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2014年4月 2日 (水)

フランク

まつこです。

下宿先では今、ロンドンの息子一家の犬を預かっています。名前はフランク。女主人のジュディが「Rescue dogなのよ」と言うので、「へえ、見た目は頼りなさそうなのに救助犬なのか」と驚いたのですが、"rescue dog"とは飼い主がいなくて処分されそうになっているところを引き受けた犬のことだそうです。

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[シャイなのでカメラを向けるとあっち向いちゃう]

イギリスは昔は子供と犬のしつけに厳しい国とされていましたが、どうもどちらも最近はあやしくなっているようです。「息子たちのしつけが悪い」とジュディと旦那さんのトムは、預かっている期間のうちになんとかフランクを良い子にしようと懸命の努力をしています。

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[カメラの方を向くようにトムが協力してくれました]

散歩のときやたらと引っ張るのでハーネスを買ってきたのですが、フランクはその箱を見ただけで不満そうな声を上げていました。「指示されるのが嫌な犬なのよ〜」とジュディは困った顔をしていました。

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[アップで見るとこんな感じ]

それでも孫と同様にかわいがられているフランクですが、先ほど怒られてしまいました。ジュディの「あら、いけないことしてるでしょ!逃げていくわ」という声がしたと思ったら、フランクは何やら口にくわえて庭に逃げ出していました。

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[何加えているのかな?]

見てみるとディズニー柄の可愛いパンティでした。トムとジュディは二人そろって申し訳なさそうな顔をして私を見ます。「え?私のじゃないわよ」と慌てて言ったら、ジュディは「私のでもないわ」、トムまで「僕のじゃないよ」・・・

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[あなた誰のパンティをくわえているの?]

あまりの可笑しさにトムとジュディも怒る気力をなくしていました。

ジュディは元学校の先生らしく、時に甘く、時に厳格に、"Frank!", "Frank, good boy!", "Frank, sit!"と一日中、フランクを教育しています。トムは次に預かるときには「しつけ教室」に入れると言っています。フランクは目下生後18ヶ月。まだまだ子供っぽいのですが、広い庭と犬好きの夫婦という理想的環境で、なんとかこのフランクくん、立派な青年犬に育ってほしいものです。

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コメント

猫に生まれるならイタリア、犬に生まれるならイギリス、と思います。イギリスの飼い犬は子供より信頼されているのではないかと思う時があります。両親がイギリスに遊びに来た時に、幼児には紐のついたハーネスを装着し、飼い犬は鎖なしで闊歩させているイギリス人家族を見て仰天していましったっけ。イギリスの犬はストレスがあまりないせいか、日本の犬ほど吠えないような気がします。

パンティをくわえて伏せている姿は、妙に同胞意識をかきたてますなあ。
こうして見ると、犬と人間の違いより、男と女の差の方が大きいかもしれません。
それにしても、誰のパンティなのか。トム秘蔵のコレクションだったりすると、かなりやばいです。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

実は私はあまり犬が得意ではありません・・・猫もあまり・・・。人間のオスが生き物としてつきあえる限界だと自覚しています。それなのに犬(と赤ん坊)になぜか好かれる傾向があり、おっかなびっくりなでる、というふうです。今回は2週間つきあわなくちゃいけないので、ここは思い切って可愛がろうと決意したら、帰宅して玄関あけるたび飛びついてきます。これが人間のオスであれば、シッシッとできるのですが、犬だと気を使って猫なで声(犬なで声?)出してなでたりしています。

うめぞう、コメントありがとう。

確かに似ているよ。だいたいいつも耳が垂れていて、ちょっと情けないタイプの犬なんだよね、フランクは。庭にすぐ出たがるくせに、一人でいられなくて、一周駆け回るとすぐ戻ってきてガラス越しに家の中をじっと見つめているんだよね。

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