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2013年12月

2013年12月31日 (火)

へぎそば

まつこです。

一足早く、新潟で年越し蕎麦を食べてきました。新潟には「へぎそば」という、海藻をつなぎに使った蕎麦があります。

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[布海苔を使っているため緑っぽい色をしています]

つるんとしたのどごしで、モチモチとこしが強い、独特のお蕎麦です。

ウメマツは二人とも蕎麦好き。わたしの場合は、おつまみとぬる燗を楽しんで、最後に冷たいお蕎麦できりりとしめる、というのが特に好き。

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[お蕎麦屋さんの卵焼きが大好き]

酒は百薬の長。細く長いお蕎麦は健康長寿のご利益があるとも言われています。

今年も二人とも健康で過ごせて良かったと、お蕎麦をたぐりながら感謝した年の瀬の一日でした。

2013年12月30日 (月)

64.7

まつこです。

昨晩、新潟から東京に戻って、体重計にのったうめぞうがキョトンとしていました。「この体重計って、年齢が小数点まで出るの?」

我が家の体重計はタニタの体組成計。年齢、BMI、 体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢などが表示されます。

うめぞう、表示された数字を見て、自分の年齢だと早合点してしまいました。その数字は——

64.7

うめぞうは今年の7月に64才になりました。昨日の時点では64.5才くらいです。

上記の数字は体重です。64.7kgです。

自分の勘違いに気づいたうめぞう、悲鳴をあげました。「え〜、こんな数字初めてだ!」新潟に行く前は62kgくらい。わずか1週間弱で3kg近く太ってしまいました。

仕事でパソコンに向かってばかりいるので運動不足。おまけに昨日は、残った食材をすべて食べきるために、朝からこんな食事。

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[冷蔵庫の中を空にするため朝からこんな食事]

うめぞう、緊急ダイエットが必要です。しかし大晦日、お正月とごちそうが並ぶ日々が続きます。果たして、うめぞうの体重は元に戻るでしょうか。


2013年12月29日 (日)

雪国育ち

まつこです。

昨晩のうちに雪が10センチほど積もっていました。

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[今朝の庭景色]

そこに朝日が射し込むと、キラキラ輝いてきれいです。

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[朝日の射し込む庭]

せっかくのお天気なので、うめぞうと雪の中を散歩することにしました。

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[雪の田園風景]

雪国育ちのうめぞう、真っ白な雪の中を歩くと、「雪が積もる→雪玉を投げる」という少年の頃の発想がよみがえってきます。

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[雪玉をにぎってうれしそうなうめぞう]

電信柱に向かって投げては、当たった、はずれたと、はしゃいでいます。

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[当たるかな?]

足跡のない白い雪の上を歩くのは気持ちが良いものです。

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[私もゴム長で雪の上を歩く]

白い雪の上に影法師が映るのも面白い。

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[影法師]

うめぞうに「シェーのポーズして」と命令したら、やってくれました。

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[シェーざんす]

これがわかる人は50才以上でしょう。昭和40年頃のマンガ『おそ松くん』に登場するおフランス帰りのイヤミさんのポーズです。

雪景色の中でしばし童心にかえった冬の朝でした。

2013年12月28日 (土)

雪化粧

まつこです。

新潟はとうとう雪になりました。でも強い北風が吹き荒れているので、雪はあまりつもっていませんが、灰色の空と白い雪で無彩色の世界です。

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[朝起きて窓の外を見るとこの景色]

とにかく寒い!

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[灰色の空と雪山]

雪景色を眺めながら、今日も近所のスーパーまで買物に出かけます。アノラック、ゴム長、ニット帽という姿で、灰色の景色の中を歩くうめぞうはアイルランド人に見えます。

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[アイルランドのおじさん?]

