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2014年4月25日 (金)

ヨーロッパのシェイクスピア

まつこです。

パリではシェイクスピア生誕450年に合わせて、シェイクスピアにちなんだ特別展やオペラも企画されています。学会に参加するとそれらの入場券も少し安くしてもらえます。

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[ドラクロワ美術館はルーブルに併設されている小さな美術館です]

ドラクロワの住んでいた家をそのまま使ったドラクロワ美術館は、サン・ジェルマンの一角にあります。小さな美術館で、ドラクロワが使ったアトリエがそのまま展示室になっています。

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[ロミオとジュリエット]

ドラクロワはハムレットを題材にしたリトグラフをたくさん作っていて、今回はそれらをまとめて見ることができました。物語性のある動的な場面の連作で、いかにもロマン派的な印象を与えます。

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[ひっそりとした中庭]

サン・ジェルマン・デプレ教会のすぐ裏で周囲はにぎやかな地域ですが、中庭に入るとひっそりとしていて、外の喧噪が嘘のようです。

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[カプレーティとモンテッキ]

バスティーユのオペラ座では『ロミオとジュリエット』を題材にしたベッリーニのオペラ『カプレーティとモンテッキ』をやっています。

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[現代的な建物のバスティーユのオペラ座。観客の服装も比較的カジュアル]

悲劇なのですが、イタリアらしいきれいなメロディーの明快な曲が続くオペラでした。このオペラではロミオがメゾ・ソプラノの女性歌手によって演じられます。名門両家が対立する大人の世界は男性たち、若い二人の純愛は女性同士というふうに、物語の世代間断絶を音楽でもわかりやすく分けています。

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[カーテンコールで写真を撮っている人が多いので、私もつられて撮ってみました]

フランスでの学会なので、学会でも独仏を中心にヨーロッパでのシェイクスピア受容の話が比較的多いという特徴があります。映画、オペラ、絵画など、ヨーロッパで様々に変容したシェイクスピアにいろいろ触れる機会になりました。

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