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2014年1月

2014年1月29日 (水)

うめぞうのおしゃれ

まつこです。

うめぞうがクローゼットでガサゴソやっています。たいして種類があるわけではないのに、どのセーターとどのズボンを組み合わせるか、悩んでいます。

玄関の下駄箱で再びガサゴソ。いつものコッペパンみたいなずんぐりしたシューズではなく、ちょっとおしゃれな二色使いのストレートチップの靴を選んでいます。

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[これでおでかけの準備は万端。いつもとたいして違わないようだけれど、気合いが入っている]

今日は2ヶ月に一度の診察日。うめぞうは、若干、血圧と血糖値が高めなので、定期的にお医者さんに診ていただきながらお薬を処方してもらっています。担当はー

若い女医さん

いつもマスクしているから顔がちゃんと見えなくて残念とか言いながら、いそいそとうれしそうに出かけて行きました。

うめぞうはこの若い女医さんに励まされながら、毎朝ちゃんと血圧をはかり、お薬も忘れずに飲み、定期的でいやがらずに病院に行っています。生活習慣病予備軍の中高年男性にとって、お気に入りの女医さんは降圧剤よりも効き目があるようです。

2014年1月26日 (日)

弟と母

まつこです。

インフルエンザが流行っていますが、母が入居している老人ホームでも数名の感染者が出てしまいました。予防接種は受けていたのですが、母もかかってしまいました。2週間ほど家族の面会も断られていてました。
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[昨日の朝、新幹線から見た富士山]

そのため昨日は3週間ぶりの訪問となりました。40度近い高熱が続いて食事もしばらくは食べられなかったので、母はすっかり体力を落とし、前回の訪問時よりもがっくりと弱っていました。もう立つこともできず、食事もペースト状のものに変わっていました。体に力が入らず車椅子に座っているのも辛そうです。

寝たきりになる日も近いのだろうと私は諦めているのですが、弟は「インフルエンザの前の状態までもどしたい」と言い、「さあ、立ってみよう、足に力入れて、いち、に、さん・・・」と、一生懸命リハビリふうのことをやっています。遠ざかっていく母を静かに見守ろうとする私と、なんとか少しでもひきとめようとする弟。違いはあっても、それぞれに母への思いは強いのだと思います。

東京に戻るため一足先に老人ホームから帰る私を、「じゃあ、玄関まで見送りに行くよ」と弟は母の車椅子を押しながらロビーまで出て来てくれました。くったりと力なく目を閉じて車椅子に座る母に、「姉貴が帰るから手を振ってあげて」と弟は一生懸命呼びかけていました。母はうっすらと一瞬目をあけただけでした。もう手を振る力はないようです。

この二人の姿は、人生の忘れがたい一場面として、心に残る気がします。辛いけれど大切な家族の思い出として、心に刻まれた一場面でした。

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[老人ホームのエントランスの植え込み。春までもう少しです]

2014年1月18日 (土)

キャメロンのジョーク

まつこです。

センター試験の第一日目。英語のテストもありました。外国語で「笑い」のツボがわかるようになるのは上級者かもしれませんが、次の英語のジョークはいかがでしょうか。

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[お友達同士]

英国首相デイヴィッド・キャメロンとロンドン市長ボリス・ジョンソンがロンドン市内で遊説していたらイズリントンのある家の玄関先、一人の女性がこう言いました。

"Boris, you're the father of one of my children."
「ボリス、私の子供たちのうち一人はあなたの子供よ」

ともにイートン校出身のおぼっちゃま系保守党政治家ですが、お行儀の良いキャメロンとやんちゃなボリス。キャメロンも「ボリスに隠し子騒動か!」ととっさに思ったそうです。

しかし

この「なぞなぞ」の答えはー

"It's your daughter, I'm her maths teacher."
「お嬢さんのことよ。私は彼女の数学を担当しているの」

これはキャメロンが年初にあたり、ロンドンの特派員との夕食会で披露したジョークです。キャメロンの政治的な姿勢や政策に反対する人でも、キャメロンの当意即妙の機智には舌を巻くとほめる人も少なくありません。

同じ会場でのキャメロンのジョークをもう一つ。

"My priorities for the year ahead. Number one: keeping the bald spot under control."
「本年の課題としてまず最初に取り組むべきは、手薄な部分の強化です」

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[ここが「手薄な部分」かしら?」

これは新年の叙勲で、キャメロンのヘア・カットをしている理髪師が叙勲の対象となり、「首相の床屋だからといって叙勲リストに入れるのはえこひいきではないか」と批判されたことを受けたものです。このあとにこう続きますー

"If you can make cuts and stop recession at the same time, you deserve an honour."
「カットしながら後退も防げれば、叙勲に値する功績といえましょう」

額の広がり具合や後頭部の薄くなった部分が気になるキャメロン。数年前に、彼の髪の分け目を右から左に変えた(保守党党首を右寄りから左寄りに変えた!)ことでこの理髪師は話題になりました。

