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2013年12月10日 (火)

三千院

まつこです。

今回、うめぞうと半日の散策に出かけたのは京都の北の大原です。私は大学1年生の時に行ったことがありますが、すでに30年以上前のこと。うめぞうは大原は初めて。

京都駅前からバスに乗って行きました。京都市内では青空が出ていたのに、北上するうちだんだん空模様が怪しくなり、大原についたら雨。

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[雨に濡れた山あいの景色も美しい]

バスの停留所のそばの売店で傘を買いました。売店のおじさんは、「雨じゃなく時雨れです」と言っていました。大原は時雨が多いそうです。日本海の雨雲が風にのって吹き込んでくるようです。

まず向かったのは三千院。

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[三千院の入り口]

「京都 大原 三千院・・・」という歌い出しの歌は1966年のヒット・ソングです。団塊の世代のうめぞうの青春時代の流行歌。「うめぞう、きっと歌うだろうな」と思っていたら、道を歩きながら、やっぱり口ずさんでいました。

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[三千院の庭]

雨に濡れた石段を注意深く歩いて行くと、雨に濡れた庭園が息をのむほど美しい・・・。散った紅葉の葉が濡れている風情も趣があります。

中を歩いている間に雨があがって、雲間から陽光がさしこんできました。

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[濡れた落ち葉の上でキラキラ輝く冬の光]

遠くに見える山にあたる光が虹を作っていました。変わりやすいお天気で、目に入る景色もどんどんと変化します。風に吹かれて落ちる紅葉、光が射し込んでできる木陰、雨粒に包まれて輝く南天の赤い実・・・。そんな様子を眺めていたら、1時間でも2時間でも見飽きないような気がします。

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[そうだ京都行こう]

うめぞうの背後の小さなお堂は2008年のJR東海のポスターに使われていました。鮮やかな紅葉の季節は終わっていますが、しっとりと雨に濡れた苔がきれいです。

冷たい雨に触れて、私たちの精神も洗われたような気分になった時間でした。

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コメント

ひっそりとしたたたずまいが美しいですね。たしかに、「時雨れる」(と動詞でよく使います)という言葉は京都の雨に似合うような気がします。夏の暑さと冬の寒さが有名な京都ですが、曇天と雨も盆地特有のお天気です。西から通勤していると、サントリーの工場がある大山崎あたりでみるみる空が暗くなるのがわかります。。。

Pukiさん、コメントありがとうございます。返信遅れてごめんなさい。

「時雨れる」というのも趣のあっていい言葉ですね。京都は駅の周辺などは雑多な都会の風景ですが、いったん寺社の中に入ると別世界。特に手入れの行き届いた庭園を見ると、何百年も受け継がれてきた美意識に、あらためて「さすが京都」と感じます。マンガやアニメより、私にはこちらの方がよほど「クール」に見えます。

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