寒い中をでかけたかいあって、おいしいお刺身が買えました。地元の海でとれたカワハギとタイです。

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[今日のうめぞう]

今回の新潟滞在も今日で終わり。寒かったけれど雪景色も眺められ、冬の新潟をたっぷり楽しんだ年末でした。

2013年12月27日 (金)

ブリ大根

まつこです。

昨日の晴天からうってかわって悪天候。みぞれまじりの雨が降り続けています。

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[冷たいみぞれの中を散歩]

そんなお天気でも、運動不足にならないように傘をさして散歩。

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[枯れた田んぼと灰色の景色]

湿気を含んだ風が顔に吹き付けると、冷たさで毛穴も縮んで、まるで天然エステです。

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[今日のうめぞう]

いつも野菜をくださる母の友人の方が、お餅や畑で採れた大根を持って来てくださいました。いただいた大根でさっそくブリ大根を作りました。

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[今日の夕食は、ブリ大根、鯛のおさしみ、昆布巻き、松前漬け、菊花カブの酢漬け]

お正月用の昆布巻きや松前漬けも一緒にいただきました。スルメや昆布を細く切ってあえた松前漬けや、手作りの昆布巻き、菊花カブの酢漬けなど、どれも手間のかかるお料理です。

時間をかけ丁寧に作ってくださったお料理をいただき、ちょっと早めにお正月気分を味わった冬の日でした。

2013年12月26日 (木)

冬の青空

まつこです。

今日の新潟、めずらしく晴れました!

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[雪化粧をした山が美しい]

青い空の下、ぴりっと冷たい空気を吸い込み、気持ちのよい朝です。

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[南天の赤い実も日ざしを浴びて光っています]

ところがこの人は−−

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[宿題がおわらない]

サンタさんに「完成原稿をください」とお願いしていたのですが、祈りは届かず実際にプレゼントにもらえたのは手袋でした。やむなく原稿は自らの手で書くしかありません。クリスマス休暇返上で、必死に仕事をしています。

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[気分転換に買い出しにつきあう]

近所のスーパーまで買物に行く以外は、ひたすらパソコンに向かっています。

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[今日のうめぞう]

でもせっかくの冬休みなので、お夕食はのんびり楽しみましょう。今日はクリスマス・ディナーの食材の残りを使ってオードブルとメインの2品。

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[メインはステーキにキノコソースを合わせてみました]

北国に滞在していると天気予報が気になります。ご近所の人たちは「明日からはまた雪ダルマのマークが並んでいるわ。今日のうちにお布団干さないと・・・」と言っていました。

雪国のつかのまの晴天を楽しんだ一日でした。


2013年12月25日 (水)

年の瀬

まつこです。

今日の新潟は薄日のさす曇天。この時期の新潟では、例外的に良いお天気です。

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[めずらしく日が射した今日の新潟]

昨日、多めに作っておいたビーフシチューとサラダをお土産にして、母の友人を訪ねました。この方はいつも野菜を分けてくださいます。今日もおネギや白菜をたっぷりいただきました。

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[農家にお野菜をもらいに行くうめぞう。「白菜いかが?」「僕、白菜大好きです」「おネギは?」「おネギいいですね〜」・・・という調子で帰りは大量の野菜を喜々として運ぶことになるうめぞう]

持って行ったビーフシチューを見て、「あら、これで私たちも今晩はクリスマスのお祝いだわ〜」と喜んでもらえました。

私たちは、昨晩、たっぷり食べたので、今日はあっさり系で和食。もらったおネギを入れて湯豆腐にしました。

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[今日のうめぞう。ぬる燗のお酒を二人でちびちび]

地元のスーパーでは昨日はクリスマス・ソングが流れていましたが、今日はベートーベンの「第九」。チキンやスモークト・サーモンのあった場所にはかまぼこや昆布巻きなどが並んでいます。都会から帰省する家族をまちわびる人たちが、ごちそうを用意するため、田舎のスーパーはいつもよりにぎわっていました。穏やかな年の瀬の一日でした。

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[今晩の夕食は、鯛とかわはぎのお刺身、鯛のあらで作った潮汁、里芋、湯豆腐など]

2013年12月24日 (火)

木枯らし寒く吹きすさび

まつこです。

昨日の夜から新潟に来ています。

寒い!

