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2010年8月23日 (月)

モン・サン・ミッシェル

まつこです。

晴天にめぐまれたジャージー島滞在。最終日の朝も快晴でした。うめぞうはこの島がたいへん気に入って、また来たいといっています。でも今回は4泊5日で滞在終了。巨大なフェリーに乗って島を離れました。Photo

[私たちが滞在したのはセント・オーバンという村です]

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[ジャージー島が朝の光の中で遠ざかっていきます]

1時間ほどの航海でフランス、ブルターニュの港町サン・マロに着きます。そこからタクシーに乗って30分ほど、到着したのは・・・

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[サン・マロからタクシー。運転手さんは英語ができませんでしたが、とても親切でした]

世界遺産モン・サン・ミッシェルです。昔、TBSの『世界遺産』でこの修道院を見てから、いつか一度来たいと思っていました。

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[とうとうモン・サン・ミッシェルまでやってきました]

予想以上のすごい人ごみです。小さな岩山に世界中から観光客が結集しているようです。狭い参道の両側にはお土産屋さんがびっしりと並んでいます。ブルターニュのバター・クッキーやクレープなどに混じって、キティちゃんのお人形やプラスチック日本刀まで売っています。この参道だけ見ているときわめて俗っぽい観光地です。

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[人、人、人・・・]

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[なかなか前に進めません]

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[ようやく修道院の入り口。しかしここでまた長蛇の列]

しかし修道院の中に入ると、やはり荘厳です。岩の上に何層にも建築を積み重ね、修復を繰り返し、天高く伸びた尖塔。その頂きには天使ミカエルが輝かしく降り立っています。

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[修道院付属教会の内部]

日本語の音声ガイドを借りて、細かい説明を聞きながら見学しました。イギリスとの百年戦争やフランス革命で破壊され、過酷な牢獄として使われた後、再び修道院として使われるようになったそうです。増築や修復された時代によって建築様式が異なるため、複雑な迷路のような内部に、力強いアーチや軽やかな装飾が混在しています。

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[たいへん美しい回廊。空中庭園を取り囲んでいます]

観光客でごったがえしていて騒々しい印象ですが、岩壁の向こうには修道士や修道女がひっそりと祈りの日々を送っているようです。目の前の小さな木のドアが開いたと思ったら、若い修道女が姿を現しました。

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[夕暮れ時、刻々と表情を変える景色が魅力です]

夕暮れ時になると、観光客の波も引いていき、島全体がだんだん静かになります。刻々と変わる空の色、それを映す海の水の潮位も変化します。

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[ライトアップされたモン・サン・ミッシェル]

とっぷりと闇が降りてくるころには、修道院がライトアップされ、重々しいシルエット夜の空に浮かび上がります。昼の喧騒を忘れるような厳かな空気が石造りの町に流れます。

厳粛な空気の中でもお腹はすきます。ホテルのレセプションで勧められたレストランに行ってみました。しかし・・・

「名物にうまいものなし!」

この格言をこれほど強く確信したことはありませんでした。モン・サン・ミッシェルの名物は巨大オムレツと羊です。観光地のレストランだからあまり期待はできないと覚悟はし、あまりおいしくないという口コミ情報にも接していました。それでも「名物」は一度は経験しておきたかったのです。

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[これが名物の巨大オムレツ]

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[うめぞうが選んだ羊もいまいち・・・]

モン・サン・ミッシェルの教え―その1
見学は観光客の少なくなる夕暮れ時をねらうべし

モン・サン・ミッシェルの教え―その2
非常に高くておいしくないことを覚悟の上でオムレツは食べるべし

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コメント

まつこさま

モン・サン・ミッシェル。一度は行ってみたいところですよね!
数年前に行って来た学生の報告でも、やはり人が多くて名物がまずい、ということでした。お土産にもらった塩は大事に使ってますが。
でも、景観はすばらしいんでしょうね。
島に渡る道は、もう橋になってしまっていましたか?

こんばんは
ジャージー島からサンマロとは想像出来ず、びっくりしました。当然でしょうが近いのですね。
モンサンミッシェルといえばオムレツですが、そうですか、……
残念でしたww

混雑には驚きますが、お写真を見せていただく限りでは 素晴らしい風景ですね。随分前からイギリスにもフランスにも縁がなくなり、美しい画像を見せていただくとわくわくします。有難うございました。

ショウガネコさん、コメントありがとうございます。

あのオムレツは"officially"にマズイです。ベーコン・ジャガイモつきのをメインの一品として食べた後に、デザート用のオムレツ(お砂糖ふりかけて、火をつけたリキュールをかけていました)をさらに食べている人を見かけました。見ているだけで言葉をなくしました。

まだ橋ではなく道でした。私たちが行った時は、1年間でも最も干満の差が小さい時でしたが、満ち潮の時でもだいぶ陸が見えていました。

白玉さん、コメントありがとうございます。

ジャージー島は「イギリスに奪われたフランスの真珠」と、ヴィクトル・ユーゴーが表現したほど、地理的にはフランス圏です。年配の人はノルマンディー・フレンチというフランス語と英語の中間みたいな言葉を使うようです。フェリーに乗ったらサンマロはすぐでした。

モン・サン・ミッシェルはフランスでも最も観光客の多いところなのだそうです。でもその人混みを圧する存在感のある建物でした。

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