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2014年9月 7日 (日)

ハウス・オブ・イラストレーション

まつこです。

ロンドンには数多くのギャラリーやミュージーアムがありますが、最近、オープンしたばかりの小さなギャラリーに行ってみました。House of Illustrationです。

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[キングズ・クロス駅のすぐ裏には運河があります]

キングズ・クロス駅の裏の運河沿い、再開発地域の一角にあります。2011年に名門アート・スクールのセントラル・セント・マーティンズもここに引っ越してきて、にわかに洗練されたエリアになりつつあるようです。

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[キャムデンの再開発地域の中心、Granary Square。ここにアート・スクールもHouse of Illustrationもあります]

House of Illustrationはごく小さなギャラリーです。オープニング第一弾としてQuentin Blake: Inside Storiesと題する展示を行っています。そもそもこのギャラリーはクエンティン・ブレイクの発想がもとになり、ブレイクが長年資金集めをして、開設にこぎつけたのだそうです。

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[ブレイクのイラストに包まれる部屋]

クエンティン・ブレイクというと『マティルダ』など、ロアルド・ダールの作品につけたイラストで良く知られていますが、自分の文章や他の作家の本のイラストもたくさん描いています。今回の展示では、9つの作品を選んで、最初にラフを書いたところから完成にいたるまで、どのようにアイディアが変化していったかを、本人の解説文つきで見ることができます。

邪悪な人物もいれば、ヴォルテール『キャンディード』につけたイラストのように歴史に対する風刺あります。女装する少年の物語や、喪失の悲しみなど、シンプルな線と透明感のある水彩絵の具で描かれたわかりやすい絵の中に、多様なものが描きこまれていることがよくわかりました。

ワークショップ用のスペースでは子供たちが自由に絵を描いていました。ブレイクの創作の様子を見れるビデオを放映しているコーナーもあります。小さいけれどとても楽しめるギャラリーでした。

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コメント

まつこさま こんにちは。

ユニークなギャラリーですねぇ。知っていたら行ってみたかったです。

帰国してまだ1週間にもなりませんが、こうやってお写真を拝見したりしていると、またすぐに駆けつけたい気持ちになります。あー、半年で良いから暮らしてみたかった。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

イギリスって、確かに児童文学の挿絵ですばらしいものがたくさんあるので、このギャラリーではまだまだ面白い企画が続くでしょうから、また次の機会にぜひ!キングズクロスの駅裏、開発が急ピッチで進んでいるようです。ちょっと横浜の倉庫街みたいな雰囲気もあって、「レトロお洒落」な雰囲気と、コンテンポラリーな建築が共存しています。(あんまり東京風になってほしくないんですけどね。)

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