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2014年5月 3日 (土)

ユッセ城

まつこです。

ロワール渓谷といえば古城めぐり。それなのにあまり出かけようとしない私たちに、宿の女主人フランソワーズが「ロワールに来ているのに家にばかりいるなんてダメよ!」と業を煮やして、とうとう「自分が車で連れていく」と言い出しました。

連れていってもらった先はユッセ城です。

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[ロワールの森を背にしたユッセ城]

このユッセ城は「眠れる森の美女」のお城として知られています。17世紀の詩人シャルル・ペローがこの城に滞在して童話「眠れる森の美女」を書いたのだそうです。

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[王の間。ルイ15世の時代まで、貴族の館には必ず王のための部屋を作ることが義務づけられていたのだそうです]

お城の中に入ると、18世紀の衣装を展示する目的で多くのマネキンが配されています。また塔の内部の各部屋では「眠れる森の美女」の場面がマネキンで展示されています。

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[100年の眠りから目が覚めた場面]

数あるロワールの古城の中でも、子供たちに人気のある城です。このほかにワイン作りの様子をマネキンで表したケーブなどもあり、テーマパーク風のお城です。

たまにはこういう観光を楽しむのも悪くありません。「面白かった?ああ、よかったわ〜。あなたたちもようやく外出してくれて」と言う、フランソワーズの満足げな顔を見れたのがよかったです。

東京の雑踏の中で暮らしている私たちにとっては、静かな村とロワールの美しい風景があればそれで十分なのですが、地元の人たちは退屈だろうと心配してくれるのです。宿の女主人フランソワーズの善意に応えることができて、なんだか親孝行をしたのと似た気分を味わった、ロワールでの一日でした。

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コメント

武骨なイギリスのお城と違って、やはりフランスの古城は素敵です。フランスの宮廷で育ったメアリーがスコットランドに帰った時、城のあまりの違いに一気に心が萎えたというのも頷けます。フランソワーズさんの心遣いも、うめまつ夫妻の心遣いも微笑ましいです。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

そういえばエディンバラ城は要塞そのものですね。フランスのお城は外見はディズニー風なんですけど、中に入ると暗い地下牢や中世の要塞跡など、やっぱり残酷な歴史の残した遺産という感じがします。

宿の女主人も親しくなると親戚みたいな感じで、私たちは「フランソワーズおばちゃん」と呼んでいます。

まつこさま&うめぞうさま

ケンブリッジのB&Bのおじさまといい、ここのフランソワーズさんといい、世話焼き好きな良い人たちですね。自分の地元に来たお客さんに、地元の目玉を見て欲しいというのは誰でも同じなのでしょう。

春爛漫の美しい景色、どこをとっても写真になりますね。お裾分け、ありがとうございます。

ショウガネコさん、コメントありがとうございます。

大きなホテルではなく、小さな宿に泊まる魅力は、地元の人と人情味ある交流ができることでしょうね。イギリスの田舎にも、まだビジネス一辺倒ではないB&Bが残っているでしょうか?

柔らかな若葉と透明な空の色がほんとうに美しい季節です。(でもケンブリッジ、まだ寒いです。昨日の朝は摂氏2度でした・・・。)

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