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2012年6月 8日 (金)

日本の初夏

まつこです。

新潟に来ています。梅雨入り前の青空の一日です。初夏のさわやかな景色の中を、今日はたっぷり散歩しました。

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[田園風景の中を散歩するうめぞう]

お隣のお宅からは、家庭菜園で採れたばかりのイチゴをいただきました。みずみずしくて、香りが豊かで、買ったのとはぜんぜん違う味でびっくりしました。

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[お隣からいただいたイチゴ]

稲が規則正しく植えられていて、なみなみと水をたたえた水田の景色は本当にきれいです。畑にはジャガイモの花が咲き、トウモロコシや、絹さやや、トマトの苗が、いきいきとした緑の列を作っていました。日本の初夏の典型的な田園風景です。

福島でも本来ならこういう豊かな田畑が広がっていたはずの土地が、今は荒れ果てているのかと思うと、胸が痛みます。

日本はこれまで田園風景の景観に無頓着でした。どの地方に行っても、水田の中に唐突にパチンコ屋の大きな看板が立ち、殺風景な資材置き場や廃屋になった工場が点在する。そんなあまり魅力のない田園風景のなかでも、自然は力強く四季折々の景色を繰り返してきていました。

福島の原発事故は、それとはスケールが異なり、人工が決定的に自然を傷つけてしまった歴史的な事例です。目に見えない放射性物質が空気や水や土を果てしなく汚し続けてしまっています。

今日、首相が原子力発電所の再稼働の必要性を表明しましたが、自然と人間の関係について、政治、経済、宗教、哲学、あらゆる分野の人がそれぞれもう少しじっくりと考えてみるべき時ではないでしょうか。

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