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2013年10月

2013年10月29日 (火)

タルトゥーフォ・ビアンコ

まつこです。

最近、ちょっと忙しく、ブログの更新もままならず、朝晩とも食事の支度はうめぞうまかせ。「妻=疲れて無愛想な下宿人」「夫=優しい下宿のおばちゃん」という感じです。

たまには料理でもして妻としての沽券を保ちたい・・・そんな時、役にたったのがこちら。

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[白トリュフのクリーム]

青山の紀ノ国屋インターナショナルは、ビルを建て替えた時に売り場がぐっと狭くなって、かつてほどの華やぎはなくなってしまいました。輸入食材の数もだいぶ減ったように思います。

そんなちょっと寂しい売り場ですが、イタリア人らしい店員さんが一人いて、ときどきお勧めのものを教えてくれます。その彼女に強く勧められたのがこちらの白トリュフのチューブ。

「高いけど、ほんのちょっとでおいしいですよ〜。うちの子はご飯につけて食べますよ〜。すっごくお勧め」と、派手なアクションまじりのセールス・トーク。

わずか25gで○千円!清水の舞台からえいやっ、と飛び降りた気分で買ってみました。

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[白トリュフのパスタ]

バターと生クリームにこのクリームをちょっと混ぜ込んで、ゆでたてパスタを和えただけ。超簡単、なのに超美味。「プレーゴ!」とテーブルにのせれば、なにやらおしゃれな食卓。

確かに少しずつしか使わないので、1回ごとのコストはそれほどでもないかもしれません。もう少し続く忙しい秋に活躍してくれそうな、小さなチューブです。

2013年10月26日 (土)

女の平和

まつこです。

10月16日付けの雑誌TIMEに興味深い記事が掲載されていました。「ワシントンにいる大人は女性だけ」(Women Are the Only Adults Left in Washington)。

オバマケアをめぐる民主党、共和党の対立のせいで連邦政府が一時閉鎖されてしまいましたが、妥協点をさぐり、建設的な修正案を出して、政府閉鎖の解消に大きく貢献したのは、党の違いを超えた女性議員のネットワークの力だったそうです。

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[左から民主党ムコウスキー議員、共和党エイヨット議員、同じく共和党コリンズ議員。オンライン版TIMEより]

男性議員たちが硬直した姿勢を崩さず、状況の打開策が見えてこなかったとき、日頃から女性同士の緊密なネットワークを築いていた20人の女性議員が集まり、ピザとサラダとワインのディナーをオフィスで取りながら修正提案を議論し、それがきっかけとなって両党の妥協が成立したのだそうです。

アメリカ上院議員100人のうち女性議員は20名。うち16名が民主党で、4名が共和党所属。彼女たちは党の違いはあっても、子育ての苦労、親を介護する苦労、さらにはアメリカ政界という男性社会で闘い抜く苦労を共有し、個人的な交流を日頃から深めているのだそうです。ママ友もいれば、おばあちゃん友達もいて、政治の話は抜きの交流会も定期的に行っているとか。

女性たちが連帯することで、党のため、選挙区のための政争ではなく、アメリカ全土の女性のために、そしてすべての国民のために働くのが、自分たちの責任だという意識が強くなるー。それが今回のアクションにもつながったようです。

これはまさに、ギリシア喜劇アリストパネスの『女の平和』の21世紀ヴァージョンです。アテネとスパルタの間で戦争に明け暮れる男性たち。両国の女たちが手を組んでセックス・ストライキを行うことによって戦いを終わらせるという喜劇です。

古代ギリシアだって、現代のアメリカだって同じこと。長ったらしい会議でダラダラ議論し合うのは男性同僚で、テキパキ仕事を進めるのが女性たち。そんな構図が身近にもあるような気がしませんか?

2013年10月19日 (土)

100才!

まつこです。

めったに見ることのないありがたいものをお見せしましょう。

じゃーん!

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[総理大臣から表彰状とともに届いた銀杯]

うめぞうのお父さんが昨日、100才の誕生日を迎えました。昨日は老人ホームから自宅に戻って、お祝いの会をしました。

日本では100才を迎える時には、総理大臣名で銀杯も届きます。老人ホームに届けられたこの銀杯をお父さんは「これで今晩は乾杯するんだ」と、うれしそうに持ち帰ってきました。私たちも、この銀杯で一杯ずつお酒をいただきました。なんかご利益ありそう!

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[100才のバースデーをすき焼きで祝う]

白寿の祝い膳といえば鯛のお頭付きなどを思い浮かべますが、お父さんの好物はすき焼き。長寿の秘訣は「肉食」のようです。100才になってもお肉を美味しそうに召し上がります。

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[100才おめでとうございます!]