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[朝、窓から庭を見下ろすとこんな景色]

雪はないのですが、空が灰色で、雨まじりの冷たい風が吹き荒れています。時々、雲の切れ目から薄い青い空が一瞬だけ顔を出します。次の瞬間、白いみぞれが真横から吹きつけてきます。

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[うめぞうも寒さでこわばっています]

茶色になった松の葉が散って、庭が埋め尽くされていました。灰色と茶色の庭に山茶花の赤い花だけが鮮やかです。

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[北風の中でけなげに咲く山茶花]

外で冷たい北風が吹き荒れているときに、暖かい家の中でお祝いするのが、裏日本のクリスマス。うめぞうも金沢育ちなので、荒天のクリスマスには懐かしさを感じるようです。今晩はうめぞうと二人でひっそりとクリスマスのお祝いの食事をしました。

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[今晩は日本酒ではなく、シャンパンで乾杯]

外では轟々と北風が吹き荒れています。こうして暖かい部屋でごちそうをいただける幸運を感謝しながら、ゆっくり食事をしました。

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[今晩のメインはビーフの赤ワイン煮込み]

In the Bleak Midwinter(木枯らし寒くふきすさび)というイギリスで愛されているクリスマス・キャロルがぴったりな寒い夜です。

2013年12月23日 (月)

Merry Christmas

まつこです。

世間一般は三連休でしたが、私は今日は通常授業。ブツクサ言いながら、祝日の朝のガランとした電車で出勤しました。

でも、いったん仕事が終わればご機嫌。だって、いよいよクリスマス。

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[クリスマスはやっぱりうれしい]

何歳になってもクリスマスはうれしい!今年は忙しくてクリスマスどころじゃないわ・・・と思っていても、プレゼントを選びに頭を悩ませたり、リボンと紙の色を工夫してラッピングをしたり、カードを書いたりしていると、だんだん気分が盛り上がってきます。たとえ自分が選んで夫に買わせたプレゼントでも、リボンをほどく瞬間はアドレナリンがどっと出てきます。

みなさんもどうぞ楽しいクリスマスを!

2013年12月21日 (土)

眠る母

まつこです。

今日は日帰りで関西へ。年内最後の母のお見舞いです。今日も白い富士山がきれいでした。

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[白く雪化粧した富士山]

2週間前に訪ねたばかりなのですが、母の様子はだいぶ変わっていました。食事をしていても、私と一緒にいても、目を閉じてウトウトとしてしまいます。職員の方からこの数日、急に傾眠傾向が強まったと聞かされました。立ちあがることもままならず、歩行の状態もだいぶ悪くなっています。

「ママ、眠いの? がんばって食べてね」と、母を覚醒させながら食事を促してはみましたが、はたしてこうして無理矢理起こして食べさせるべきなのか確信が持てませんでした。生きることへの意欲が薄れていく肉体を、叱咤激励しているような気もします。ソファに座った母の手をさすっていると、母はその手を握ったまま静かに眠っていました。

小さな居室には弟も来ていました。無口で、日頃あまり感情を言葉にすることのない弟が、「80才過ぎても元気な人もたくさんいるのに・・・」と寂しそうに、ポツリと言いました。

介護をすべて施設にお願いしている私たちには、もうできることはあまり残っていません。母の元気だった日々を思い出し、母から受けた愛情に感謝し、ただ静かに見守る。これから先はそんな時間になるのでしょう。

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[母と母を見守る弟。今日、一番はっきと母の目が覚めたのは、クリスマスツリーを見に階下のロビーに降りたときです。「きれいね〜」と目を一瞬、輝かせました。写真を撮るわよと言ったら、こんな服じゃいやだわ〜、と言って服を整えようとします。おしゃれ心が傾眠傾向に勝った瞬間でした。しかしその数分後にはまた目を閉じてウトウトしはじめました。]

2013年12月18日 (水)

怒髪防止トリートメント

まつこです。

我が家の窓から見えるスカイツリーも、クリスマス用の色に変わっています。

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[この赤いのはキャンドルに見立ててあるらしいです]

もうあと数日でクリスマスなのに、プレゼントは何も用意してありません。

まつこ:「ねえ、うめぞう、クリスマスに何かほしいものない?」
うめぞう:「ほしいのは知恵」
まつこ:「じゃあ、サンタさんに『知恵をください』と手紙書いたら?」
うめぞう:「できたら原稿にして届けてほしい

クリスマスの朝、目覚めたら枕元に完成原稿がそろっていました・・・なんて奇跡はおきないでしょうねえ。

と、クリスマス気分からほど遠い我が家。

しかし私は今日、職場で同僚のぽにょからプレゼントもらっちゃいました。
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[何かしら?]

