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2016年1月 5日 (火)

ケンブリッジのお土産

まつこです。

トム&ジュディと共通の友人セアラにランチに呼ばれ、日帰りでケンブリッジに行ってきました。

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[雨のキングズ・パレード]

ご近所の友人同士なので、たとえ日本から来ている私がいても、盛り上がるのはもっぱら近所人のうわさ話。「Aさんの家の犬は器量は良いが頭が悪い」とか、「Bさんの好きな色はグレーだけど、呼ばれて行ったらクッションもソファーもグレー、紙ナプキンまでグレーだった。やり過ぎよね」とか。他愛もない話ばかりですが、こういうのを聞いているのは案外、リアルな生活がわかって楽しいです。

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[暖かいので緑は生き生きとしていますが、濡れそぼって寂しい印象の公園]

日本のこともたまに話題にしてくれるのですが、「テクノロジー」と「高物価」という一昔前のイメージが抜けないようで、イギリスの方が物価が高いと説明してもなかなか納得してもらえません。いったん定着したイメージはなかなか消しがたいもののようです。

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[トムからもらった石]

「日本はミステリアスでスピリチュアルな文化の国」というイメージも、中高年のイギリス人にはまだ深く根付いているようで、先日の大晦日のパーティでは「日本では石をペットにしている人がいる」という話が出ました。これが意外にも複数の人が聞いたことがあると言うのです。「なに、それ? そんなの聞いたことない。禅宗に入れこんでいるアメリカ人とかそんな人が言い出したんじゃないの?」とかわしておきましたが、「ペットの石」ってあるんでしょうか。

昨日、再会したトムは日本へのお土産にと白い小さな石をくれました。Tの文字がついているので、トムと名付け、ペットとして持ち帰ってほしいというジョークです。

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[ジュディの手作りサシェ]

ジュディからは庭のラベンダーで作った手作りサシェをもらいました。今は灰色の空のイギリスですが、春夏の輝かんばかりの美しさは忘れがたいものがあります。ジュディが毎日、せっせと世話をしている庭に花が咲き誇る様子が、このサシェのラベンダーの香りに包まれると目の奥によみがえってきます。

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[ヨークシャーから持ってきた手作りお菓子]

大晦日のパーティにヨークシャーから来て参加していたパムは、手作りのミンスパイやクリスマス・ケーキを持参していました。スコットランド系のお義母さんから伝授されたというクリスマス・ケーキはたっぷりとスコッチ・ウィスキーが使われているそうで、食べるとふんわりとお酒の匂いに包まれて酔っぱらいそうなほどです。ロンドンに持って帰って食べるようにと、余った分を元旦に持たされました。

先日のサファリ・サパーもこの日のランチも、そんなに高価なものが並ぶわけではないけれど、こうして生活を分かち合わせてもらえる経験が異邦人の私にとってはとても貴重です。こういう思い出と一緒にトムのいう名の白い小石とラベンダーの匂いのサシェをスーツケースに大切に入れて帰ります。

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