すき焼きだけじゃちょっと華やかさにかけるので、ケーキも用意しました。義父母とウメマツの4人だけだったので小さいケーキですが、メッセージのプレートをつけてもらいました。すき焼きのあとケーキもペロリと召し上がり、まだまだお義父さん元気です。

老人ホームに暮らすようになってからも、健康管理は自分でするという意志がとてもはっきりしていて、薬も自分で管理し、血圧も自分で計っています。この自己管理能力の結果が100才です。このあっぱれな生きる姿勢を、ぜひとも見習いたいものです。

2013年10月13日 (日)

シンデレラ・エクスプレス

まつこです。

今日は大阪の母を訪問。新幹線の車窓から、富士山がきれいに見えました。

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[新幹線の車窓から見えた富士山]

老人ホームではいつもと同じように、ベランダに出て、母と並んで外の景色を眺めます。

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[今日の青空]

入居者の人たちが作った紅葉の貼り絵を集めた可愛い絵が廊下に飾られていました。幼稚園みたいでイヤだという人もいますが、変化に乏しい老人ホームの生活に、なんとか季節感を出そうとしてくださっている職員の方達の努力が感じられて、ありがたいことだと私は感じます。

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[紅葉の絵の前で記念写真]

今日は関西学院大学の大道芸サークルの学生たちがボランティアで、芸を披露しに来てくれました。

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[学生の大道芸サークル]

それほど技術は高くないけれど、緊張しながら一生懸命やってくれている姿が微笑ましく、入居者たちも大いに拍手していました。

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[失敗しながらも一生懸命やる学生達]

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[学生の初々しい芸に母も大喜び]

 

東京からの日帰りで月に2回ほど。私が母と過ごせる時間はごくわずかです。でもこうして一緒に笑ったり、外の景色を眺めたり、それが私にとって貴重な経験だと実感しています。

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[日曜夜の東京駅]

夜、東京駅のホームに新幹線が滑り込むとき、松任谷由実の「シンデレラ・エクスプレス」を思い出しました。涙目になりながら、新幹線を見送っていた遠距離恋愛していた女の子。あれは1987年のJR東海のコマーシャルでした。

力をください
距離に負けぬよう

辛抱強く遠距離恋愛を成就したカップル達も、あれから30年近くを経て、もう子育ても終わり、ひょっとして昔は遠距離恋愛、今は遠距離介護という人がいるかも・・・。

意地悪なこのテストを
私はきっとパスしてみせる

恋愛にいちずだった彼女たちは、妻としても、母としても、ひたむきで、もし遠距離介護ということになっても、きっと誠実に立ち向かっているのだろうな・・・と、日曜夜の東京駅を眺めながら、そんな女性たちの人生を思い浮かべてみました。彼女たちに、そして自分にも、「がんばろうね!」と心の中でエールを送った日曜の夜でした。

2013年10月11日 (金)

女子力回復?

まつこです。

多くの人は明日から連休なのに、私は仕事。先週末も出張だったし・・・。そんな時はついつい逃避行動に走りがちー

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[これで若いの頃の気分にもどって女子力回復といきたいところ]

ちょうど良いタイミングで、以前に注文していたCDと本が届きました。ヘレン・フィールディングの最新作、Bridget Jones: Mad About the Boy と、今井美樹がユーミンの曲をカバーしたアルバム、Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-

今井美樹は80年代から90年代の懐かしい曲を、いつものきれいな声で歌っています。アレンジもおしゃれ。

待望のブリジット・ジョーンズ最新作は発売されたばかり。これが届くのを、私は『ハリー・ポッター』の最新作を待つ子供のように待っていました。51歳になったブリジットはなんと未亡人。子供二人を抱えて、これからまた恋愛ゲームに参戦するようです。

ああ、早く読みたい・・・

でも、仕事があって、こんなの読んでいる場合じゃないんだけど・・・

こうして誘惑にかられて悩むことからして、すでに楽しい。20代、30代だった頃のちょっとセンチメンタルな曲を聞いてノスタルジックな気分にひたり、シングル・マザーになったブリジットの奮戦にわくわくすれば、女子力も回復。連休返上の忙しさもこれで乗り切ります!

2013年10月 7日 (月)

桜島

まつこです。

今回の出張先の鹿児島大学は、キャンパスの中にパームツリーの並木がありました。

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[南国気分!]

昨日の夕刻、仕事を終えたあと、飛行機の出発まで少しだけ時間があったので、タクシーで桜島の見えるところに行ってみました。

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[雄大な姿!]

