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2012年8月 9日 (木)

マントン城

まつこです。

マントン・サン・ベルナールの村のシンボルは丘の上に建つマントン城です。ウォルト・ディズニーはこの城から発想を得て『眠れる森の美女』の映画を作ったそうです。見学に行ってみました。

宿泊している宿の裏山を横切り、牧場を眺めながら徒歩15分・・・と聞いていたのですが、それなりに急な坂道で、息を切らしながら黙々と歩くこと20分以上かかりました。

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[ちょっとしたハイキング気分が味わえます]

異なる時代の様式の違う塔が組み合わせられていて、形の良いお城です。「マントン」というのはもともと「岩の上」という意味だそうです。

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[丘の上にそびえるお城の全景]

12世紀以来、今日に至るまで、この城はマントン家の人たちがずっと居住しているのだそうです。100以上の部屋があるそうですが、そのうちの96部屋は今も、私邸として使われており、残りの部分だけ夏の間のみ一般公開されています。

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[山を登ってくたびれはて、呆然と城をみあげるまつこ]

このマントン家の先祖の一人で、修道僧となってアルプス山脈の峠で旅人のための救援施設(ホスピス)を作ったのがベルナールで、その功績をたたえられて彼は聖人サン・ベルナールとなり、ここにルーツを持つ救助犬がセント・バーナード犬だそうです。

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[外壁の日時計]

・・・というような説明を、フランス語なまりの強い英語のガイドから聞きました。図書館にはディドロの百科全書の第一版やエンゲルベルト・ケンペルの『日本史』のフランス語版(1729年)などもありました。

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[高台から湖を見下ろせば、ちょっとだけ領主気分]

一家の中には第二次世界大戦中レジスタンスに参加し、戦後は法務大臣になったフランソワ・ド・マントンもいるそうです。1000年以上にわたって同じ一家が一つの城に住み続けるというのはヨーロッパでも珍しいようですが、今では城の一部をパーティ会場として貸し出したりもしているそうで、城の維持も大変なのでしょう。いろいろ勉強になったお城見学でした。

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コメント

まつこさま

マントン城、素敵〜〜! やっぱり大陸のお城は英国とはまるで趣が違いますねぇ。12世紀から脈々と同一族が暮らしているというのもすごい。城の成り立ちや歴史に興味をかきたてられます。12世紀って、当地はスイスだったんでしょうか? 私も城めぐりがしたい!!

なでしこジャパン、頑張りましたが結局アメリカに敗戦。残念ムードの東京でした。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

この地域はサヴォア公国の一部だったり、サルディーニャ王国の一部だったり、歴史的にも複雑らしいです。その変遷にも関わらず、同じ一家がずっとこの城と所領を維持し続けたというのがすごいところですね。

なでしこジャパン、フランスでも放送されました。フランス人のアナウンサーはイワブチと言えず、イワブシと繰り返していました。

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