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2010年11月 1日 (月)

2年を経て

まつこです。

うーむ、かなりきびしい状態になってきました。母との意味のある会話が成立しません。

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[今週はバラの花です]

今日は母の誕生日です。このブログを始めてちょうど2年経ちました。うめぞうと二人、気の向くままに、それぞれに好きなことを書いていますが、ブログ開設にあたっての基本テーマは「親が認知症になっても夫婦力を合わせて、幸せな気持ちで日々を送ること」でした。うめぞうはその間、ほんとうによく支えになってきてくれました。改めて感謝です!

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[庭の木も色づき始めました。毎年、母の誕生日の頃は、秋景色がきれいです]

当初の診断から3年を経て、母の症状はここにきて急に進み始めました。大阪の弟にも連絡をとり、今後の対応について、相談をしています。

納豆を見つめながら「なんでこんなに小さいものができるのかしら?」とか、紅葉を眺めて「こんな色になったのを見たのは初めてだわ」と、母はかなりナンセンスなことを話すようになりました。いちいち動揺したり、嘆いたりしている私に、うめぞうは「ここでジタバタしてもしかたないよ」と言ってくれます。

親の老いは人生で通過しなければならない急所の一つです。ここから先は、家族や親せきのネットワーク、福祉行政、民間の介護施設などの支援も得ながらの、総力戦になると思います。笑いと冷静さは、これからますます必要なります。

辛いことも多くなるでしょうけれど、楽しいことやうれしいことが生活から消えてなくなるわけではありません。泣いたり、笑ったり、辛いことも楽しいこともとりまぜて、これからまた1年ブログを書き続けていきたいと思っています。

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[先週、玄関に飾ってあった花は椿ではなく山茶花だそうです。今、庭にたくさん咲いています]

このブログをこれまで読んでくださったみなさん、どうもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。

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コメント

まつこさま

もう2年になるのですね。
まつこ様ご夫妻の献身的な日々を追体験させていただき、私の方こそ感謝しています。年上の友人たちにもまつこさまと同じ様な境遇の方々が増え、「先に経験しておいてあげるからね、あなたも覚悟しときなさい」と言ってくれています。初孫誕生に狂喜乱舞している両親は今のところ心配はなさそうですが、高齢であることは確かですから、先輩方の体験談を伺うのは本当にためになります。

生活をエンジョイしながらの介護生活、大変だと思いますが、応援しております。

ショウガネコさま、コメントありがとうございます。

ブログは2年、遠距離介護は3年を超えました。介護は強烈な負の磁場の世界です。努力が吸い込まれて消えていくような気分になることもあります。だからこそ「なんとかなるだろう」という楽観が絶対に必要です。そういう楽観的な態度を維持するには、まずは健康。おいしいものを食べたい、面白いもの見たい、あれやりたい、これ欲しい・・・こういう欲望が心身の健康のもとだと、私は信じています。

「欲望を我慢しない介護」の先行モデルとしてがんばります!

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