包みを開けてみると、ヘア・トリートメントでした。

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[洗い流さないタイプのトリートメント。バラの匂いに癒されます]

このところ乾燥していたので、しょっちゅう髪が静電気で逆立っていました。あわてて手で押さえるとますます逆立ちます。まさに「怒髪天をつく」といった私の様子を見て、こちらを選んできてくれたようです。

乾燥する季節、ついつい髪はパサパサ、唇もボロボロ、手はガサガサ。まずいです・・・。忙しい時期だからこそ、お手入れちゃんとしないといけませんね。もらったトリートメントをさっそく使って、2013年の最後の週は、髪の毛をしっとりとまとめて優雅にのりこえます。

2013年12月17日 (火)

大原の里

まつこです。

私が30年ぶりに大原を訪ねてみたいと思ったのは、ベニシア・スタンリーさんの『猫のしっぽカエルの手』の再放送を楽しみに見ているからです。11月のある週の放送で、異国で母となった若い頃を振り返りながら、こう語っていました。

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[雨に濡れた大原の里の景色]

Life isn't about waiting for the storm to pass; it's about learning to dance in the rain.
(人生とは嵐が過ぎ去るのを待つことではない。雨の中でダンスできるようになることだ。)

もともとよく引用されることわざのようですが、ベニシアさんのきれいなゆったりとした英語で発音されると、気持ちよく耳に入ってきます。

目の前の忙しさや老いていく母を見る辛さなどから、目を背けたいと思うこともあります。でも人生の多少辛い時期をじっと耐え忍ぶのではなく、それでもなお日々を生きる喜びを感じようとすることこそ大切。それを思い出させてくれる言葉でした。

冬の冷たい雨も、夏の厳しい暑さも、ただ過ぎ去るのを待つのではなく、めぐる季節への鋭敏な好奇心を持てば日々の喜びが見いだせるはず。雨に濡れた大原の静かな風景を眺めながら、この地でのベニシアさんの丹念な生活ぶりがうかがい知れるような気がしました。

・・・と、ベニシア的気分にしばしひたったあとは、食事。

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[柴漬け屋さんの前で丸いカブを珍しそうに眺めるうめぞう]

30年前はほとんど何もなかった三千院へ続く道に、びっしりとお土産屋さんが立ちならんでいたのにはびっくりしました。

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[京野菜うどん。ゴマ豆腐ととろろもついてきます]

体も冷えて、お腹もすいたので、その中の一軒のお店で「京野菜うどん」というのを食べました。かぼちゃ、しそ、にんじんが練り込んである三食のおうどん。温かいお出汁でいただきました。しその香りがしておいしかったです。

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[大原にあったおしゃれなカフェ、KIRIN]

寂光院の方に少し行きかけた川沿いにはおしゃれなリバー・サイド・カフェがありました。手作りのケーキやひき立ての豆で入れたコーヒーが美味しかったです。

今回は半日ほどの観光でしたが、うめぞうも初めての大原を気に入ったようです。次回は山里の田園風景の中ももう少し時間をかけてのんびり散策してみたいと思っています。

2013年12月15日 (日)

寂光院

まつこです。

先週の日曜日、三千院のあとには寂光院を訪ねました。

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[細い石の階段を上っていきます]

小学生の頃、NHK大河ドラマ『新平家物語』を家族で見ていました。番組が始まった当初は、「難しくてわかんない〜」と私が言うと、夢中になっていた母に「お願いだから静かにしていて」と懇願されたのを覚えています。でも志垣太郎の義経がかっこ良く見えて、やがて親と一緒になって一生懸命に見るようになりました。

