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2013年12月13日 (金)

5分の5

まつこです。

13日の金曜日は不吉だ・・・と思っている人もいるかと思いますが、今日の私は大当たりの一日でした。

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[全部あたり!]

近所の酒屋さんでワインを買ったところ、歳末セールのくじ引きをやっていました。毎年、年末になるとやっている文京区の商店街連合会の催事です。「特賞」は伊豆日帰り温泉旅行券で、次が「お楽しみ賞」で50円の金券といたって地味。

500円で1枚ひけます。今日、買ったワインは2,500円だったので、箱の中から5枚のくじがひけました。その場で酒屋のおばちゃんがシールをはがしてくれます。

1枚目「50円券」:わーい、あたった!
2枚目「50円券」:わーい、続けて当たり!
3枚目「50円券」:うわー、立て続けに当たっちゃった!
4枚目「50円券」:ええー、また当たりなんて・・・
5枚目「50円券」:なんなの、全部が当たりなんて、かえって不気味・・・

トム・ストッパードの『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』という劇は、主役の二人がコイン投げをしてる場面で始まります。100回以上コインを投げても表ばかりが連続して出るので、自分たちは確率の法則が破綻した奇妙な世界に入り込んでしまったのではないかと不安に感じるという幕開けです。

私もギルデンスターンになったような気分で、酒屋のおばちゃんに「今年はいつもより当たりくじが多いんですか?」と聞いてしまいました。おばちゃんは「そんなことないわよ〜。はずれ券がたくさん入っているのよ」とのこと。ギルデンスターンなら13日金曜日に当たりくじが続くことに不条理な偶発性を感じることでしょう。

私は「ま、運が良かったっていうことね」と納得し、その250円分の金券を使って2本目のワインを買うことにしました。家に帰ってうめぞうに話したら、「こういう幸運の潮目は逃さずに今日のうちに宝くじでも買ったらいいよ」と真顔で言っていました。「買物好きなわりに手堅い妻」と「弱気なくせに勝負師の夫」なんだと、自己認識した歳末の夕暮れでした。

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コメント

私もうめぞうさん派です。このお店で素敵な物があって♪、あらあらまたこのお店でも素敵な物があって♪、え、ウソ、これも欲しかったんだけど♪・・・と買い物運がこわいぐらいにツイている日があります。このまま見続けてよいのか?と、腰が引けてくるものですけれど、Keep calm and carry on(うろたえずに、進軍せよ)をモットーに、自分を奮い立たせます。え、ちょっと違う?

Pukiさん、読んでいるだけで脳内に快感が満ちるコメントをどうもありがとうございます。

セーターとジャケットとスカーフと、強烈にひかれるものが3つあったにも関わらず、なけなしの克己心を発揮してセーターだけでお店を出て来たばかりの私としては、いささか忸怩たる思いも感じております。やはりここは戦時下のイギリス人を見習い粛々と買うべきものは買うべきであったかと・・・。

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