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2014年4月23日 (水)

マロニエの花

まつこです。

パリは今、マロニエの花が満開です。街のいたるところで、白やピンクの花が咲いています。

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[リュクサンブール公園]

学会は5区、6区のいくつかの場所を会場に行われています。会場が一カ所ではないので運営がちょっと大変そうです。主催しているのがフランスですから、かなり鷹揚というか、適当です。プログラムの最終版がギリギリにならないと届かなかったり、定刻に始まらなかったり、予定が変更されたりということがたびたび。

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[1日目の夜、セーヌ川クルーズしながらディナー]

昼の学会のあとも夜にいろいろな社交やエンターテインメント用のプログラムが用意されています。クルーズは直前に出発の場所と時間が変更になり、比較的時間に律儀な英米独あたりの研究者があわてて集合すると、延々1時間近く出帆が遅れたりというようなぐあいです。これもお国柄でしょう。

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[2日目の夜は、サイレント映画の『ハムレット』]

シェイクスピアの生誕450年を記念する学会ですが、うめぞうも少しだけ参加しています。1920年代のベルリンで制作されたサイレント映画『ハムレット』についての講演や、その映写会(ドイツ語字幕つき)など、うめぞうも楽しめたようです。

このサイレント映画『ハムレット』の主人公はアスタ・ニールセンというデンマークの女優です。王位継承の安定のため、生まれた時に男子誕生と国民に告げてしまい、女であることをかくしている王子ハムレットという設定です。『リボンの騎士』みたいな感じ。

ハムレットは密かにホレーショに恋をし、ホレーショはオフィーリアに恋をし、オフィーリアはハムレットに恋をするという、『十二夜』のような人物配置になっています。肉感のない体型の女優ニールセンのハムレットは、中性的で軽快でした。2時間近いサイレイント映画ですが、生演奏の音楽つきでの上演で楽しめました。

観光と出張を併せた盛りだくさんの日々が続きます。

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コメント

マロニエ、いかにもパリですね~❤この時期の学会はなかなか行きにくいですものね。羨ましいです。このハムレット映画、初めて知りましたが、『リボンの騎士』も大好きだった宝塚少女(元)のツボを刺激します。見てみたい。。。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

この季節のパリは、一生のうち最初で最後かも・・・と思いながら満喫しています。

ドイツの無声映画なんて暗くて重そうと思っていたのですが、軽やかでコメディの要素もありました。やたら大きな目にくっきりとしたアイメイクのハムレットも、しっかり宝塚風。ドイツの大学での男子学生たちとの交友関係もちょっと青春映画風でした。(ガートルードがめちゃくちゃな悪女なのも漫画チック。)

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