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2013年3月13日 (水)

熱海で誕生日

まつこです。

自然の圧倒的脅威と科学技術信奉の盲点、それが突きつけられた2011年3月11日は文明史に刻まれる日付となるでしょう。

しかし

我が家の場合、「3.11」は・・・

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[このクレーム・ブリュレは黒トリュフ入り。香り高くおいしかったです]

私の誕生日でもあります。

今年は鎮魂の日を避け、1日早く3月10日にお祝いをしました。出かけた先は熟年世代の近距離リゾート、熱海。駅を降りると梅を見に来たおじいさん、おばあさんで混雑していました。ここは巣鴨か・・・?「大人リゾート」の気分を楽しむつもりが、「じじばばシルバー・リゾート」という感じ。

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[高齢者でごった返す熱海駅前。そこに違和感なく溶け込むうめぞう]

宿泊先はこちら。

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[南葵文庫(なんきぶんこ)。徳川慶喜の書だそうです]

南葵文庫は、もともと紀州徳川家の私設図書館でした。それを熱海に移築してオーベルジュのヴィラ・デル・ソルにしたのが旅館の蓬莱です。今は経営が星野リゾートになっています。

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[夜の外観]

海辺に建つのでところどころ錆びが目立ったり、登録文化財の古い建物なので雨漏りがするところもあるそうですが、目の前の海の美しい景色と落ち着いた雰囲気が楽しめます。老舗旅館らしいスマートなサービスも快適です。

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[誕生日と知らせておいたので、シャンパンやバラも用意してくれていました]

昨年のうめぞうの誕生日と今年の私の誕生日は、誕生日を迎える本人が企画するということにしました。自分好みの誕生パーティに相手を招待するという趣向です。シャンパンやバラも自分で手配するので、なんとなくサプライズ感に欠けますが、この歳になると誕生日でいちいち「わあ~、びっくり~、どうもありがとう!」と盛り上がるエネルギーも減りつつあるので、これはこれで良いでしょう。

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[いや~、この1年も元気で良かったね。次の1年も健康でいられるよう祈ってかんぱーい]

熟年世代の誕生日は、二人そろって今年も誕生日を迎えられたことに感謝する日という意味合いが大きくなります。

ヴィラ・デル・ソルのレストランは魚介と野菜中心のメニューです。できるだけ素材の味を引き立てるという意図がはっきりしていて、おいしくいただけました。

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[2皿目のカニのリゾット。1皿目のハタのカルパッチョは写真を撮り忘れましたが、それもおいしかったです]

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[こちらの名物料理の蛤。殻ごと焼いて実が中で蒸し焼きになっています。すごくおいしい!食べる直前に殻を開いてくださいます]

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[魚介のスープ]

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[金目鯛のポワレ]

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[ハーブの風味のシャーベット。このあとデザートとコーヒーと小さなお茶菓子が出ます]

窓の外の波の音を聴きながら、クラシックな内装の宿でいただく、軽やかなお料理。なかなかしみじみとした3月10日でした。自ら企画したものながら、堂々52歳の熟年女性にふさわしい誕生パーティといえましょう。

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