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2012年11月10日 (土)

ニコライ堂

まつこです。

書道の稽古を40代になってから始めたのですが、母の遠距離介護のために止めてしまっていました。もう一度、再開しようと思って先生を捜していました。

最近、御茶ノ水に新しく教室ができたとネットで知り、先週、体験稽古に行ってみました。駅のそばの雑居ビルの中です。なんだか狭苦しいビルだな・・・と、やや気分がひけていたのですが、ドアを開けて教室に入ったとたん、「あ、ここに通おう!」と心が決まりました。

それは窓の外に、こんな景色が見えていたからです。

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[ニコライ堂は正式には「東京復活大聖堂」という名前だそうです。日本における正教会(オーソドックス・チャーチ)の本山です]

ニコライ堂を見たとたん、ああ、懐かしい・・・と感じました。私が初めて東京で暮らし始めたのは18歳の時。叔父の家に寄宿させてもらいながら、御茶ノ水の駿台予備校に大学受験のために通っていました。

以来、私の東京生活は御茶ノ水界隈といつも関わっていました。大学院時代のアルバイトも御茶ノ水。就職先の大学も御茶ノ水。今も非常勤の仕事で週に1度は御茶ノ水。

その30余年の間に、御茶ノ水の街の様子もすっかり変わりました。前は駅のところからすぐそばに見えていたニコライ堂は、いつのまにか立ち並ぶ背の高いビルに囲まれて見えなくなっていました。

このニコライ堂のドーム型の屋根を見たとたん、まだ古かった明治大学の校舎や、重々しいYWCAの建物、主婦の友社の本社ビルなど、30年前の御茶ノ水界隈の街の様子が鮮やかに思い出されてきたのです。

書道教室には今週から通い始めました。ただ文字を書くことだけに集中し、くたびれて筆を休めると、しばし窓の外のニコライ堂を眺めます。ふと時が止まったような静かなひとときです。

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コメント

まつこさま お久しぶりです

すっかり秋めいて来た今日この頃、ようやく大好きな季節到来にウキウキです。
書道、素敵ですね〜〜! 「〜道」というものには憧れます。
秋の透明な空の下、ニコライ堂を見ながら遠い時間に思いを馳せつつ筆の動きに神経を集中する、、、映画の一コマのようです。
依然としてマテリアルな生活のショウガネコ、まつこさまを見習って、何か「〜道」を探そうかしら。 

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

ニコライ堂は改修が終わり、一般にも公開されているようです。これを機会に内部もぜひ見てみたいと思っています。

「書道」というよりは、私の場合せいぜい「お習字」という感じなのですが、生徒の立場になるというのは、なかなか良いものです。朝2時間、習字をやったあとは、「よしよし、よくがんばった、ショッピングを許そう」という声が天から聞こえてくる気がして、デパートに直行しました。2週連続で。あくまでマテリアリズムまっしぐらです。

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