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[寂光院の山門]

終盤の、後白河院が建礼門院徳子を訪れる大原御幸の場面は、子供心にも切ない場面だなと思ったのを覚えています。権力闘争のむなしさや栄華の儚さを、あれはいったい誰が演じていたのかしら・・・と今、調べてみたら滝沢修と佐久間良子でした。(権力欲が抜けたあとの老いた後白河院を演じていたのは滝沢修だったのか、なるほど名優・・・と、40年後に納得しました。)

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[南天の実の向こうに見えるのは「諸行無常の鐘楼」]

寂光院の本堂は2000年に放火で焼失してしまったのだそうです。再建された本堂では職員の方がお寺の由来などを短く説明してくれました。

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[雨で散り敷いた紅葉も美しい]

寂光院の横には石畳のまっすぐな道があります。建礼門院の陵に続く道だそうです。つきあたりのかなり長い石段を上りきると大原の山々を眺められる高台に小さな鳥居がありました。かつて皇后だった人の墓所なので宮内庁の管轄です。

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[世の無常を思いしばし感慨にふけるまつこ]

雲のすきまから陽光がさすと大原の山々が明るく輝きます。大原の里の静かな初冬の景色でした。

2013年12月13日 (金)

5分の5

まつこです。

13日の金曜日は不吉だ・・・と思っている人もいるかと思いますが、今日の私は大当たりの一日でした。

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[全部あたり!]

近所の酒屋さんでワインを買ったところ、歳末セールのくじ引きをやっていました。毎年、年末になるとやっている文京区の商店街連合会の催事です。「特賞」は伊豆日帰り温泉旅行券で、次が「お楽しみ賞」で50円の金券といたって地味。

500円で1枚ひけます。今日、買ったワインは2,500円だったので、箱の中から5枚のくじがひけました。その場で酒屋のおばちゃんがシールをはがしてくれます。

1枚目「50円券」:わーい、あたった!
2枚目「50円券」:わーい、続けて当たり!
3枚目「50円券」:うわー、立て続けに当たっちゃった!
4枚目「50円券」:ええー、また当たりなんて・・・
5枚目「50円券」:なんなの、全部が当たりなんて、かえって不気味・・・

トム・ストッパードの『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』という劇は、主役の二人がコイン投げをしてる場面で始まります。100回以上コインを投げても表ばかりが連続して出るので、自分たちは確率の法則が破綻した奇妙な世界に入り込んでしまったのではないかと不安に感じるという幕開けです。

私もギルデンスターンになったような気分で、酒屋のおばちゃんに「今年はいつもより当たりくじが多いんですか?」と聞いてしまいました。おばちゃんは「そんなことないわよ〜。はずれ券がたくさん入っているのよ」とのこと。ギルデンスターンなら13日金曜日に当たりくじが続くことに不条理な偶発性を感じることでしょう。

私は「ま、運が良かったっていうことね」と納得し、その250円分の金券を使って2本目のワインを買うことにしました。家に帰ってうめぞうに話したら、「こういう幸運の潮目は逃さずに今日のうちに宝くじでも買ったらいいよ」と真顔で言っていました。「買物好きなわりに手堅い妻」と「弱気なくせに勝負師の夫」なんだと、自己認識した歳末の夕暮れでした。

2013年12月10日 (火)

三千院

まつこです。

今回、うめぞうと半日の散策に出かけたのは京都の北の大原です。私は大学1年生の時に行ったことがありますが、すでに30年以上前のこと。うめぞうは大原は初めて。

京都駅前からバスに乗って行きました。京都市内では青空が出ていたのに、北上するうちだんだん空模様が怪しくなり、大原についたら雨。

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[雨に濡れた山あいの景色も美しい]

バスの停留所のそばの売店で傘を買いました。売店のおじさんは、「雨じゃなく時雨れです」と言っていました。大原は時雨が多いそうです。日本海の雨雲が風にのって吹き込んでくるようです。

まず向かったのは三千院。

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[三千院の入り口]

