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2012年12月22日 (土)

プレゼント大作戦

まつこです。

クリスマスまであと数日。急いでプレゼントを求めて買い物をしている人も多いのではないかと思います。

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[母と弟と私]

先週末は京都出張のついでに、大阪の母を訪ねました。老人ホームもクリスマスの飾り付けがされていて華やかです。弟夫婦、うめぞうもやってきて、ツリーの前で何枚も写真をとりました。

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[プレゼントの箱が気になる母]

母はクリスマス・ツリーそのものより、ツリーの足下に置かれているプレゼントの箱が気になって仕方がないようです。「あら〜、これ誰にあげるのかしら?」「何が入っているのかしら?」と繰り返し聞いていました。

様々な思い出がどんどんと深い霧の中に消えていくように、母は記憶を失っています。そんな母に、たぶん覚えていないだろうと思いながらも、「プレゼントを隠しておくために、ママはタバコ屋のおばあちゃんに頼んでプレゼントを預かってもらっていたよね?」と聞いてみました。すると、覚えていました!

「そうなのよ、そうしないとあなたたちが、私が仕事でいない昼の間に探しちゃうでしょう。だから頼んで置いといてもらったのよ・・・」と思い出話しをし始めました。

子供にとってはクリスマスは1年で一番楽しみな日です。子供たちの喜び驚く顔を見ることは親にとっても幸せな経験です。そのために母は何か口実を作って有給休暇をとり、プレゼントを買いに出かけ、そのプレゼントをご近所のお宅に預かってもらっていたのです。クリスマス・イブの晩に、私たちが寝付いてから、母はタバコ屋までそれを引き取りにいっていたらしいです。

ちなみに有給休暇をとって(学校さぼって)、プレゼントを買いに行ったことは忘れていました。「そんな・・・子供のためとはいえ、仕事を休んだりはしないわよ」 と言っています。ここまで認知症が進んでも、都合の良い記憶と都合の悪い記憶の振り分けはするのだと、妙に感心しました。

すでにサンタクロースはいないとわかっていた頃です。親はいったいいつプレゼントを買いにいくのだろう、24日になってもプレゼントを買って来た気配がないのはなぜだ・・・と不安なままベッドに入った私たちはなかなか寝付けませんでした。

次の日、目が覚めた時に枕元にプレゼントの箱を見つけた時の驚きは、今でも良い思い出です。

お子さんのいるご家庭では、今週末はこんな「プレゼント大作戦」が繰り広げられていることでしょう。パパとママの秘密の作戦の成功を祈っています。

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コメント

まつこさま

クリスマスって、考えると面白いですよね。クリスチャンでもないのに大騒ぎしてと、眉をひそめる人も多いでしょうけれど、1年の終わりに愛と感謝の気持ちを表す素晴らしいチャンスとしての意味深さはきっと宗教を越えているんですよね。

私は昨日妹夫婦宅で、2歳5ヶ月になる姪っ子と一緒にパーティでした。「おばちゃんと共にプレゼントがやってくる」という刷り込み行動中です。子供って、財布の紐を緩める天才です。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

姪御さんへのプレゼント、何をお選びになったのですか。小さいお子さんへのプレゼント選びって、可愛いものがたくさんあって楽しいですよね。

今年のイブはうめぞうの両親のところでパーティでした。お年寄りへのプレゼント選びはなかなか苦心するところなのですが、家族の写真をフレームに入れてあげたらすごく喜んでもらえました。作戦成功でした。

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