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[右から左に変えてくれた理髪師が叙勲されました]

キャメロンのジョークは、髪が後退して(resession)薄くなりつつある部分(bald spot)をカットでうまくごまかしてくれるお気に入りの理髪師の腕前を讃えながら、「財政緊縮(cuts)をしながら、景気後退(recession)に歯止めもかけられれば、政治家としての手腕を讃えてもらおう」という意味を重ね合わせています。「デイヴィッドに座布団二枚!」と言いたくなる、なかなかうまいジョークです。

政治家は政策の内容だけでなく、国民に支持されるかどうかが問題。キャメロンのこの卓抜な言葉のセンスは、国民に過酷な財政緊縮を突きつけながらも、それなりに支持される一助になっているように思います。さすがはシェイクスピア以来の伝統を持つ演劇の国の首相です。

2014年1月13日 (月)

フランス人とスキャンダル

まつこです。

パソコンに向かって仕事中、好奇心にかられてついつい読んでしまったのは、フランス大統領と女優のスキャンダル記事。

イギリス首相ジョン・メイジャーとかアメリカ大統領ビル・クリントンの女性問題をめぐって大騒ぎしたとき、フランス人は「なんであんなに騒ぐんだ?アングロサクソンはおかしい」とクールに黙殺していました。

今回、フランス大統領フランソワ・オランドと女優ジュリー・ガイエの恋愛を報じる際にも、BBCの記者は「現場に誰も取材に来ていない。フランスのテレビも新聞もGoogle Newsも報道していない」と、スキャンダルそのものよりも、フランスのメディアの無反応の方に注目しているくらいです。

ミッテランだって、サルコジだっていろいろあった。このような個人的なことを報道するプライバシーの侵害の方がよほど問題だ、というのがフランスの政治家およびメディアの基本的な姿勢です。さすが成熟した恋愛文化、自由を重んじるフランス的理念・・・

と言いたいところですが、この写真にはやっぱり笑っちゃいます。

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[フランス大統領にしてはかっこ悪過ぎ!]

エリゼ宮からたった300メートルしか離れていない恋人のアパルトマンに行くのに、黒いフルマスクのヘルメットで変装し、スクーターの後ろに乗っていたところを写真に撮られてしまいました。

写真を掲載した雑誌Closerはあっという間にかなりの売り上げだそうです。政治家の異性問題に寛容なフランス人も、これを見て笑い者にしているのでしょう。大統領の職務と個人としての恋愛は別問題というのなら、堂々と素顔を見せてゴージャスな赤い薔薇の花束くらい持って恋人を訪ねてほしかったところです。

それにしてもサルコジもオランドもどう見てもモテるタイプには思えません。カーラ・ブルーニとかジュリー・ガイエとか、知性も美貌も兼ね備えている人たちが、なんでこんな冴えない中年男を選ぶんだろう、と大いに疑問です。ナポレオンも見た目がぱっとしない小男だったそうでが、このあたりにひょっとしてフランス恋愛文化の奥深さがあるのかもしれません。

2014年1月10日 (金)

ゆべし

まつこです。

これはトリュフか!

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[トリュフにそっくり]

黒いゴロリとしたかたまりは、トリュフに見た目がよく似ています。

しかしこれはトリュフではありません。「ゆべし」です。

冬休みに母の友人の農家を訪ねたとき、農作業場を見せてもらったら、梁からたくさんの「てるてる坊主」がぶら下がっていました。「雪がふらないように祈るためのてるてる坊主なのかな?」と不思議そうに私が見上げていると、「これは『ゆべし』。こうやって乾燥させているの」と教えてもらいました。

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[このような『てるてる坊主』状態でもらってきました]

「ゆべし」といえば、和菓子屋さんで売っているグミっぽい食感の伝統的なお菓子だと思っていましたが、このゆべしはお菓子ではありません。柚の皮をケースに使って、中にお味噌やクルミが入っている保存食でした。

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[薄くスライスしていただく]

薄くスライスして、お酒のつまみとして食べるようにと勧められました。確かに日本酒にあう珍味です。しみじみした味です。

ゆべしは「柚餅子」と書くそうです。柚で作った加工食品の総称で、全国には千差万別いろいろな柚餅子があるそうです。秋に実ったゆずの実で作って、乾燥して固くなるまで2ヶ月くらいぶら下げておくようです。手間と時間のかかるスローフードです。

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[これにはやっぱり日本酒がぴったり]

昨日からの厳しい冷え込み。新潟は雪がふりしきっているのだろうな・・・と、遠く離れた故郷の風景を想像しながら、手作りのゆべしをいただきました。

2014年1月 6日 (月)

速報:手袋発見

まつこです。

ヤレヤレ、所沢駅で見つかりました。

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[ふたつそろった手袋]

それにしても、今回改めてわかったのは、日本の鉄道会社の親切さ。東京メトロに電話したときも、西武鉄道に電話したときも、紛失の日時や落とした手袋の形状などを伝えると、落とし物のデータベースですぐさま照会してくれました。

