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2015年8月24日 (月)

シャロン・ストーンとシャーロット・ランプリング

まつこです。

Harper Bazaarの9月号でフルヌードを披露し話題になったシャロン・ストーンは57歳。

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[靴はジミー・チュー、アクセサリーはティファニーだそうです。この他の2枚の写真ではブルガリ、カルティエのアクセサリーも着用]

これらの写真とともに「シャロン・ストーンがすべてを露わに」(Sharon Stone Reveals All)というインタビュー記事が掲載されています。数年前の脳出血やその後遺症、優等生タイプ(シャロン・ストーンはIQ145)でセクシーさに欠けると言われた若い頃、離婚の痛手など、華やかな外見からはうかがえない苦悩も率直に話しています。「最近、誰からもデートに誘われない」という愚痴まで語られています。

しかし記事が出てから話題になったのはもっぱらヌード写真。「57歳でこの美しさは驚異的」という礼賛か、「どうせ修正写真、素顔は整形でボロボロよ」というこき下ろしか、いずれかの反応に分かれたようです。

その頃、イギリスでは・・・

45years
[トム・コートニーと結婚45年の夫婦を演じるシャーロット・ランプリング。ノーフォークを舞台にし、いかにもイギリスらしい曇った天気、イギリス人らしい感情の抑制が見られる映画だそうです]

映画45 Yearsが封切られ、主演のシャーロット・ランプリングがBBCのラジオWoman's Hourでインタビューを受けていました。

『愛の嵐』(1973)で過激なエロティシズムを表現したランプリングも69歳。「嘘を売るのはイヤ」だから、いっさい美容整形もボトックスもしていないそうです。写真や映像も修正をしないようにと要求しているそうですが、ときどき製作過程で無断で修正されてしまうこともあると嘆いていました。

「写真を修正すると個性も失われる」と主張するランプリング。「パリは生活のアートがある。ロンドンは仕事の質が高い」、「自分の出演したテレビドラマを見たのはフランス語の吹き替え版を作るときだけ」と、シャープな言葉使いでズバズバとインタビューに答えていました。

ダイエットをせず豊満な体を誇示しているケイト・ウィンスレット。「修正をしない」という条件付でトップレスの写真を披露し女性の身体の尊厳を訴えたキーラ・ナイトリー。ハリウッドの女優に比べて、イギリス女優たちは、比較的、自然な身体を受け入れようとする傾向がこれまであったようです。

しかし、英米の間の価値観の差がいろんな面で小さくなっていいます。果たしてヴィクトリア・ベッカムやキャサリン妃ら、今の30代の女性たちが老いを感じ始めたとき、果たして自然なシワやタルミを受け入れるかどうかはやや疑問。彼女たちがどういうふうに50代、60代を迎えるのか、目撃したいものです。(そのためにはしっかり長生きしないといけませんが。)

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コメント

この映画良さそうですね。見てみたい。イギリス人は、セレブもカントリーライフ中心になるから、美への価値観も変わってくるのでしょうね。フランス女優ともまた違うあの土臭さは、イギリス女優ならではという気がします。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

シャーロット・ランプリングはフランス女優のエレガントな雰囲気と、イギリス女優の骨太な感じを併せ持っていて、好きなタイプの女優です。イギリス女優とは一線を画すファッションセンスの良さも◎。BBCのインタビュアーが「一番美しい声の英語」と褒めていましたが、映画『まぼろし』で大学教師を演じ、ウルフの『波』を朗読している場面も印象的でした。イギリスとフランスのいいとこ取りですね!

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