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2012年1月 8日 (日)

ベルリンで食べたもの

まつこです。

昨日1月6日のエピファニー(顕現日)でホリデー・シーズンも終わり。我が家もクリスマス・ツリーを片付けました。今日、1月7日は七草粥で胃腸の調子整えるべきだったのですが、いつも通りの食事。ベルリンから帰国してすぐにおせち料理だったため、年末年始にすっかり体重が増えてしまいました。

ベルリンで食べたものの一端を記録しておきます。

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[1989年までは空き地にポツンと残されていたHuth Haus]

大戦で徹底的に破壊されたあと西ベルリンの街はずれになってしまったため、ポツダム広場周辺には古い建物はほとんど残っていませんでした。わずかに残っていたHuth Hausという19世紀のワイン業者の建物をダイムラー・ベンツが買い取って「ダイムラー・クライスラー・シティ」と呼ばれる高層ビル群の一部として、この古い建築物を温存しました。

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[再びワインハウスとして使われている古い建物]

その古い建物の1階は、今日再びLutter und Wegner(ルッター・ウント・ヴェグナー)というワインハウスとして使われています。クリスマス・イヴにはこちらでディナーをいただきました。

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[ウィーン風の仔牛のカツレツとランプ・ステーキ]

私はドイツに行ったらWiener Schnitzel(ウィーン風仔牛のカツレツ)を食べると決めています。カロリーが超高いことは承知の上で好物です。日本のトンカツより衣のパン粉が細かくて好きなのです。このLutter und Wegnerのカツレツもパリッとしていてとてもおいしかったです。

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[ワイン業者らしい内装]

Lutter und Wegnerも古い歴史を持つワイン業者です。ドイツではスパークリング・ワインのことをSektと言いますが、このLutter und Wegnerがこの名称を使い始めたそうです。

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[伝統的なドイツ風デザート]

食後にアップフェル・シュトゥルーデルをいただきました。温かいデザートです。これもパリッとしていて、甘みがさっぱりしていてとてもおいしかったです。

旧東ベルリン市内だったGendarmenmarkt(ジャンダルメン広場)は、17世紀にフランスから宗教迫害を受けた新教徒ユグノーが亡命して住み着いたエリアです。そのユグノーのための教会(フランスドーム)やリセも作られました。東京の神楽坂やロンドンのサウス・ケンジントンにも似たフランス租界ふうのおしゃれな地域です。

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[教会の外側から半地下に入った居心地の良いレストラン]

このジャンダルメン広場のコンツェルト・ハウスで『第九』を聴く前に、Refugium(避難所)という名前のレストランで食事をしました。フランス・ドームの一部を利用した雰囲気の良いレストランです。

こちらはおそらくもともとはフランス料理屋さんだったのでしょうが、HPを見ると「地域の新鮮な材料を使い、中東やアジアの味をとりいれたインターナショナルな料理」を提供するとのことです。いわゆる「モダン・ジャーマン」と呼ぶ人もいるようです。

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[上が私の食べたチキン。下のうめぞうが食べた魚料理はそれほどの新奇性はありません]

私は鶏胸肉の料理を選びました。付け合わせがアジアふうでした。日本そばを柔らかくゆでてバターでソテーしたものと、中華風野菜炒めです。小さな器に入っていたソースはテンメンジャン風味のような照り焼きソースのような甘さです。遠くアジアの祖国を思い出させる味です。「避難所料理」と名づけましょう。

おいしいウィーン風カツレツがあると聞けば、たとえ寒い湖畔でもぜひ行きたい!ベルリン在住の方がブログで推薦していたEngelbeckenというお店に行ってみました。ベルリン市内やや西部の住宅街のリーツェン湖のほとりです。

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[住宅街なので家族連れも多いフレンドリーな雰囲気の店内]

ナチュラル・モダンのインテリア。長い白木のテーブルで、別のお客さんと相席します。私たちと一緒のテーブルに着いたのは、フランス人男性とドイツ人女性の二人連れ。フランス人男、フランス語なまりの強いドイツ語で、終始、口説きっぱなし。最初は女性の方はその気なし。けれど食事が進むにつれ、ややいい雰囲気に・・・。

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[さあ、食べるぞ!]

隣の会話が気になりつつも、カツレツが運ばれてきたら食事に集中。熱々をパクパク食べてこそおいしいカツレツ。かなりな大きさですが、残さずおいしくいただきました。うめぞうが食べたビオの子羊の肉団子の焼いたのもおいしかったです。

ベルリン滞在、最後の夜は、ベルリン・フィルを聴いた後、軽くワインをいただきました。ポツダム広場にはもう一つ、戦災で焼け残ったカイザーザールという古い建物があります。こちらはガラスで覆ってソニー・センターの一部になっています。そこにもLutter und Wegnerのワインハウスが入っています。

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[音楽に酔った後、ワインでもう一度ほろ酔いに。ワインがすすむおつまみセット]

夜1時までやっています。宿泊していたホテルの目の前なので、ハム類やチーズのプレートをおつまみにしながら、夜更けまでいろんなワインを飲み比べました。ちょっとくすみのある味のリースリンクがとてもおいしかったです。

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[深夜に禁断のデザート]

こんな深夜に甘いものは美容にも健康にも良くないと、若干、気がとがめながらも、デザートにケシの実のシュトゥルーデルをいただいてしまいました。こちらも温かくて、風味があって、外側がパリッとしていておいしかったです。

心もお腹も満ち足りたベルリン滞在でした。

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コメント

まつこさま こんにちは

ベルリンの食日記。こちらまでお腹がグーと鳴りますね。がっつり系のお食事。

ランプステーキのお皿に載っている、アルミでくるまれたものはなんでしょう? マッシュに見えるんですが。。。

職場のドイツ語の先生は、ドイツの食事のことを尋ねると「う〜ん」と唸って終わりになってしまうのですが、さすがウメマツご夫妻、おいしいお店を探し出す達人ですね。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

正解です!アルミ箔でできた鳥の中身はマッシュポテトでした。食べても食べてもまだまだ出てくるマッシュ。私のヴィナー・シュニッツェルにも別皿で温かいポテトのサラダがついてきました。

今回の旅で気がついたこと:ベルリンのレストランは値段と量が反比例している。

ルッター・ウント・ヴェグナーはちょっぴりお高めですが、食欲旺盛な日本人には適切な量。別の日に入ったダイナーみたいなお店では、半額以下の値段で1皿3~4倍くらいありました

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