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2014年3月26日 (水)

震える水仙

まつこです。

昨日、チューリッヒからケンブリッジに移動。大学の宿舎に入れるのが4月になってからなので、2週間は、大学から紹介してもらったB&Bで過ごすことになりました。

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[こちらが下宿]

リストの中から「アーツ・アンド・クラフツ運動の一人が設計した家」と書かれていた宿が面白そうだと思って選んでみました。

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[泊まっている部屋]

イギリスのヘリテージ映画に出てくるような家です。裏にはにはよく手入れをされた庭が広がっています。水仙の花が咲き、いろんな種類の鳥がやってきます。

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[朝ご飯をいただく部屋]

「わ〜、すてき〜」と感動したのですが、実際、泊まってみると寒いです。

100年ほど前にケンブリッジの教師が家族とともに住むために作られた家を、現在では3つの住居に分けて使っています。よく手入れされているのですが、窓には微妙に隙間があり、冷たい風が入ってきます。

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[隙間をふさぐものが置かれています]

窓枠と色をあわせた細いクッションみたいなので隙間風を防いではいるのですが、なにせ昨晩は摂氏2度と冷え込みました。ヒーターも夜は切れるようです。エクストラのブランケットが用意されていて、リクエストすれば湯たんぽ(!)も貸してくれるそうです。

古いものを大事に使うべし、という理念が家のあらゆるところに感じられるので、自然とこちらもそれに合わせて、立ち居振る舞いが慎重になります。建具も古いので、タンスの引き出し、ドアの開け閉めも丁寧に。

階段はきしむから、夜トイレに行く時は、宿の人を起こさないように忍び足。古めかしい家では自然と湯水も節約する気分になり、シャワーも簡単にすませちゃいます。

日頃、快適な都会のマンションに住んでいる身としては、良い経験になっています。あられまじりの雨に打たれ冷たい風に揺れている庭の水仙を見ながら、水仙の花と一緒に震えています。

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コメント

なるほど、これは良さげな宿ですなあ。女性雑誌のイギリスのガーデニング特集にでてきそうな。ここに2週間いれば、自然とマギー・スミス風のブリティッシュ・アクセントになってくるでしょう。うめぞうバトラーに命令できないのがちょっと残念だけど。

まつこさま

うわー、素敵素敵! まつこさまは、本当にお部屋を選ぶのが抜群に上手ですね。
英国映画の人物になったような気分を(「寒さ」と共に)味わってください(風邪を引かないように)。

いよいよイギリス生活のはじまりですね。うすら寒そうな曇天、いかにもイギリスという感じではないですか(笑)。お部屋もお庭もとても素敵です。うめぞうバトラーにカイロを届けるようにお命じになってはいかがでしょうか。

うめぞう、コメントありがとう。

昔のケンブリッジの先生が結婚して所帯を持つようになった時にこんな家を作ったそうだ。今では大きすぎるので、3つの住居に壁で区切っていて、庭も塀で3区分されている。その1区画分だけでも十分に大きい。区の児童公園より大きい。昔の大学の先生は偉かったんだね〜。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

英国映画の世界を生活環境にするには、かなり我慢強さが必要と思い知らされています。高い天井の部屋にちっちゃなオイルヒーターで朝ご飯。寝室のヒーターも弱々しい。キルトのブランケットが単なる飾りでないことがよくわかりました。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

この天気を「うすら寒い」と表現できるPukiさんは、半分イギリス人です。昨日は奥歯が噛み合わないほど寒かったです。曇り空からバラバラっとあられが落ちて来たかと思うと、やがて雨になり、バシャバシャに濡れた道を黙々と歩いているうちに、「ハリウッド映画とシェイクスピアとかなんとか研究テーマをでっちあげて、UCLAにでも行けば今頃太陽サンサンだったかも・・・」と思ってしまいました。

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