« メタボ警報 | トップページ | あけましておめでとうございます »

2012年12月30日 (日)

タイムカプセル

まつこです。

故郷へと向かう多くの帰省客と逆方向の列車に乗り、東京に戻ってきました。

先日、小学校から高校まで一緒だった同級生数名が集まりました。私以外は(元)男子(今は立派なおじさんたち)で、全員、東京で暮らしています。約20年ぶりの再会だったのですが、銀行員、エンジニア、医師などなど、それぞれに社会人として貫禄が出てきていました。

懐かしい昔話の中で、「あれ、まだ校庭に建っているよ」と話題になったものがあります。「タイムカプセル跡」です。

Dsc01391001_2
[このれんが造りのモニュメントの下にタイムカプセルを埋めました]

大阪万博の記憶がまだ新しい1973年、私たちは小学校を卒業しました。その頃、はやっていたのが、思い出を埋めるタイムカプセルです。

私たちの通っていた小学校では、レンガに一人ずつ自分の顔を彫り込むレリーフを作り、それを集めたモニュメントの土台に、タイムカプセルを埋めることになりました。

タイムカプセルは20歳になった時に掘り起こすことになっていましたが、その計画よりだいぶ遅れて、30歳になった頃、開けたのだったと記憶しています。中身はカビが生えてしまっていて残念だったのですが、レンガのモニュメントはそのまま残すことにしました。それが20年以上前のことです。

校舎も建て替えられ、40年前の卒業生が残したモニュメントなんて、てっきり撤去されたものと思っていました。残っていると聞き、久しぶりに小学校の校庭を訪ねて見てみました。

Dsc01393
[私のレリーフはたぶんこれだったと思うのですが…]

雪の中に古びたレンガ造りのモニュメントが建っていました。おお、懐かしい!身体が細くて力が弱かった私は、クギと金槌で彫り込むことがうまくできず、レリーフ造りに手こずったことまで思い出しました。

「二十歳(はたち)になったら開けようね」と計画した12歳の私たちには、二十歳なんてずっと遠い未来に思えていました。それがあっという間に20歳。みんな小学校に集まるような懐古的な気分ではありませんでした。多くが結婚して落ち着き始めた頃に再会し、なんとなく照れくさい気分のままタイムカプセルを開けたのが30歳・・・。

それからまたすでに20年以上が経過しました。このモニュメントを作ってから気がつけば40年がたとうとしています。作った子供たちはおじさん、おばさんになり、なかには亡くなった人もいるのですが、モニュメントは雪や雨にさらされて少し古びながらもあの頃のまま。校庭の片隅でそれを見つめて、ちょっと胸がキュンとしました。

« メタボ警報 | トップページ | あけましておめでとうございます »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タイムカプセル:

« メタボ警報 | トップページ | あけましておめでとうございます »