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2012年5月27日 (日)

青春の忘れ物

まつこです。

若い頃、恥ずかしくてできなかったことはたくさんあります。学生紛争のさなか、地味な理科系学生として鬱屈した青春を送ったうめぞうも、やり残したことがいろいろあるようです。人生の後半を迎えた今、その青春の忘れ物を取り戻すべく、出かけた先は・・・

Photo
[うめぞう、初めての岩崎宏美コンサート]

某日、都内のとあるホール。背後のポスターでお分かりでしょうか。岩崎宏美のコンサートです。私も好奇心半分で付き添いとして同行しました。

いや〜、驚きました。70年代のアイドルのファンは、当然ながら多くが熟年、いや初老を迎えています。そのおじさんたちが、昔なつかしヒット曲メドレーが流れると、ペンライト振りながら、やや枯れた声をあわせて「ヒ・ロ・リ・ン!」と絶叫しているのです。

「あなたおねがいよ〜、席を立たないで〜」(『ロマンス』)・・・聞覚えのある曲の数々を聞きながら、私は胸が熱くなりました。企業戦士として日本経済の成長を支え、住宅ローンを払い、子供の学費を払い、気がつくと髪は白く(あるいは薄く)なっている。そんな人生を歩んだ人たちが、しばし世の憂いも忘れて、ちょっと照れながらペンライトを振る。その様子を眺めながら、私は「おじさんたち、よくがんばって生きてきたんだから、もっと堂々とペンライトを振って楽しんでください!」と励ましたい気持ちになりました。

うめぞうはペンライトを用意するほどコアなファンではなかったようですが、それでも十分楽しんだようです。休憩時間にロビーで、職場の同僚の方とばったり出くわし、二人ともちょっと照れくさそうにしていましたが、コンサート終了後は勇気を持って「握手会」にも参加していました。

Photo_2
[元アイドルと握手するために並ぶおじさんたち]

「岩崎宏美の手握っちゃった〜。思っていたよりずっときれいだった!心配していたほど太ってなくて安心した〜」と、ちょっとはにかみながらも、うめぞうはうれしそうでした。

「青春は忘れもの〜、過ぎてから気がつく〜」(『思秋期』)・・・おじさんたちが青春の忘れ物を取り戻した一夜でした。

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コメント

まつこさん、こんにちは

おじさんとペンライト・・・微笑ましいですね。
握手して嬉しそうなうめぞうさんも可愛い♪

そう言えば、夫は岩崎宏美のLP(今や死語ですね)を持っていましたっけ。
アイドルのファンというよりは、歌が上手いから好きって言っていましたが、伸びやかで少しハスキーな素敵な歌声は変わっていなかったでしょうか?

私の青春の忘れものって何かなぁ~と、ふと考えちゃいました(笑)

翡翠さん、コメントありがとうございます。

うめぞうも「歌が上手いから好き」と言っていましたが、「右のほほにあるホクロがチャームポイント」とという発言で実はファンだったということがバレました。今年、54歳の岩崎宏美は声量たっぷり、堂々たる歌いっぷりで、「昭和歌謡のプリマドンナ」って感じでした。7センチヒールで軽々と踊っていました。踊るおばさんアイドル、かけ声かけるおじさんファン、いずれもあっぱれです。

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