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2013年11月 9日 (土)

いとこ煮

まつこです。

今日の新潟は晴れ。

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[秋の里山の景色が美しい]

いつも帰省のたびに訪ねる母の友人のところに、散歩がてら立ち寄ったら、たくさん野菜やお惣菜をいただきました。キャベツ、大根、里芋・・・すべて無農薬です。

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[青空にすすき]

里芋やレンコンがどっさり入ったお煮染めや、炊きたてで温かいお赤飯ももらいました。レンコンと小豆を一緒に煮た新潟の郷土料理「いとこ煮」もいただきました。

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[母の友人にもらったお惣菜と地元で採れたヒラメのお刺身が今日のお夕飯。左上が郷土料理の「いとこ煮」]

たくさんお土産をもらって恐縮していると、「こうやって若い人たちが帰省してくれるのがうれしいのよ。息子たちも忙しいからめったに来れないし」と、本当にうれしそうに笑ってくれました。

若い世代が都会に出てしまい、老人夫婦だけの世帯がたくさんあります。仕事や子供の教育など、日々の暮らしに追われて、遠く離れた親の様子を気にしながらも、なかなか帰省できないという人たちがほとんどです。老人たちはのどかな田舎の暮らしを楽しみながらも、高齢化していく農村地域の寂しさを感じているようです。

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[田舎の秋は美しい]

私たちが空き家の管理のために、比較的しばしば帰省すると、ご近所の方たちはみな一様にうれしそうな表情を見せてくれます。その笑顔には、なかなか会えない子供たち世代への思いが込められているような気がします。

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[田舎の秋は美味しい。多くの人たちが田舎の生活の良さを実感できる余裕ある社会へと転換してほしい!]

田舎のスローライフの良さを、折々に、若い人たちも楽しめる、そんな余裕のある社会に変えていくためには、労働時間の短縮や高速料金の値下げなどが必要でしょうし、人々の生活意識の変化も必要です。都会に出て行って、猛烈に働き続け、お盆の帰省ラッシュでくたびれ果てる、というような高度経済成長期と同じ生活モデルは、もう変えるべき時がきているはずです。

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[この人はスローライフを満喫しています]

経済が低成長の高齢化社会でも、多くの人がお金をあまり使わずに、時間のゆとりを楽しめるような、そんなスローライフを楽しめる社会になればいいのになあ、と何度も思った今回の帰省でした。

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コメント

レンコンと小豆のいとこ煮、美味しそうです。車なしでも田園へのアクセスがよいのは、日本の便利なところですね。色づき始めた紅葉が美しいです。

Pukiさん、コメントありがとうございます。

「いとこ煮」はおかずとデザートの中間みたいなものでした。調べてみたら、煮えにくいものから「追々(おいおい)」に煮ていく調理方法を、同音異義の「甥甥」にかけて、甥と甥で「いとこ」というのが語源らしいです。豆類と根菜が従兄弟なのかと思ったけれど、違いました。日本語の言葉遊びも面白いですね。

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