« ロータス | トップページ | オペラとお寿司 »

2015年8月12日 (水)

南仏でワイン・・・

まつこです。

昨晩、見たDVDは『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(The Hundred-Foot Journey, 2004)。フランス料理とインド料理という異文化の共存を描いたコメディです。ミシュランの星付きレストランの気位の高いオーナーを演じているのはヘレン・ミレン。

Screenshot20140817at100311pm

[南仏Saint AntoninNoble Valの美しい風景もこの映画の魅力のひとつ]

英紙『ガーディアン』のインタビューでヘレン・ミレンがこの映画について語っています。ミレンはフランス語が堪能で、フランス語で演じられるというのがこの映画への出演を決めた理由なのだそうです。ところが多くのアメリカ人は字幕つきの映画は嫌い。ミレンはフランス語を使うと言い張ったそうですが、フランス語で演じた場面はほとんどボツにされたとボヤいています。

[原題The Hundred-Foot Journeyは、ミシュランの星つきフランス料理屋と、インド人移民一家の経営するインド料理屋の間の距離が100フィート(約30メートル)であることを示しています。短い距離にもかかわらず、その間の文化の差は大きい。それを埋める難しさを描くコメディです]

この映画を見ながら寂しく感じたことが二つ。

その1:ワイン
最近、ときどき心房細動がある私。心房細動は不整脈の一種で、原因はストレス、睡眠不足、飲酒。「飲むなとは言いませんが、量や頻度は考えてね」と医師に言われています。そんなわけで5月以降、ほとんどお酒を口にしていません。映画でワインやシャンパンを飲む場面を見るたびにごくんと唾を飲みます。ああ、寂しい・・・。

その2:南仏
1年に一度の夏のバカンスを楽しみにしていたのですが、今年はそれもかなわず。『マダム・マロリー』の舞台はトゥールーズ近くのミディ・ピレネーの小さな町。川が流れる山あいの風景もこの映画の魅力のひとつです。こんなところでバカンス過ごしたかったなあ。ああ、寂しい・・・

せめて南欧風の料理でも食べてみようと作ったのは、我が家の定番料理の一つ。カジキマグロのソテー、パプリカ添え。

Dsc03094
[ニンニクとパプリカをゆっくり炒めて、ケイパーとオレガノで風味をつけ、そこにトマトをスライスして入れて、柔らかくなるまで加熱してソースにします。カジキマグロは塩胡椒してソテーし、白ワインを入れて、ソースを加え、味をなじませて完成]

これにきりりと冷えた白ワインか夏らしくロゼといきたいところですが・・・

Dsc03093
[「うめぞう、私に付き合わず一人で飲んでいいよ」と口先では言いながら、「私が我慢しているんだから一緒に我慢してよね」と視線で訴えているかも。うめぞうもこのところ、ずっと禁酒につきあっています]

今日もお酒はなし。

私の生活からワインと日本酒がなくなったら何が残るのか・・・?少しだったら飲んでもいいのか・・・?ワインなしでもフレンチやイタリアンは楽しめるのか・・・?日本酒なしでもお刺身はおいしいのか・・・?蕎麦屋でおつまみと日本酒を楽しむ夕暮れ時の喜びはもう経験できないのか・・・?

ま、この程度の我慢は人生の試練のうちには入らない、と思いつつ、やっぱりちょっと寂しい夕食でした。

« ロータス | トップページ | オペラとお寿司 »

コメント

まつこさま、お酒が飲めないのはツラいですね。。。でもね、私は下戸で、しかも最近ますます弱くなって、ホント物心ついてからずーっとその状態なのですよ。しかも、他の下戸の方々と違って、私はお酒をすごく美味しそうと思う性分なので、非常な忍耐を強いられます。それにしても禁酒につきあううめぞうさんはエライ。ほんとにエライ。それはまさしく愛です。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

「うめぞう、飲まないの?あ、そう。飲まないほうが血圧も下がるしね。飲まないほうがいいよ。健康になるよ。私のおかげだよ・・・」と、このように押し付けがましく言うのも「愛」でしょうか?

Pukiさんはもともとあまり召し上がりませんもんね。お酒を飲まずに食事を楽しむ方法、今度、ご教示ください。よろしく。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/527170/62066940

この記事へのトラックバック一覧です: 南仏でワイン・・・:

« ロータス | トップページ | オペラとお寿司 »