西武鉄道お客様センターでは、「情報に該当する手袋が所沢駅にありますから、そちらに電話を回します」。所沢駅の職員の方も、親切に電話対応してくださりました。

お正月の酔客が駅で真夜中に落とした片方だけの手袋を、電話だけで探し出してくれるなんて、日本以外の国では考えられないでしょう。しかも探してくれたのは日曜日です。

この高度に洗練されたサービスは、やっぱり誇るべきものなのでしょうね。

ちなみにこの手袋はイタリアのコレアーレ・グローブズ(Correale Gloves)という会社の製品です。ナポリの小さな会社だそうです。指のマチの部分がベージュで他が黒のバイカラーのデザインが気に入って選びました。ベージュのコートでも黒のコートでも合わせられます。

2014年1月 5日 (日)

落とし物

まつこです。

昨日は友人夫妻にお招きを受け、所沢まで出かけました。よく飲み、よく食べ、よくしゃべり、とても楽しい一夜でした。夕刻、早い時間からお邪魔したのに、気がつくと23時。楽しい時間はあっというまに過ぎます。

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[うめぞう、電車の中で熟睡]

おいしいワインをたっぷりいただき、いい気分のうめぞう、電車の中でぐっすり寝込んでしまいました。

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[寝ているか、囲碁かどちらか]

目が覚めたらポケットから出したiPadで囲碁。ご機嫌で電車を降りたとたん——

「あ、手袋がない!」

うめぞうはいつも電車の中では、熟睡しているか、囲碁に夢中になっているかいずれかです。傘を忘れたとか、乗り過ごしたとかは、しょっちゅうです。

この手袋はクリスマスにもらったばかり。気に入っていたので、うめぞうはがっかりしています。

私も口先では「しょうがないよ。手袋なんてなくなるものだよ。また同じようなの買ってあげるよ」と優しく慰めましたが、内心では「えー、買ってあげたばかりなのに。イタリア製だったのに。うめぞうに高い手袋あげるのは危険だ。次は安いのにしよう・・・」と思っていました。

でも、今朝、しょんぼりした表情で無印良品の毛糸の手袋して出かけたうめぞうを見たら、ちょっと可哀想になったので、東京メトロや西武電鉄に電話して問い合わせてみました。どうやら所沢駅に似た手袋の落とし物が届いているらしいです。明日、所沢まで行って見せてもらうことになりました。

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[片っぽだけ残った手袋]

果たしてうめぞうはこの手袋の相棒と再会できるでしょうか。

2014年1月 3日 (金)

書き初め

まつこです。

今日は書き初めをしてみました。

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[書道上達を祈願して]

無理矢理、うめぞうも誘って一緒にやりました。漢文が好きなうめぞうは、「国破山河在」とか「笑而不答」とか、李白だか杜甫だかの詩の一節を書いていました。

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[うめぞう、久々に筆を持つ]

ちょうど1年ほど前から書道の教室に通い始めました。月に2回くらいしか行けないのですが、柔らかい毛筆で悪戦苦闘しながらも集中する時間の静かな気分はなかなかいいものです。

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[筆置き。ワニではなく龍だそうです]

書道の道具屋さんで、「あの箸置きみたいなワニもください」と言ったら、「あれは龍です」と訂正されました。今、思い出しても赤面してしまいます。それくらいの初心者ですが、書道は老後も楽しめるので、長く続けていきたいと思っています。

2014年1月 2日 (木)

合計267才

まつこです。

三が日、いかがお過ごしですか。

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[こちら文京区のお正月]

私たちはお正月を祝うために、年末から新年にかけて、東へ、西へ、行ったり来たりの数日間です。

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[こちら茨城県のお正月。ウメパパ100才、ウメママ89才]

年末から元旦にかけては、老人ホームから一時帰宅したウメパパ+ウメママとお正月のお祝いをしました。

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[こちら大阪府のお正月。マツママ78才]

今日は大阪の母を訪問。

新潟→東京→茨城→東京→大阪→東京と、この数日間でかなりの移動距離。私は今朝の新幹線でぐっすり寝込んでしまい、ハッと気づくと新富士駅を通過したところ。あわてて今日の富士山を写真におさめました。

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[今日の富士山]

今年も無事に老親たちと新年を迎えられて良かったです。ヤレヤレと胸を撫で下ろしているお正月です。

2014年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます

ウメマツです。

あけましておめでとうございます。

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[ロワール川のほとりの小さな村で]

このブログを始めてから6年目になりました。日々の生活は平凡な暮らしの繰り返しでしかなくとも、5年、10年と積み重ねられた時間はいつのまにか特別な重さを持つようになります。

老いていく親を支えながら、自分たち自身の老いも少しずつはっきりと想像できる年齢にさしかかってきました。コツコツと毎日を生きて、あと5年、10年を経たときに、人生の同伴者は特別な人になるのでしょう。

旅先で出会う驚きも、日常生活のおなじみの風景も、同じように大切にしながら次の1年を過ごしていきたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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