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2011年9月12日 (月)

イギリス料理の第三法則

まつこです。

世界広しといえ、日本女性ほど多彩な料理を意欲的に味わっている人々はいないでしょう。ミシュラン星つきフランス料理、懐石料理から、イタリアンだ、中華だ、蕎麦だ、寿司だ、各種エスニック料理だ、さらにはB級グルメだ、スイーツだ・・・。美味なるものがあればそこに必ず日本人女性の姿あり。

さらにコスト・パフォーマンスについて厳しい目を持っているのも日本人女性です。接待で高級和食を味わう機会のある中年男性などに比べて、優雅なランチを楽しむマダムから、都会の夜に気炎をあげる女子会まで、女性は自腹で外食をする機会がより多いからではないかと思います。そこで・・・

法則3:日本人女性の口コミを頼れ

舌が肥えていて、コスト・パフォーマンスに厳しい。この日本人女性の特徴は、関西出身の場合、さらに強化されている印象を私は受けています。

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[ショウガネコさんと一緒に昼の芝居を見た後、ゆっくり夕食をとりました。ロンドンで一番古いフランス料理屋だそうです。味だけでなくフレンドリーな、雰囲気も良いお店です]

というわけで、今回はロンドンに詳しい日本人女性(関西出身)の友人が、「なかなかいいわよ~」と紹介してくれたフレンチ・レストラン、モン・プレジール(Mon Plaisir)に行ってみました。やはりおいしかったです。

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[私が選んだ前菜は「貝のタルタル、ガスパチョのシャーベットつき」。さっぱり、ヒンヤリ。白のソービニヨン・ブランと合わせました]

London EatingとかTime Outなど、ロンドンの外食情報サイトもいろいろありますが、イギリス人の舌によるランク付がどの程度あてになるのか・・・。私はやや懐疑的です。これを見て大ハズレだった苦い経験もあります。

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[メインはラム。これ、すごくおいしかったです。メルロー、さらにカベルネ・ソービニヨン。あー、ワインが進む]

ザガット・サーベイやミシュランも頼りになるかもしれませんが、味覚と金銭感覚を共有している日本女性の口コミ情報は、他では得られない信頼感があるのです。

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[デザートはグースベリーのタルト。さっぱりした甘みでおいしかったです]

フィレンツェでもおいしかったと思うお店の情報をネットで探してみると、現地在住の日本人女性がブログでおいしい店として推薦しているということが、ままありました。あれも食べたい、これも食べたい、日本人女性はあくなき欲望を抱いて世界各地でおいしいものを探求しています。

おいしいものが(あまり)ないとされるイングランドであろうと、スコットランドであろうと、フィンランドであろうと、ドイツであろうと、日本人女性はなんとかおいしいものを食べようと模索します。

おのれの欲望に正直な日本人女性の口コミ情報を信じよというのが、イギリス料理の第三法則です。

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コメント

まつこさま

第二弾にコメントしようと思っていたら、すでに第三弾が。チェーン店の確保、女性の口コミ、全くその通りです~

カフェ・ルージュがロケに使われていたとは。さすがまつこさまならではのウンチクですね!

M&Sで我慢していた私、今、逆襲のような食べまくり展開中です。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

私も食べまくっています。お蕎麦、焼き鳥、中華、冷ややっこに塩サバ(?)などなど。やっぱり日本はおいしい!

ところで、マイケル・ビリントンのThe Tempest評、お読みになられましたか? あのArielを褒めているってどうなんでしょう?

まつこさま ふたたび

The Tempest 評。演出を褒めてるのはビリントンと、インデペンデントのCoveneyだけだそうですね。レイフ様がおしなべて絶賛の的なのは当然。しかし。よりによってArielを褒めるとは、、、私もまつこさまにならって、「もうマイケルと同じ道は歩めないわ」、ということになりそうです。。。頼りにしてたのに。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

私も今日はあれこれ劇評を読み比べて見ました。Trevor Nunnでも結構しっかり叩かれるものですね。Time Outに「『キャッツ』みたい」という言及があって、あれを見れば誰でもそう思うよね・・・とひとりごちました。

まつこさま

おお、ご帰国遊ばされましたか!(笑)
ロンドンの劇評、とても楽しませてもらいました。
イギリス料理の法則もしかと肝に銘じます。
旅行中の食事って、悩むのですよね・・・
でもその割には、失敗が多い。
そのせいか、食をめぐっての夫婦喧嘩も多いような(汗)。

pukiさま、コメントありがとうございます。

とうとう帰ってきてしまいました。時差、気温差よりも、ヴァカンスと労働の境遇差がいちばん骨身にこたえています。

宿や食事は一定の限度を超えてひどいと、むしろ夫婦結束のきっかけになりますよ。「あそこはひどかったね~」というのが、我が家では結構もりあがる旅の思い出話です。

まつこさま、
神戸の福 すし子です。いつも楽しみに読ませてもらってます。

関西女子はCPにうるさいですか~。そうですね。

ところで、雑誌で読んだのですが、パリでは最近もっさりとしたイギリス風の料理がはやりつつあるそうです(ほんまかな?)。で、東京の〇の内にパリから初進出してオープンしたRベーカリーではイギリス風のトーストパンなんかを出しているそうですよ。今度いってみてくださいまし。

福すし子さま、コメントありがとうございます。

いえいえ、私が言いたかったのは、関西女子はさすが舌が肥えていらっしゃるということで、さらに付け加えればCPに(すこぶる)厳正な視点を持っておられる。

でもご紹介いただいたモン・プレジールでの食事、たっぷり楽しませていただきました。さすが関西女子!今回、ご紹介いただいた丸の内のR*** Bakeryも近々試してみます。今後ともご教示のほどよろしくっ!

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