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2014年7月 6日 (日)

Swinging Londonから半世紀を経て

まつこです。

ケンブリッジでは今、毎年恒例の「ケンブリッジ・オープン・スタジオ」というフェスティヴァルをやっています。地元の300人ほどのアーティストたちがそれぞれのスタジオを解放したり、あるいは展示場を借りたりして、作品を公開するというものです。

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[Cambridge Open StudiosのパンフレットとSue Moultさんの水彩画のカード]

ジュディとトムのお友達のスーがグランチェスターの公民館で作品を展示しているというので、昨日は一緒に見に行きました。

スーの作品は、優しい色合いの繊細な水彩画で、イングランドの風景を穏やかに描いたものが多かったです。キングズ・カレッジを描いた絵を使ったカードを記念に買ってきました。

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[グランチェスターからジュディと二人で歩いてニューナムに帰ってきました。多少、雨が降りそうでも、傘を持参でウォーキングするのがイギリス流]

夕刻からはスーの家に、仲間が集まってバーベキューをするというので、そちらにも参加させてもらいました。60代後半から70代前半のご夫婦が3組、先日の教会のバザーでも一緒だった人たち。そこに私が一人加えてもらうという、顔ぶれです。みんながワイワイ、おしゃべりしているのを聞いていたら、イギリス老人映画「マリーゴールド・ホテル」みたいな感じでした。

Mr. A: このあいだPCのFace Timeをかまっていたら、知らない間に息子のところに僕たちの動画が送られていっていたんだよ。
Mrs. A: パソコンもスマホも、ほんとやっかいだわ〜。
Mrs. B: Face Timeってなに?
Mr. C: パソコンで動画が送れるのか?
Mrs. C: 知らないうちに動画が送られるんじゃ、いつもちゃんとした服着てなくちゃいけないわね。
Mr. B: そんなことより、息子の嫁の悪口を言っているところをうっかり送らないように気をつけないといけないぞ。

ひとしきり義理の息子、義理の娘とのつきあい方で話はもりあがり、そのあとはウィンブルドンやクリケットやワールド・カップで、いずれもイギリスのアスリートがもうひとつぱっとしなかったことへの不満が続き・・・。

「1966年は良かったな〜。あの決勝戦、どこで見ていた?」と、イングランドが地元開催で優勝した半世紀前のワールド・カップを語り合い、なにやら懐古的な空気に包まれているうちに、気がつけば夜の11時をまわっていました。

Londons_carnaby_street_1969
[1966年のロンドン。スウィンギング・ロンドンと呼ばれるファッションや若者文化がもりあがった時代。トムもジュディもまさにこの世代。写真はwikipediaより」

今は退職してゆったりした時間を楽しんでいるこの世代も、若い頃は、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、フェミニズム、ミニ・スカート・・・と新しい若者文化を牽引していました。いわゆる「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれるカルチャー・シーンを支えたのはまさにこの世代です。いろんな思い出を共有しながら、深夜までワイワイ盛り上がるおじいちゃん、おばあちゃん・・・いや、おにいさん、おねえさん達を見ていると、60代、70代も楽しそうだなと思えてきました。

うめぞうも数日前に65歳の誕生日を迎え、「介護保険保険証」が送られてきたとそうですが、あんまり早くに老けこんでしまわず、元気でワイワイ楽しんでもらいたいものです。

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[ケム川で見つけた白鳥の一家。くちばしの色が濃く、額のところにコブがあるのが雄の白鳥だそうです]

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