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2013年8月18日 (日)

ソミュール城

まつこです。

ロワール川流域には無数の古城があります。古城巡りツアーなどもあるのですが、私たちはのんびり過ごしたいし、たくさん見てもどれがどれかわからなくなりそうなので、今回は隣の町のソミュールのお城見学だけしました。

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[小さいけれど形の良いソミュールの城]

もともとはノルマン人の襲撃を警戒して建てられた要塞で、それがやがて11世紀にアンジュ公のものとなり、その後、次第に城としての形を整えていったようです。

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[城の周辺はぶどう畑が広がっています]

見た目は優雅ですが、戦いのための要塞だったり、その後、兵舎や監獄として使用されたり、城というのは残酷な歴史が残した遺産なのだと思いました。

現在は博物館として使われていて、18世紀の陶器のコレクションが展示されていました。はるばる海をわたってきた柿右衛門も飾られていました。ソミュールには国立の馬術学校もあるので、古い立派な馬具のコレクションもありました。

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[高台の城から町とロワール川がよく見えます]

モンソローからソミュールまではバスで20分ほどです。モンソロー村の人口500人に対して、ソミュールは3万人。しゃれたブティックやサロン・ド・テなどもあります。数日間、静かな村で過ごした目には、立派な都会に見えました。

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[おしゃれなサロン・ド・テでひとやすみ。紅茶をたのんだら日本の南部鉄の急須で出てきました]

ソミュールはココ・シャネルの出身地。19世紀末、厳しい貧困の中で少女時代を過ごしたそうです。マロニエの木陰と高台にそびえる美しい城とロワール川の景色の中で、シャネルは貧しさから抜け出す日を夢見ていたのかもしれません。

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