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2011年8月 9日 (火)

トスカーナで再会

まつこです。

今回の私たちのトスカーナ滞在に合わせて、パリ在住の若い友人S君、Nさん夫妻がイタリアまで旅行に来てくれました。1年ぶりの再会です。

一晩目はフィレンツェ在住の方のブログで読んだHosteria del Briccoという地元イタリア人に人気のお店へ。とてもおいしかったのに、おしゃべりに夢中で写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。残念!すべての種類のアンティパストを大きな木のプレートに載せたものを注文したら、「量が多いから、二皿目以降は食べてから決めたほうがいいよ」とお店の人が助言してくれました。気取らないお店で親切です。

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[宿の庭から向かいの山に修道院が見えます]

二日目。私たちの滞在している宿の庭から眺められる修道院を4人で見学に行きました。チェルトーザと呼ばれるカルトジオ会の修道院です。

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[この鐘の音が毎日、近所の山々に響き渡っています]

1時間ほどかけて修道士さんが中を案内してくれるのですが、全部イタリア語なので、全然、わかりません。ですが、一緒に回った見学者の中にフランス人がたくさんいたので、途中からフランス語と併用で案内してくれました。(それでも、私にはもちろんチンプンカンプン。)

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[現在は7,8名の修道士がここで生活しているそうです]

話好きな修道士の説明をじっと1時間我慢して聞いたら(バチあたりな発言すみません)、そのあとは楽しい食事の時間です。宿で紹介された山間のトラットリア、Trattoria da Bibeに出かけました。

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[タクシーで山間の道をビュンビュン飛ばして、川沿いの店に辿り着きました]

緑に囲まれた庭での食事は雰囲気抜群。雰囲気だけではなく、お料理もとてもおいしかったです。

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[奥に小さく見えるのはズッキーニの花にチーズの入ったフライ。手前はナスとチーズとドライトマトの前菜]

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[パスタ]

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[トスカーナ名物のステーキ、ビステッカ]

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[一人分、たぶん300グラムくらいありそう。全員お肉大好き。ぺろりと食べちゃいました]

途中で給仕係りがワインのグラスをひっくりかえしてしまいNさんの白いブラウスが台無しになってしまいました。給仕係りはちょっとは謝っていましたが、それほど悪びれた感じはありません。お化粧室で水洗いして濡れたブラウス手に戻ってきたNさんにその給仕係りが聞きました。「オーブンで乾かしてこようか? 燃えない程度の熱さにするから。

こういうおおざっぱで適当な感覚もトスカーナの魅力の一部かもしれません。ダイナミックで、でも滋味豊かなトスカーナ料理の味とともに、この給仕係りのケロリとした笑顔も思い出に残る一夜でした。

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コメント

 ご無沙汰しております。ご旅行中とのこと、私の方はまだ子供も小さく、このようなことから離れてしまって久しいのでうらやましい限りです。
 私はイタリアには一度しか行ったことがないのですが、おおざっぱなようでいて、実は後から考えてみると不思議と不愉快な思い出の少ない土地柄であったと思います。どういうわけか、よく分からないでいたのですが、まつこさんのお書きになる「ケロッとした」という感覚がその理由だったのかもしれません。
 私の方は先週まで試験期間でした。今はようやく一息ついています。週末は子供たちを連れて伊豆に海水浴に行ってきました。その様子など、また私のページに載せたいと思っています。
 ご旅行を楽しんで、またご無事に帰国を願っております。

あははははははは
「オーブンで乾かしてこようか」はいいですねぇ。
冗談ですよね??

お肉すごいですね!!
300gでも、ぺろりですか。
お肉好きですが、300gは食べられるかどうか・・・

くまおとーさん、コメントありがとうござます。

トスカーナで再開したS君, Nさんのご夫妻はくまおとーさんと同窓で、卒業後、研修をいったん中断してパリで哲学の勉強をしています。くまおとーさんもそうですが、こういうふうに視野の広さと知識の厚みのある、若手の方に接すると、大きな知的刺激になります。腰痛と膝痛の熟年夫婦にはたいへんありがたいことです。

くまおとーさんのブログも楽しみにしています。仙台のお父様、お元気でいらっしゃいますか。

絵莉さん、コメントありがとうございます。

いや、マジでしたよ、ブラウスをオーブンで乾かすと申し出たあの給仕係。こういうのを見て、「やっぱりイタリアね~」と笑って許してしまうのがまずいのかもしれません。

200グラムまではラクラク、250グラムくらいできつくなり、最後の50グラムはがんばって食べる!

まつこさま

いかにもイタリアな修道院ですね。建築様式にはとんと不案内ですが、フィレンツェのサンタ・クローチェ隣の修道院を思い出しました。陽光をたっぷり取り入れ、スッキリと軽快な直線と曲線が魅力的ですよね。

まつこさまのトスカーナシリーズを拝読していたら、もう一度イタリアに行ってみたくなりました! (フィレンツェまでしか行ったことないですし) ビステッカ食べたい~

 Sさんは私の同窓ですか。 うめぞうさんのコラムにも書いてあったような気がします。 それにしても哲学とは、思い切って高飛び(決して悪い意味でなく)をなさったものだと思い、尊敬します。 キャリアを考えるとリスクもあるでしょうに、決断力のある方はやはり違うなー と思いました。特に私は哲学はまったく適性がない(興味はあったので手に取った本はたくさんあるが、とにかくその思考方法がまったく理解できず、あるいはついて行けず、最近は完全にあきらめている)ので、余計に尊敬してしまいます。
 一度お会いする機会があったらと願っています。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

ほんとうに明るい修道院で驚きました。日差しがふりそそぐ回廊にさわやかな風が通り抜けていきます。個室もかなり大きくて、「3年間限定だったら入ってもいいかも」とうめぞうも言っていました。

やっぱりアルプスの南側の魅力は抗いがたいものがあります。毎回、イギリスに来るついでに来たい・・・いや、ここに来るついでにイギリスにも寄ろうかな、という気分になります。

くまおとーさん、コメントありがとうございます。

S君も奥さんのNさんも同窓で(同級生カップル)、二人とも哲学の勉強をしています。この秋からはいったん臨床の現場に戻るそうです。ぜひご紹介する機会を設けたいと思いますので、その際にはよろしくお願いします。

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