「京都 大原 三千院・・・」という歌い出しの歌は1966年のヒット・ソングです。団塊の世代のうめぞうの青春時代の流行歌。「うめぞう、きっと歌うだろうな」と思っていたら、道を歩きながら、やっぱり口ずさんでいました。

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[三千院の庭]

雨に濡れた石段を注意深く歩いて行くと、雨に濡れた庭園が息をのむほど美しい・・・。散った紅葉の葉が濡れている風情も趣があります。

中を歩いている間に雨があがって、雲間から陽光がさしこんできました。

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[濡れた落ち葉の上でキラキラ輝く冬の光]

遠くに見える山にあたる光が虹を作っていました。変わりやすいお天気で、目に入る景色もどんどんと変化します。風に吹かれて落ちる紅葉、光が射し込んでできる木陰、雨粒に包まれて輝く南天の赤い実・・・。そんな様子を眺めていたら、1時間でも2時間でも見飽きないような気がします。

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[そうだ京都行こう]

うめぞうの背後の小さなお堂は2008年のJR東海のポスターに使われていました。鮮やかな紅葉の季節は終わっていますが、しっとりと雨に濡れた苔がきれいです。

冷たい雨に触れて、私たちの精神も洗われたような気分になった時間でした。

2013年12月 9日 (月)

老人ホームのクリスマス・ツリー

まつこです。

この週末はうめぞうが京都出張。私も同行し関西へ。2週続けて母を訪ねました。母の老人ホームにはクリスマスツリーが飾られていました。

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[ツリーを眺めて喜ぶ母]

母は立ったり歩いたりがだんだん難しくなっています。ツリーのそばに置いてある椅子に腰かけて、ツリーを見上げて「あらきれいね〜」とうれしそうな声を出していました。

今回は京都で一泊し、翌日の日曜日はうめぞうと二人、京都の休日を楽しんできました。

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[京都の秋]

老人ホームで数時間過ごした後は、変わっていく母の姿を見る切なさで、毎回、どうしても沈んだ気持ちになりがち。観光客でいつも混雑する京都駅で、なんだか一人場違いな重い気分を抱えているような気がして、そそくさと新幹線に乗り込みます。

今回は、「たまには京都を楽しんでみよう」とうめぞうが誘ってくれたので、思い切って1日オフをとって晩秋の京都の美しさを堪能してきました。

今週はその様子などリポートしたいと思っています。

2013年12月 4日 (水)

読みまちがい

まつこです。

以前、山手線から見える看板に「おことの教室」というのがありました(今もあるかもしれない)。それをいったん「おとこの教室」と読み違えたら、何度目にしてもどうしても「おとこの教室」と読んでしまうようになってしまいました。「おとこの教室」って何を教えるんだろう、と毎回、妄想を逞しくしてしまいました。

同じような読みまちがいがこれー

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[ガンバルスナック]

ガルバンゾーのスナックなのですが、どうしても「ガンバルスナック」と読んでしまうのです。イラストのひよこの表情までが、けなげに頑張っているように見えてしまいます。

ちなみにこのひよこ豆スナックは、油で揚げてなくてロースト。塩味も薄いので体に良さそうです。特別おいしい!というわけじゃないのですが、一粒食べるとなんとなく続けて食べちゃいます。一粒ごとに「ガンバルゾー」と思いながら、ポリポリ食べています。

2013年12月 2日 (月)

師走

まつこです。

いよいよ12月。「師走」の語源については多々説があるようです。でも私は「日頃はのんきな教師まで忙しい月」という意味だと思い込んでいました。(本当は「師」は「僧侶」の意味で、仏事で僧が忙しいという意味らしいです。)

12月1日は師走らしく忙しい一日でした。

夜明けとともに起きー

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[明け方の空]

新幹線の中で必死に研究会の準備をしー

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[冬の空に映えるきれいな富士山]

午前中に老人ホームの母を見舞ったあと、京都で研究会に参加ー

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[同志社大学のクリスマスツリー]

研究会が終わるやいなや東京にとんぼ返り。帰りの新幹線でも月曜の講義の準備。

ああ、師走も自転車操業です。

でも忙しさの合間に、冬らしい景色を楽しめた師走初日でした。

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