがあります。日本で留守番のうめぞうに、かわいい缶のビスケットでもお土産に買って帰ろうかな。

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