« ヴァイナハト・マルクト | トップページ | 神様の音楽 »

2011年12月25日 (日)

ポツダム広場

まつこです。

ベルリン訪問は私は今回が2回目です。前回は1986年。もう25年も前のことです。ベルリンは壁で東西に分断されていました。そのとき観光客として壁を「見学」し、壁は1枚ではなく2枚あることを初めて知りました。2枚の壁の間に警備兵が監視するかなり広い無人地帯があって、その向こうに灰色の東ベルリンの街が見えました。東ベルリンはずいぶん遠くに見えたものです。

Photo

[観光客の記念撮影場所になっているベルリンの壁の跡。背後にはアウディの巨大看板が見えます]

その壁の一部が残されていて、観光客の記念撮影スポットになっています。

今回、私たちが宿泊しているのは、かつて壁のあったところ、ポツダム広場に立つホテルです。

Photo_2

[ホテルの前のポツダマー・プラッツ駅]

壁で分断されていた時代には西ベルリンの街外れで何もなかったところですが、今は東西統一したベルリンの中心地です。六本木ヒルズやミッドタウンと似たようなオフィスにショッピングセンターやホテルが併設された高層ビルが林立するエリアです。

その高層ビルの間の広場や細い遊歩道にもヴァイナハツ・マルクト(クリスマス・マーケット)の屋台が並んでいます。

Photo_3

[アルテ・ポツダマー・シュトラーセのヴァイナハツ・マルクト]

20世紀の初頭には栄華を極め、第二次世界大戦では壊滅的な被害を受け、戦後、壁のあった地。歴史の荒波にもまれたポツダム広場の栄枯盛衰にしばし思いをはせたあとは・・・

21世紀のポツダム広場はEU経済の牽引力ドイツの繁栄の象徴です。ユーロ危機もなんのその。ショッピング・モールのアルカーデンはクリスマスの豪華なイルミネーションが輝いています。ここで私の消費意欲のスイッチがオン。

Photo_5

[脱原発を決めたドイツですが、節電とは無縁の豪勢なイルミネーション]

お気に入りのキッチン用品メーカーWMFのお店で、あっというまに小一時間。ペッパー・ミル、チーズおろし、ガーリックつぶし機などなどを購入。

Photo_6

[買い物して寒さも忘れ、気がつけばコートの前を開けて歩いてました]

心地よい興奮に身を任せれば、ポツダム広場に降る雨ももはや気にならなくなっていたのでした。

うめぞうからの注釈―ベルリンを分断していた2枚の壁の間には、地雷がうめられ、自動射撃装置が設置されいた。さらに高圧電流の流れる鉄条網がひかれ、ドーベルマンまでいたとか。「国境」を越えようとする者は容赦なく射殺されたそうです。

« ヴァイナハト・マルクト | トップページ | 神様の音楽 »

コメント

まつこさま 

ドイツって、歴史の様々な証拠をしっかり保存していると聞きます。WW2の負の遺産も、ベルリンの壁も。目に見える形を残すことは、記憶をつないでゆくことの重要さをしっかり認識するという覚悟の現れなんでしょうね。ベルリンの壁と聞いて冷戦中のスパイ・フィクションしか思い出さない自分が情けない。。。

ドイツ製キッチン用品買いだめですかっ! いいですねぇ。帰国後の大活躍が楽しみですね。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

「東西冷戦=スパイ・フィクション」という図式なのは私も同様です。今回、BAでヒースローで乗り継いできたのですが、Tinker, Tailor, Soldier, Spy見ることできました。「いいね~、70年代、かっこいい~」とか思いながら見ていましたが、ベルリンに来てみると、70年代はやはり暗い歴史の中にありました。

ベルリン、買い物はあまり期待していなかったのですが、ぽちぽちあれこれ買ってしまっています。後日、披露します!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ポツダム広場:

« ヴァイナハト・マルクト | トップページ | 神様の音楽 »