親切な運転手さんは鹿児島の歴史のことを、あれこれ話してくれました。薩摩藩の財政危機を救った調所広郷は元は茶坊主だったとか、江戸時代に密航してイギリスに留学した17名の若者のこととか、なぜ鹿児島では西郷隆盛に比べて大久保利通は不人気なのかとか。楽しそうにわかりやすく話してくれました。

桜島は天気や時間帯によっていろいろな色に変わって見えるそうです。この運転手さんは夕暮れの薄紫の桜島が一番好きとおっしゃっていました。その口調には郷土への愛着がおのずとにじみ出ています。それを聞きながら、ほのぼのとした気分になった出張最終日でした。

2013年10月 5日 (土)

雨の鹿児島

まつこです。

今日の鹿児島は雨。火山灰と混じった黒い雨が降っていました。

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[白いタクシーも灰でまだら模様に]

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[フロントガラスもあっという間に灰だらけ]

でも地元の方達は恵みの雨とおっしゃっていました。たしかに風で細かい灰が舞い上がるのに比べれば、灰の混じった雨の方が、対処しやすいのかもしれません。

遠方から来た私たちが火山灰をみて、いちいち大騒ぎをするのをみて、鹿児島に住んでいらっしゃる方たちは、これが普通の日常なんですよ、と笑っていらっしゃいます。

それぞれの地の気象条件に合わせて暮らすしかない。自然の一部として暮らすのであって、自然を都合よく制御することはできない。そんな当然のことを改めて確認した鹿児島出張でした。

でも自然の恵みもたっぷり味わいました。

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[アラのお刺身]

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[カラスミ]

たくさんのお刺身や、東京ではめったに食べないカラスミを、存分にいただいて、九州の海の幸の豊かさも実感。たっぷり食べて、たっぷり飲んだ、出張第二日目でした。

2013年10月 4日 (金)

灰まみれ

まつこです。

今日は出張。羽田を出発した飛行機の中で、「最近はどこに出かけてもあまり変わりがなくて、地方出張といっても、若い頃ほどワクワクしなくなっちゃったな」などと思っていたのですが、いやいや、甘かった…。到着したとたん、びっくり仰天!

火山灰で景色がかすんでいます。風が吹くたび目にも口にも灰が入りこみます。あっというまに髪も服もバッグも灰まみれでザラザラ…。

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[名物の黒豚しゃぶしゃぶ]

ここは鹿児島。桜島の火山灰、想像以上です。火山灰が入ってこないように口をギュッとつぐんで、目をしばたかせながらの出張第一日目でした。


2013年10月 1日 (火)

イギリス首相とパナソニック

まつこです。

イギリス首相のデイヴィッド・キャメロンが失言?

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[スーパーの食パンの値段・・・?]

英国王ウィリアム四世の血もひくという出自の首相キャメロン、緊縮財政で国民に我慢を強いながら、「本人は世間知らずの裕福なおぼっちゃまじゃないか!」という批判の声がしばしば聞かれます。

日曜日の朝のラジオのトーク番組に出演したキャメロンは、司会者にスーパーの食パンの値段を問われて立ち往生。答えに窮したキャメロンは、「スーパーのパンは買わないんだ。家にホームベーカリーがあるから」と言ってしまったそうです。

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[以前から家事や育児に協力的なマイホーム・パパぶり強調しているキャメロン]

このホームベーカリーがパナソニック製。「前の晩に材料入れておけば、朝、タイマーでおいしいパンができているよ。パナソニックのは誰でも使えて簡単だよ。子供達もボクの作ったパンが大好きさ。」

「パナソニックの製品は高価だ」、「家にあるブレッドメイカー(ホームベーカリー)ってお抱えのパン焼き職人のことじゃないのか」、「選挙区コッツウォルズの小麦粉の宣伝か」、「胚芽入りの高級小麦粉だってさ」、「パンの焼き方じゃなくて国の治め方を知っている方がいいんじゃないか」とか、このキャメロンの発言は皮肉をこめた反響を呼んでいます。

それにしてもパナソニックにとっては、格好の宣伝になったはず。Daily Mailのオンライン版は世界でもっともアクセス数の多いニューズペーパー・サイトです。しかも読者の過半数が女性。そこにでかでかとパナソニック製品の写真が首相と一緒に掲載されています。キャメロン効果でパナソニック・ホームベーカリーの売れ行き急上昇ということになるかもしれません。

パナソニックのホームベーカリー、ちょっと良さそうだわね・・・とわたしもDaily Mailの記事("How much is a value loaf? I don't know...")を見ながら思ってしまいました。

(写真はすべてMail Onlineより)

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